8月の後半。あの騒がしかった空が、うそのように静かです。7/29の満月で殻が割れ、8/8に門が開き、8/13の未明には、日本からは見えない皆既日食が、獅子座の空を渡っていきました。——そして、いま。祝祭の看板が下ろされた朝の広場のような、この静けさの中で、どこか気が抜けたようになっているとしたら。それは、あなたが怠けているからではありません。むしろ、この夏のあいだに受け取ったものが、それだけ大きかった証しなのだと、わたしは観ています。
この記事は、その「祝祭のあと」を歩くためのガイドです。開門から日食までの歩き方をお伝えした前の記事は、「9月からの物語は、また稿を改めて」という約束で結ばれていました。この記事が、その稿です。範囲は、7/29の水瓶座満月から、9/11の乙女座新月まで。夏の祝祭がくれたものを、秋の入口で自分のものにしていく44日間——その後半を、日単位で歩いていきます。




















