チャクラとは、背骨に沿って縦に並ぶ7つのエネルギーセンターのことです。サンスクリット語で「車輪」を意味し、それぞれが生命力・感情・意志・愛・表現・直感・霊性という、人生のテーマに対応しています。
ただ、7つの名前と色を覚えても、たいていは何も変わりません。順序が逆だからです。先に体の感覚があって、地図はあとから、それがどこで起きているかを教えてくれる。このページは、眉間・喉・胸・みぞおち・下腹部といった体の部位から、対応するチャクラを逆引きするための地図として書いています。
ディバインアルケミストとして12年以上、のべ5万人以上(当社調べ)のエネルギーをみてきました。その現場で起きている順序は、いつも同じです。知識が先ではなく、体感が先。地図は、暗記するものではありません。体から引くものです。
チャクラとは——体の感覚から引く、体の地図
チャクラとは、体を巡るエネルギーの流れを調整している場所のことです。目には見えません。インドのヨーガやアーユルヴェーダの伝統のなかで数千年にわたって語られてきた概念で、近年は瞑想やエネルギーワークの文脈でも広く知られるようになりました。
わたしの言い方をすると、チャクラは体に付いている状態ランプです。OSの動いている機械に、電源・通信・充電のランプが並んでいるのと同じで、どこのランプが点いているかが分かれば、どこを整えればいいかが分かる。ランプの名前を暗記することが目的ではありません。
覚えても変わらないのは、順序が逆だから
チャクラを調べると、たいていは同じものに行き当たります。7つの丸が縦に並んだ図と、赤・オレンジ・黄・緑・青・藍・紫の対応表。どのサイトにも、ほぼ同じ表が載っています。覚えること自体は、30分もあればできます。
それでも体のほうは、たいてい何も変わりません。理由ははっきりしていて、表から入ると、自分の体に戻ってくる道がないからです。「第四チャクラは緑で愛」と覚えたところで、いま胸が締めつけられていることとは、つながりません。
現場で起きている順序は、逆です。先に体の感覚がある。胸が重い、喉が詰まる、みぞおちが固い。地図はそのあとから、それがどこで起きているのかを教えてくれる。チャクラは、暗記する表ではなく、体の感覚から引くための地図です。この記事を逆引きの形にしてあるのは、そのためです。
7つのセンターは、背骨に沿って縦に並んでいる
主要なチャクラは7つあります。尾骨から頭頂まで、背骨に沿って縦に並び、それぞれが固有のテーマと色を持ち、対応する体の部位があります。第一が土台で、第七が天井。下から順に積み上がる構造になっています。
一覧はこのあとの章にまとめました。ただ、先に見ていただきたいのは表のほうではなく、いま自分の体のどこに、何が起きているか、のほうです。
「開いている/閉じている」の二択ではない
よくある誤解のひとつが、チャクラは開いているか閉じているかのどちらかだ、というものです。実際には、回っている速さ・安定のしかた・全体のバランスで状態が変わります。弱ければそのテーマが停滞し、強すぎれば過剰になる。ちょうどいいところに収まっている状態を、わたしは「整っている」と呼んでいます。
ですから、全部を最大まで開ければいい、という話にもなりません。
上だけ動いても、地に足はつかない
喉・眉間・頭頂の3つだけが働いて下が止まっていると、感じ取る力は増えるのに、現実のほうが回らなくなります。逆に下だけ強くて上が弱ければ、足はしっかり地についているのに、直感や、つくり出す力が動きにくい。
土台の第一から順に整えて、全体のバランスを取る。これが基本の順序です。この記事の構成も、その順序に合わせてあります。
体の部位の感覚から、チャクラを逆引きする
ここが、このページの本体です。地図は、暗記するものではありません。体から引くものです。「なんとなく調子が悪い」というとき、体のどこにサインが出ているかで、関係しているチャクラの見当がつきます。
先にお伝えします。ここに挙げる感覚は、体の病気でも起こります。痛みが強い、長く続いている、日常生活に支障が出ている——そのときは、チャクラの話より先に、医療機関を受診してください。エネルギーの見立ては、医療に取って代わるものではありません。順序は、体のほうが先です。
| 体に出るサイン | 部位 | 対応するチャクラ |
|---|---|---|
| 眉間が重い・額の奥がつまる・考えが止まらない | 眉間・額 | 第六チャクラ |
| 頭頂がムズムズする・ふわふわして地に足がつかない | 頭頂 | 第七チャクラ |
| 喉が詰まる・声が出にくい・言いたいことが言えない | 喉 | 第五チャクラ |
| 胸が締めつけられる・息が浅くなる・人の感情を拾いすぎる | 胸の中央 | 第四チャクラ |
| みぞおちが重い・胃のあたりが固い・決められない | みぞおち | 第三チャクラ |
| 下腹部がざわつく・感情の波が大きい・意欲が出ない | 仙骨・下腹部 | 第二チャクラ |
| 足腰が重い・冷える・漠然とした不安が消えない | 尾てい骨・会陰 | 第一チャクラ |
以下、部位ごとに見ていきます。それぞれの詳しい症状と整え方は、個別の記事にゆずります。
眉間・額——圧迫感、奥がつまる感じ
画面を見つづけたわけでもないのに眉間が重い。額の奥がつまったような感じがして、考えが止まらない。ここは第六チャクラの領域で、見る力・見分ける力に対応しています。
情報を入れすぎたときにも、逆に見たくないものから目をそらしているときにも、同じ場所が反応します。入れすぎなのか、見ないようにしているのか——どちらなのかは、本人にしか分かりません。判断の材料は、あなたの中にあります。
この部位のサインについては「サードアイ(第三の目・第六チャクラ)」の記事で詳しくお伝えしています。
頭頂——ムズムズする、ふわふわして地に足がつかない
頭のてっぺんがムズムズする、押されるような感じがある。あるいは、ぼんやりして現実味が薄く、何をしても他人事のように感じる。第七チャクラは、自分を超えた大きな流れとのつながりに対応します。
ここが働きはじめたときの感覚は、下が安定しているかどうかで、まったく別のものになります。土台があれば静かな広がりとして感じられ、土台がなければ、ただ落ち着かないだけの状態になりやすい。頭頂の感覚が気になるときほど、足元を見てください。
この部位のサインについては「クラウンチャクラ(第七チャクラ)」の記事で詳しくお伝えしています。
喉——詰まる、声が出にくい、言葉が出てこない
喉に何かがつかえている、人前で声が細くなる、言おうとした瞬間に言葉が引っ込む。第五チャクラは、表現と、伝えることに対応します。
飲み込んだ言葉は、そのまま消えるわけではなく、この場所に残ります。言えなかった回数が積み上がるほど、詰まりは強くなります。
喉の詰まりや、言いたいことが言えない状態が長く続いている場合、センターの滞りが、幼い日に自己表現を抑えた名残とつながっていることがあります。その構造については「インナーチャイルドとは|一つずつ癒しても届かない理由」でお伝えしています。
この部位のサインについては「第五チャクラ(スロートチャクラ)」の記事で詳しくお伝えしています。
胸の中央——締めつけ、息が浅くなる、人の感情を拾いすぎる
胸の真ん中が締めつけられる、息が浅くなる、人といるだけで消耗する。第四チャクラは、愛と共感、そして自分と他者のあいだの距離に対応します。
ここは、閉じているときだけでなく、開きすぎているときにも苦しくなる場所です。相手の感情が流れ込んでくるのを止められないとき、詰まっているのではなく、境界がないことのほうが問題になっています。
この部位のサインについては「ハートチャクラ(第四チャクラ)」の記事で詳しくお伝えしています。
みぞおち——重い、固い、決められない
みぞおちのあたりが重い、胃が固い、人と会ったあとにここだけ疲れている。第三チャクラは、意志と自分軸に対応します。決められないとき、断れなかったとき、この場所に出ます。
スピラボでは、この一帯を丹田と呼びます。中心を自分の内側に置きなおす作業は、ここから始まります。位置と鍛え方は「丹田とは|上丹田・中丹田・下丹田の場所と鍛え方」にまとめました。
この部位のサインについては「第三チャクラ(ソーラープレクサス)」の記事で詳しくお伝えしています。
仙骨・下腹部——ざわつき、感情の波、意欲が出ない
下腹部がざわつく、腰の奥が落ち着かない、感情の振れ幅が大きい。あるいは逆に、何をしても心が動かない。第二チャクラは、感情と、つくり出す力に対応します。
感情を止めると、つくる力も一緒に止まります。この二つは同じ蛇口から出ているためで、片方だけを閉めることはできません。ここが動きはじめると、まず感情のほうが戻ってきます。
この部位のサインについては「第二チャクラ(セイクラルチャクラ)」の記事で詳しくお伝えしています。
尾てい骨・会陰——冷え、足腰の重さ、漠然とした不安
足腰が重い、下半身が冷える、理由の見当たらない不安が消えない。暮らしやお金のことが頭から離れない。第一チャクラは、生きることそのもの、土台と安全に対応します。
ここが下がっているときは、上のチャクラをいくら刺激しても定着しません。逆に、ここが戻ると、ほかの不調がまとめて軽くなることがあります。当てはまる項目が多いときほど、最初に見る場所です。
この部位のサインについては「第一チャクラ(ルートチャクラ)」の記事で詳しくお伝えしています。
サインの読み方——強さより「変化」を見る
表も見出しも、あくまで目安です。7つは互いに影響し合うので、ひとつのサインが複数のチャクラに関わっていることもあります。当てはまるものが3つも4つもあるときは、たいてい土台のほうが下がっています。そのときは、いちばん下から。
もうひとつ、部位が分かったあとで多くの方がつまずくのがここです。ムズムズや圧迫感が出たとき、それが良い変化なのか、詰まりが強くなっているのか。感覚そのものからは、どちらとも言えません。同じ感じ方が、両方の場面で出るからです。
見るのは、強さではなく変化のほうです。数日たって軽くなっているなら、通ろうとしている。同じ重さのまま動かないなら、まだ土台が足りていない。重くなっていくなら、エネルギーの話にする前に、体そのものを診てもらってください。
判定を外に預ける必要はありません。自分の体で、前の週と今週を比べる。それがいちばん精度の高い計器です。
なお、エネルギー全体が下がっているときは、外側からの影響も受けやすくなります。霊媒体質・生霊・エンパスなど、霊的な影響の全体像と8つの原因タイプについては「霊的な影響を受けやすい人の完全ガイド|8つの原因タイプと根本対策」で体系的にまとめています。
7つのチャクラ|場所・色・テーマの一覧
逆引きで見当がついたら、こちらで全体の位置関係を確認してください。ここではじめて、表が役に立ちます。各行から個別の記事へ進めます。
| チャクラ | 場所 | 色 | テーマ | 周波数 |
|---|---|---|---|---|
| 第一チャクラ(ルート) | 尾骨・会陰 | 赤 | 生命力・土台・安定 | 396Hz |
| 第二チャクラ(セイクラル) | 下腹部・仙骨 | オレンジ | 感情・創造性・情熱 | 417Hz |
| 第三チャクラ(ソーラープレクサス) | みぞおち | 黄 | 意志・自信・自分軸 | 528Hz |
| 第四チャクラ(ハート) | 胸の中央 | 緑 | 愛・共感・調和 | 639Hz |
| 第五チャクラ(スロート) | 喉 | 青 | 表現・伝えること・真実 | 741Hz |
| 第六チャクラ(サードアイ) | 眉間 | 藍 | 直感・洞察・見分ける力 | 852Hz |
| 第七チャクラ(クラウン) | 頭頂 | 紫/白 | 霊性・統合・大きな流れ | 963Hz |
7つは独立しているようでいて、ひとつの流れでつながっています。第一が大地から受け取ったエネルギーは背骨を上って第七から抜け、同時に、天から降りたエネルギーが頭頂から入って下へ向かう。この上下の巡りが滞りなく回っている状態を、整っていると呼びます。
色は、表を眺めるためのものではなく、意識を向けるための手がかりです。みぞおちを整えたい日に黄色いものを目に入れる、胸のあたりが硬い週に緑を身につける。それだけで劇的な変化が起きるとは言いません。ただ、意識がその場所に戻る回数は確実に増えます。地図の色は、そのくらいの距離感で使うのがちょうどよいと、わたしは考えています。
体の器官との対応について
第一は副腎、第四は胸腺、第六は松果体——というように、それぞれのチャクラは体の特定の器官と結びつけて語られてきました。ただし、チャクラの状態がホルモンの分泌を左右する、という医学的な裏づけがあるわけではありません。ここは断定しません。
体の特定の場所に意識を向けるセルフケアとして実用に足りる、というのがわたしの立場です。地図として使えるかどうかは、使ってみたご自身が判断してください。
チャクラが整うと、どう変わるか
「開く」という言葉が独り歩きしていますが、実際に起きているのは、通りが良くなって、そのチャクラが持つテーマが自然に働きはじめる、ということです。劇的な出来事ではありません。ある日ふと、前より困らなくなっていることに気づく。そういう変わり方をします。
| チャクラ | 整ったときの変化(例) |
|---|---|
| 第一(ルート) | 漠然とした不安が減り、地に足がついた感覚が戻る |
| 第二(セイクラル) | 感情の波に飲まれにくくなり、つくりたい気持ちが湧いてくる |
| 第三(ソーラープレクサス) | 自分の意見を持てるようになり、決められるようになる |
| 第四(ハート) | 他者への共感と、自分への思いやりのバランスが取れる |
| 第五(スロート) | 言いたいことが言葉になり、伝え方が自然になる |
| 第六(サードアイ) | 見分ける力が働き、情報に振り回されにくくなる |
| 第七(クラウン) | 自分ひとりで抱えている感覚が薄れ、大きな流れとのつながりを感じる |
感じ方には個人差があります。対応する部位が温かくなる、ジンジンする、ムズムズするという方もいれば、何も感じないという方もいます。感覚がないからといって、閉じているわけではありません。
大切なのは、開くこと自体はゴールではない、という点です。整った状態を暮らしのなかで保つほうが、はるかに難しく、そして意味があります。
整えはじめたときに、揺れが出ることがある
動きはじめたとき、一時的に体調や感情が揺れることがあります。対応する部位のムズムズ、軽い頭痛、眠気、感情が表に出やすくなる。数日で落ち着くことがほとんどです。
ただし、強い不調が出たとき、長く続くときは、別の原因を考えてください。この揺れをどう読むかについては「好転反応のスピリチュアルな意味と6つの症状パターン」で詳しくお伝えしています。
開きすぎも、バランスを崩す
あまり語られませんが、開きすぎもバランスを崩します。胸が過剰に開いていれば、人の感情を受け取りすぎて消耗しますし、眉間が働きすぎれば、頭で考えるばかりで体の感覚が鈍くなる。
開くべきときに開き、閉じるべきときに閉じられる。それが「整っている」ということです。蛇口を全開のまま固定するのが目的ではありません。
整え方の基本——土台から、順に
ここでは、7つすべてに共通する入口だけをお伝えします。チャクラごとの細かい整え方は、それぞれの個別記事にゆずります。道具は要りません。順番だけ、守ってください。
1. 土台を安定させる
順序として、いちばん最初に置いてください。裸足で地面に立つ、自然のなかを歩く、下半身を使う運動をする。大地とのつながりを思い出す行動が、第一チャクラを安定させます。
わたしの経験では、チャクラの悩みの多くは「上を開きたがる前に、下が固まっていない」ことに原因があります。足元が定まると、上の調整はあとからついてきます。詳しくは「グラウンディングとは|地に足をつける本当の意味」をご覧ください。
2. 呼吸とともに、その場所に意識を置く
整えたい部位に意識を集め、そこが温かくなるところを思い浮かべながら、ゆっくり呼吸します。5分で足ります。慣れてきたら、下から順に7か所を巡っていく形にもできます。
こつは、力んで開こうとしないことです。力みは、その場所を固くします。ただそこに意識を置いて、何が起きているかを見ているだけでいい。チャクラに焦点を当てた手順は「瞑想でチャクラを開き活性化する方法」でお伝えしています。
3. 対応する周波数の音を聴く
7つにはそれぞれ対応する周波数があります(一覧表の右端の列です)。該当する音源を、力を抜いた状態で流しておくだけでも、意識がその場所に向かうきっかけになります。
全体を通したいときは、396Hzから963Hzまで、下から上へ順に聴いていく形がおすすめです。
4. 短い音を、声にする
各チャクラには、ビージャ(種子音)と呼ばれる一音が伝えられています。第一の「LAM(ラム)」から第七の「OM(オーム)」まで、声に出すと、その場所に振動が届きます。
声を出すこと自体が第五チャクラを動かすので、この方法は二か所に同時に働きます。唱え方は「マントラとは|人生を調える5つのマントラと唱え方」にまとめました。
5. 図形を使う
チャクラには、対応する幾何学図形が伝えられています。花びらの数と形がそれぞれ違い、見つめることで、その場所に意識が集まります。
音より視覚のほうが入りやすい方もいます。合うほうを選んでください。図形の使い方は「ヤントラとは|7つのチャクラに対応する図形と使い方」で解説しています。
6. 体を動かす
ヨガのポーズは、チャクラの位置と深く関係しています。土台には山のポーズ、胸にはコブラのポーズ、というように、部位ごとに対応する形があります。
1日ひとつでかまいません。意識を向けながら動かすと、体と気の両側から届きます。
続け方——量より、回数
6つ全部をやる必要はありません。ひとつを、続けられる長さで。土台が戻ってくると、ほかの部位の変化も追いかけやすくなります。
どれくらい続ければいいのか、とよく聞かれます。期間の目安は、正直なところ人によって違います。ひとつだけ言えるのは、毎日5分を2週間続けた方のほうが、週末に1時間かけた方より、変化に気づきやすいということです。エネルギーは、量よりも回数で定着します。
そして、整えるのは自分だという位置は、手放さないでください。人の手を借りるのは、自分でやってみたうえで、それでも動かないときで十分です。順序を自分の側に置いておくかぎり、この地図は道具のままでいてくれます。
よくあるご質問
Q. チャクラは、本当に存在するのですか?
解剖学的に取り出せる器官ではありません。ヨーガやアーユルヴェーダの伝統のなかで数千年かけて語り継がれてきた、体の見取り図です。わたしはこの仕事を長く続けてきて、体のどこに何が起きているかを説明するのに、この地図がいちばん使いやすいと感じています。存在を証明する話としてではなく、体の感覚を整理するための道具として受け取っていただくのが、いちばん実用的です。信じてから使うものではなく、使ってみて自分に合うかを判断していただければ十分です。
Q. どのチャクラから整えればいいですか?
土台にあたる第一チャクラからです。例外はほとんどありません。下が安定していないまま上を刺激すると、受け皿がないぶん、かえって不安定になりやすいからです。気になるサインが上のほうに出ていても、まず足元を固める。そのうえで気になる部位に取りかかると、同じ手間でも入り方が変わります。
Q. チャクラを開くとき、気をつけることはありますか?
瞑想や呼吸のような日常のセルフケアの範囲であれば、穏やかな実践です。注意が必要なのは、土台が整わないまま上位のチャクラだけを強く刺激するやり方です。足元がないまま眉間や頭頂を刺激すると、現実感が薄れたり、落ち着かなくなることがあります。順序を守れば、そこまで危ないものではありません。体調に不安があるときは、医療の専門家にもご相談ください。
Q. 体がムズムズするのは、チャクラが開いているサインですか?
断定はできません。ムズムズは、そこに動きが起きていることを示す計器の針であって、良い・悪いを示すものではないからです。同じ感覚が、通りが良くなったときにも、詰まりが強くなったときにも出ます。見るべきは、感覚そのものより、そのあと数日どうだったかのほうです。軽くなったのか、重くなったのか。その読み方については、この記事の逆引きの章と、各チャクラの個別記事でお伝えしています。なお、しびれや痛みをともなう場合は、エネルギーの話にする前に体のほうを診てもらってください。
Q. チャクラは全部でいくつありますか?
もっとも広く知られている体系では、主要なチャクラは7つです。尾骨から頭頂まで、背骨に沿って並んでいます。このほかに手のひらや足の裏など、副次的なセンターも語られますが、まず7つを押さえれば実用には足ります。数を増やすほど精密になるわけではない、というのがわたしの実感です。
Q. チャクラとオーラは、何が違いますか?
チャクラは、体の特定の位置にある出入口です。オーラは、そこから出たエネルギーが体のまわりに広がった層のほうを指します。蛇口と、そこから流れ出した水の広がり、と言い換えると近いかもしれません。出入口の通りが良くなれば、広がりのほうも安定しやすくなる。そういう関係にあります。
Q. 自分で整えるのと、専門家に頼むのは、どちらがいいですか?
まず自分で試してください、とお伝えしています。呼吸・音・体を動かすといった方法は、道具がなくても今日から始められます。そのうえで、長いあいだ同じ場所が動かない、自分ではどうにも下がったままだ、というときに人の手を借りる。この順番であれば、外の誰かに主導権を預けずに済みます。整えるのは自分だ、という位置は手放さないでください。
まとめ——地図は、体から引く
チャクラとは、背骨に沿って並ぶ7つのエネルギーセンターです。生命力・感情・意志・愛・表現・直感・霊性。この7つのバランスが取れているとき、心と体は安定しやすくなります。
ただ、この記事でいちばんお伝えしたかったのは、一覧表のほうではありません。地図は、暗記するものではない。体から引くものである。眉間が重い、喉が詰まる、みぞおちが固い——その感覚のほうが先にあって、地図はあとから、それがどこで起きているかを教えてくれます。
そして順序は、いつも土台から。第一が安定してはじめて、上の調整が乗ります。急ぐ必要はありません。根が張れば、枝はあとから伸びます。
各チャクラの詳しい解説は、下記の個別記事でお伝えしています。いま体が教えてくれている場所から、読んでみてください。
- 第一チャクラ(ルートチャクラ)
- 第二チャクラ(セイクラルチャクラ)
- 第三チャクラ(ソーラープレクサス)
- ハートチャクラ(第四チャクラ)
- 第五チャクラ(スロートチャクラ)
- サードアイ(第三の目・第六チャクラ)
- クラウンチャクラ(第七チャクラ)
※ この記事で紹介しているチャクラの概念は、ヨーガやエネルギーワークの伝統に基づく考え方であり、科学的・医学的に実証された内容ではありません。体や心に不調がある場合は、必ず医療機関を受診してください。チャクラのケアは心身のバランスを多角的に見つめるための一つの視点であり、医療行為に取って代わるものではありません。
特定商取引法に基づく表記






