2026年6月30日 14:52 JST——木星が、12年ぶりに獅子座へ入ります。
木星は、約12年かけて黄道12星座をひとめぐりする「拡大と祝福の星」。その木星が「王のサイン」と呼ばれる獅子座に足を踏み入れるこの日は、占星術的に見れば12年に一度の戴冠のタイミングです。
しかも2026年の6/30は、ただの入り口ではありません。同じ日の深夜2:35に水星逆行が始まり、朝8:57に山羊座満月が満ち、午後14:52に木星が獅子座へ——ひとつの日に三つの天体イベントが重なる、三重節目として幕を開けます。
この記事では、以下の3つを軸に読み解いていきます。
- 木星獅子座入りとは何か——基礎・期間・前回2014-15年の振り返り
- 2026年版の固有性——三重節目、サビアン獅子座1度、1年間のタイムライン
- 12星座別の影響——太陽星座ベースで、各星座に届く追い風を読む
6月後半の全体像は双子座新月〜山羊座満月の16日間ガイドで、6/30当日の満月の詳しい解説は山羊座満月の記事で扱っています。5月末から6月にかけての流れを振り返りたい方は5/31射手座ブルームーンの記事もあわせてどうぞ。年間の全体像は2026年スピリチュアル完全ガイドをご覧ください。本記事は、木星獅子座入りに焦点を絞った完全ガイドです。
※本記事の天体データはすべてJST(日本標準時)で記載しています。サビアンシンボルの解釈はSwiss Ephemerisに基づくデータを参照し、象徴的な読みとしてお届けしています。
木星獅子座入りとは——拡大の星が「王のサイン」に入る意味
木星は、占星術において「拡大・成長・恩恵」を象徴する天体です。太陽系最大の惑星であり、その引力は周囲のすべてを引き寄せる。占星術でも同じように、木星がどのサイン(星座)にいるかによって、「今、どこに追い風が吹くか」の方向性が決まるとされます。
獅子座は、太陽を守護星に持つ火のサインです。自己表現、創造性、リーダーシップ、堂々と自分を生きること。ステージの中央に立ち、自分の光で周囲を照らすサイン。木星がそこに入るということは、自分自身を表現し、創造し、自分の人生を自分で率いる力に、拡大の追い風が吹く——わたしは、そう読んでいます。
ただし、獅子座には影の側面もあります。承認欲求、見栄、演出過多。「認められたい」が先に立つと、主権ではなく依存になります。この両面を自覚したうえで追い風を使えるかどうかが、木星獅子座期の分岐点です。
具体的に追い風が読まれる領域を挙げるなら、大きく4つです。
- 自己表現——自分の言葉で語る、自分の作品を世に出す、SNSやブログでの発信
- 創造性——芸術活動、趣味の深化、「好き」を形にすること
- リーダーシップ——自分の旗を立てる、チームやプロジェクトを率いる
- 堂々と自分を生きること——肩書きや承認に頼らず、「わたしはこう生きる」と決める
スピラボではこの天体配置を「戴冠(コロネーション)」と呼んでいます。誰かに王冠をかぶせてもらう儀式ではなく、自分の人生の王座に、自分の意志で着く。それが、木星獅子座入りの本質です。
木星の12年周期——過去の獅子座期
| 期間 | 木星獅子座期 | 時代の空気 |
|---|---|---|
| 前回 | 2014/7/16〜2015/8/11ごろ | SNS黎明期・「好きを仕事に」文化の開花 |
| 前々回 | 2002〜2003年 | ブログ・個人発信の黎明期 |
| 3回前 | 1990〜1991年 | バブル崩壊直前・表現の過剰と調整 |
| 今回 | 2026/6/30〜2027/7/26ごろ | AI時代の「本物の声」・主権的表現 |
木星がひとつのサインに滞在するのは、おおむね1年間。今回は2026年6/30から2027年7/26ごろまでの約13ヶ月間です。つまり、この記事を読んでいるあなたには、まるまる1年間の追い風があるということです。
前回の木星獅子座期(2014-2015年)——あのとき、何が始まったか
12年前を振り返ることは、今回の木星獅子座入りの使い方を知る、いちばんの手がかりになります。
2014年7月、木星が獅子座に入った前後の世界では——
- Instagramが爆発的に成長し、「写真で自分を表現する」文化が一般化しました
- YouTuberという職業が認知され、「好きなことで、生きていく」が時代の合言葉になりました
- 個人がブランドを持ち、自分の名前で発信することが「特別なこと」から「選択肢のひとつ」へ変わりました
- フリーランスや副業が可視化され始め、「会社に所属しない働き方」が選択肢として浮上しました
獅子座は「自己表現」のサインです。木星がそこに入った2014年は、まさに「自分を出す」ことに宇宙の追い風が吹いた年でした。SNSのタイムラインが「自分を見せる場」として定着し、個人の表現が経済的な価値を持ち始めた。12年周期の力が、社会の動きとみごとに重なっていたのが分かります。
そして12年後の今。わたしたちはAIの時代を生きています。誰でも文章が書け、誰でも画像が作れる時代に、問われているのは「何を言うか」ではなく「誰が、どこから言うか」——つまり、その声の出どころです。
2014年に「自分を出す」ハードルが下がったとすれば、2026年は「自分を出す」ことの意味自体が問い直される年。テンプレートやAIが量産できるものと、その人の中心からしか出ない声は、まったく別の層にあるものです。主権から発した言葉だけが、これからの12年を渡る通行証になる——わたしは、そう読んでいます。
問い:あなたの2014年に、何が始まりましたか? 12年前に蒔いた種の延長線に、今回の追い風が重なります。思い出せるものがあれば、それが木星獅子座入りの個人的な手がかりです。
木星リターン世代へ——「あの頃」を覚えていますか?
太陽星座が獅子座の方(7/23〜8/22生まれ)にとって、今回は約12年ぶりの「木星リターン」にあたります。木星が出生時と同じサインに戻るこのタイミングは、個人的な拡大と飛躍のサイクルが一巡し、次の12年へ踏み出す節目とされます。
同様に、前回(2014年)、前々回(2002年)、その前(1990年)の木星獅子座期に重要な転機を迎えた方は、12年のリズムで人生の章が区切られている可能性があります。その流れの延長線に、今回の追い風があります。
2026年の木星獅子座入りが「特別」な3つの理由
理由1:6/30三重節目——ひとつの日に三つの転換が重なる
2026年6/30は、木星が獅子座に入るだけの日ではありません。同じ日に、三つの天体イベントが時系列で連なります。
- 深夜 2:35ごろ——水星逆行が蟹座で始まる(〜7/24)
- 朝 8:57——山羊座満月(ストロベリームーン)が満ちる
- 午後 14:52——木星が蟹座から獅子座へ移動する
深夜にまず「内省のスイッチ」が入り、朝に「積み上げてきたものの結実」が照らされ、午後に「新しい12年の扉」が開く。一日の中に「振り返る→受け取る→踏み出す」という三幕構成が敷かれているような配置です。
水星逆行は「コミュニケーションの見直し」の期間とされますが、ここでは「自分の言葉を内に向けて問い直す」作用として読むことができます。満月が照らす「これまでの達成」を静かに受け止めたうえで、木星が新しい扉を開ける——この順番が、6/30の配置の美しさです。
6/30当日の満月の詳しい解説は山羊座満月の記事にまとめています。
理由2:序盤にライオンズゲートと獅子座皆既日食が重なる
木星が獅子座に入ってからわずか5週間後の8/8にはライオンズゲート、そして8/13 02:37には獅子座20度02分(サビアン21度)での皆既日食が控えています。木星が獅子座にいる状態で、獅子座で皆既日食が起こるのは、非常に稀な重なりです(日本からは見えません)。
日食は、占星術では「強力なリセットと再起動」の配置です。木星が獅子座に入った直後に、同じ獅子座のエネルギーが日食という増幅装置で一気に加速される。この序盤の密度が、2026年版の木星獅子座期の大きな特徴です。
なお、この皆既日食のサビアンシンボルは21度「酔った鶏」。飛べると錯覚して羽ばたく鶏の姿は、木星獅子座期の注意点——「見栄と本気の区別」をサビアンが象徴的に映し出しています。
理由3:2026年は外惑星の総入れ替えが完了する年
2026年は、海王星(1/27に牡羊座入り・165年ぶり)、土星(2/14に牡羊座入り・約29年ぶり)、天王星(4/26に双子座入り・84年ぶり)と、外惑星のサイン移動が立て続けに起きた年です。そのすべてが完了したあとの、締めくくりとして、6/30に木星が獅子座へ。
2026年の外惑星サイン移動を一覧にすると、木星獅子座入りの「締めくくり」としての意味が一目で分かります。
| 天体 | 移動 | 日付(JST) | 頻度 |
|---|---|---|---|
| 海王星 | 魚座→牡羊座 | 1/27 | 165年ぶり |
| 土星 | 魚座→牡羊座 | 2/14 | 約29年ぶり |
| 天王星 | 牡牛座→双子座 | 4/26 | 84年ぶり |
| 木星 | 蟹座→獅子座 | 6/30 | 12年ぶり |
いわば、時代の楽器が総入れ替えされた年の最後のパートが木星獅子座入りです。「新しい時代の基盤が整ったうえで、個人の表現に追い風が吹く」という順番になっています。土壌が耕されたところに、種を蒔く季節が来る。その時系列を意識すると、今回の木星獅子座入りの重みが見えてきます。
6月後半の天体イベントの流れは双子座新月〜山羊座満月の16日間ガイドで、6月の天体観測的な見どころは金星×木星大接近の記事で扱っています。
サビアン獅子座1度「A case of apoplexy」——最初の1度が語ること
サビアンシンボルとは、黄道360度のそれぞれに割り当てられた象徴的なイメージです。木星が獅子座に入った瞬間、最初に踏むのが獅子座1度。そのサビアンは——
「A case of apoplexy(脳卒中の一例)」(ジョーンズ版)
一見、不穏な響きです。しかしルディアの解釈を読むと、このシンボルが語っているのは「野心に刺激されて生命力が動員され、血が頭に上る」という状態——つまり、生命力そのものが爆発的に上昇する瞬間です。
新しいサインに入った瞬間、あふれる衝動が体を駆け抜ける。それは「やりたい」「立ちたい」「自分を出したい」という根源的な力の噴出であり、制御が追いつかないほどの生命力です。だからこそ、血が頭に上る。
これを主権のフレームで読むなら——
大切なのは、この衝動を恐れることでも、闇雲に暴走させることでもなく、足元に根を張りながら、その力を自分の中心から使うということ。抑圧すれば力は行き場を失い、暴走すれば力に振り回される。その中間——主権者として力を使うこと。それが獅子座1度の「初手」の教えです。
なお、蟹座の最終度数(30度)のサビアンは「娘によって返り咲いた母親」。守りの殻(蟹座)の中で育てたものを、外に向けて表現する(獅子座)ための橋渡し——蟹座からの卒業が、この1度目の衝動につながっています。直前の蟹座期(木星蟹座入りは2025年夏ごろ)に内面で育てたものが、獅子座入りの瞬間に外へ向かって噴き出す。その構造まで見ると、サビアン獅子座1度の「血が頭に上る」が、単なる暴走ではなく「準備が満ちた証」であることが分かります。
木星獅子座期の1年間——2026/6/30〜2027/7/26のタイムライン
木星が獅子座に滞在するのは、約13ヶ月間。その間に訪れる主要な天体イベントを時系列で見ておくと、1年間の使い方が見えてきます。
| 時期 | イベント | 読みの方向性 |
|---|---|---|
| 6/30 14:52 | 木星獅子座入り | 12年の新章が始まる。三重節目のなかで門が開く |
| 7月中旬〜下旬 | マジック・トライアングル期間 | 木星を含む外惑星が好配置を形成。追い風の加速 |
| 8/8 | ライオンズゲート | 獅子座の木星と呼応する慣習的なエネルギーポイント |
| 8/13 02:37 | 獅子座皆既日食(20度02分) | 獅子座エネルギーの強力なリセットと再起動(日本からは見えない) |
| 9/1 07:17 | 木星(獅子座)trine 土星(牡羊座) | 火のグランドトラインの一角。理想と構造が握手する好配置 |
| 12/13 09:57 | 木星逆行開始(獅子座27度01分) | 拡大の一時停止。内省と再確認の期間へ |
| 2027年春ごろ | 木星順行へ復帰 | 内省で磨いたものを再び外へ。後半戦の再始動 |
| 2027/7/26ごろ | 木星乙女座入り | 獅子座期の終了。表現を整え、奉仕の季節へ |
特筆すべきは、木星獅子座入り直後の7月中旬〜下旬にかけて、木星・天王星・海王星・冥王星が互いに好角度(トライン・セクスタイル)を形成する「マジック・トライアングル」期間が控えていることです。入り口から加速が用意されている——それが2026年版の特徴です。
さらに9/1には、木星(獅子座)と土星(牡羊座)がトライン(120度の好角度)を結びます。火のサイン同士のトラインは、「理想と構造が握手する」配置。木星獅子座期の前半で描いたビジョンに、土星が「形にする力」を貸してくれる——具体的な一歩を踏み出すのに向く配置です。
逆行期間の活かし方(12/13〜2027年春)
木星は毎年、約4ヶ月間の逆行を持ちます。今回の逆行は獅子座27度01分で始まり、獅子座の中で完結します(蟹座には戻りません)。
逆行期間は、拡大のエネルギーが外ではなく内側に向かう時期です。ここで問われるのは「もっと広げること」ではなく「すでに広げたものを、ほんとうに自分のものにしているか」。
たとえるなら、木星獅子座の前半(6月〜12月)が「舞台に立って表現する」時期だとすれば、逆行期間は「楽屋に戻って台本を読み直す」時期です。表現の棚卸しと、まだ出し切れていないものの再発見。半年間で走り抜けたものを振り返り、「これは本気だったか、それとも勢いだったか」を自分に問う。この内省を経て、2027年春の順行復帰で「ほんとうの二幕目」が始まります。
逆行を「停滞」と捉える必要はありません。根が深く伸びている時期は、地上からは動きが見えないだけです。
【12星座別】木星獅子座入りで、あなたの王国のどこに光が当たるか
ここからは、太陽星座をベースに、木星獅子座入りが各星座にどのような追い風をもたらすかを読んでいきます。
※太陽星座以外にも、月星座やアセンダント(ASC)が獅子座やその近辺にある方は、影響をより強く感じるとされます。余力があれば、月星座・ASCでも照らし合わせてみてください。
※以下はトロピカル黄道に基づく象徴的な読みであり、すべての方に同じ変化を保証するものではありません。変化の現れ方も速さも、人それぞれです。
♈ 牡羊座(3/21〜4/19)
木星が通過するのは、牡羊座から見て第5ハウス(創造・歓び・自己表現)の領域です。遊び心と創造性に追い風が読まれます。趣味が仕事につながったり、子どもや若い世代との関わりが拡がったりする流れが出やすい1年とされます。恋愛に動きが出る方もいるでしょう。「楽しいからやる」「心が動くからやる」が、もっとも力を持つ季節です。肩の力を抜いて、自分の歓びに素直になることが追い風を受け取る鍵になる——そう読まれます。
♉ 牡牛座(4/20〜5/20)
第4ハウス(家・基盤・内面のルーツ)に木星が入ります。住環境の変化、家族関係の拡充、あるいは心の拠り所が見つかるといった動きが期待されます。引っ越しやリフォーム、実家との関係の見直しに追い風が吹く方もいるでしょう。外で華やかに動くよりも、「自分の帰る場所」を整えることにエネルギーが向く1年と読まれます。根を張ることが、のちの飛翔につながる配置です。天王星が同時に自分のサイン近辺にいるため、基盤の「拡充」と「変革」が同時進行する、独特の密度を持つ1年になる可能性があります。
♊ 双子座(5/21〜6/21)
第3ハウス(言葉・学び・近場のコミュニケーション)に木星が入ります。書くこと、話すこと、学ぶことに拡がりが読まれます。新しい資格や勉強を始めるのに向く1年とされ、近隣や兄弟姉妹との縁も動きやすい時期です。天王星がまさに自分のサインにいるなかで木星が知性のハウスに入る——言葉と発信力が二重に拡張される、双子座にとって特別な配置です。SNSやブログ、ポッドキャストなど、自分の言葉を世に出す活動に追い風が吹くとされます。
♋ 蟹座(6/22〜7/22)
第2ハウス(収入・才能・自分が持つもの)に木星が入ります。経済面の拡充や、「自分にはこういう力がある」という自覚が深まる流れが読まれます。直前まで自分のサインにいた木星が「自分の資源を拡げるハウス」に移動する形であり、蟹座期に育てた内面の力を、実際の豊かさに変えていく1年とされます。副収入やスキルの現金化、あるいは「お金の使い方」を見直す動きも出やすいでしょう。内に蓄えたものを外の価値に転換する——蟹座にとっての「王座に着く」は、まずここから始まると読まれます。
♌ 獅子座(7/23〜8/22)
木星が自分のサインに入る「木星リターン」の年です。約12年に一度、自分自身に拡大のエネルギーが直接降り注ぐ特別な配置。自己表現、リーダーシップ、存在感に大きな追い風が読まれます。新しいプロジェクトの立ち上げ、肩書きの変化、人前に出る機会の増加など、目に見える動きが出やすい1年です。ただし、獅子座にはもうひとつの側面——見栄や承認欲求——もあるとされます。主権者として王座に着くのか、承認を追いかけて迷子になるのか。その分岐を自覚的に選べるかどうかが、この1年のテーマになると、わたしは読んでいます。
♍ 乙女座(8/23〜9/22)
第12ハウス(無意識・浄化・見えない世界)に木星が入ります。表に見える成果よりも、内面の整理・手放し・目に見えないサポートに恵まれる1年と読まれます。直感が冴えたり、夢がメッセージ性を帯びたり、「なぜか分からないけれど、助けられている」と感じることが増えるかもしれません。一見「停滞」に感じるかもしれませんが、これは木星が自分のサインに入る前年の「浄化と準備」の期間です。2027/7/26以降の木星乙女座入りのとき、すでに器が空いている。そのための、いま手放すべきものが明らかになる大切な1年です。
♎ 天秤座(9/23〜10/23)
第11ハウス(コミュニティ・未来のビジョン・仲間)に木星が入ります。志を同じくするグループとのつながりや、SNSを通じた拡がり、社会活動への参加に追い風が読まれます。新しいコミュニティとの出会い、長年の友人との再接続、あるいは「自分が本当に属したい場」が見えてくる流れです。「ひとりで輝く」のではなく「同じ方向を向く仲間と輝き合う」。天秤座の調和の力が、獅子座の表現力と合流する配置です。未来のビジョンを共有できる仲間が見つかることで、自分の方向性もクリアになる——そういう1年と読まれます。
♏ 蠍座(10/24〜11/22)
第10ハウス(キャリア・社会的立場・天職)に木星が入ります。仕事面での拡大、昇進、社会的な評価の上昇に追い風が読まれます。転職や独立、新たな役職への就任など、キャリアに目に見える動きが出やすい1年です。ただし蠍座にとっての「評価」は、表面的な名声ではなく、自分が本気で取り組んでいる領域を深くから認められること。深さと本気度がそのまま社会的信頼につながる——蠍座の美学がキャリアに反映される1年とされます。
♐ 射手座(11/23〜12/21)
第9ハウス(哲学・海外・高等教育・精神的拡大)に木星が入ります。射手座の守護星である木星が、「遠くへ行く」ハウスに入る——これは射手座にとって非常に相性のよい配置です。海外旅行や留学、出版、思想の深化、資格取得に追い風が読まれます。「知りたい」「もっと遠くへ行きたい」という射手座本来の衝動に宇宙の拡大が重なるため、視野が物理的にも精神的にも広がる1年とされます。学びへの投資が、長期的なリターンとして返ってくる配置です。
♑ 山羊座(12/22〜1/19)
第8ハウス(深い絆・共有資源・変容)に木星が入ります。他者との深い関わりを通じた変容——相続、投資、パートナーシップの深化、心理的な脱皮——に追い風が読まれます。6/30の山羊座満月と木星獅子座入りが同日に重なることも象徴的です。「積み上げてきたものが満ちた、その先にある深い変容」がテーマになる1年と読まれます。表面的な増加よりも、すでにある関係やリソースの質が深まるような動きです。信頼できる人との結びつきが、想像以上の豊かさにつながるとされます。
♒ 水瓶座(1/20〜2/18)
第7ハウス(対人関係・パートナーシップ・契約)に木星が入ります。一対一の人間関係——ビジネスパートナー、配偶者、親しい友人——に拡がりや恩恵が読まれます。新しい出会いだけでなく、既存の関係が一段深まる可能性もある配置です。結婚や事業提携など、「誰かと組む」ことで人生が拡がるような流れが出やすい1年とされます。水瓶座の独立性と、他者とのつながりをどう両立させるか——その問いに対する答えが、関係の中から見えてくる年になるでしょう。
♓ 魚座(2/19〜3/20)
第6ハウス(日常・健康・奉仕・仕事の技術)に木星が入ります。日々のルーティンの改善、健康面への意識向上、仕事の技術的なスキルアップに追い風が読まれます。派手な拡大よりも、日常の質を底上げすることで全体が変わるような流れです。新しい健康習慣、職場環境の改善、日々のワークフローの見直し。「ふつうの一日を丁寧に生きることが、いちばん大きな変化をつくる」——それを地で体験する1年とされます。特に魚座は感受性が高いため、生活リズムの質がそのまま心身のコンディションに反映されやすい時期です。
6/30当日と、最初の1週間の過ごし方
6/30——三重節目の日の歩き方
この日は、三つの天体イベントが時系列で連なります。無理にすべてに対応する必要はありません。「この日はそういう日なんだ」と認識しているだけで、エネルギーの受け取り方は変わるとされます。
- 午前中(満月のあと):山羊座満月が照らしたものを静かに受け取る。「ここまで積み上げてきたもの」を振り返る時間に向く
- 午後(14:52以降):木星が獅子座へ移動。新しい12年の追い風が入り始める。大きなことをしなくてよい。「次の1年で、何を表現したいか」を胸に問いかけるだけで十分
- 夜:水星逆行が始まっているため、新しい契約や重要な連絡は急がず、内省的に過ごすのがよいとされる。ノートに今日感じたことを書き留めておくのも一つの方法
6/30の満月の過ごし方については、山羊座満月の記事で詳しく扱っています。
最初の1週間——木星獅子座時代に問う、3つの問い
木星が獅子座に入った最初の1週間は、1年間の方向性を設定するのに適した時期です。以下の3つの問いを、ノートやジャーナルに書き出してみてください。答えはすぐに出なくても構いません。問いを立てること自体が、方向を決める行為です。
問い1:「12年前の自分が蒔いた種のうち、いま花が咲いているものは何か?」
2014年前後に始めたこと、挑戦したこと、心を動かされたことを思い出してみてください。その延長線上に、次の12年のヒントがあるとされます。すでに育っているものがあれば、それがあなたの「王座」のある場所かもしれません。
問い2:「自分を出すことを、どこで止めているか?」
獅子座のテーマは自己表現。ただし「表現しなさい」という命令ではなく、「止めているものに気づく」ことの方が先です。言いたかったのに飲み込んだ言葉、始めたかったのに踏み出せなかった一歩。止めているものの正体が見えると、表現は自然に動き出します。
問い3:「この1年で、自分の王座に着くとしたら——その王座はどんな場所か?」
他者に認められる場ではなく、自分が「ここがわたしの場所だ」と感じる領域。仕事かもしれませんし、表現活動かもしれませんし、家庭かもしれません。どこに自分の王座があるかは、あなたにしか分かりません。王座は与えられるものではなく、自分で着くものです。
最初の1週間に「やらなくてよいこと」
木星獅子座入りの直後は、エネルギーが高まりやすく、サビアン獅子座1度が示す「血が頭に上る」状態になりやすい時期でもあります。以下のことは、最初の1週間では焦らなくてよいとされます。
- 大きな決断を急ぐこと——水星逆行中のため、7/24の順行まで寝かせてもよい
- SNSで大々的に宣言すること——内側で温めてから出しても、追い風は逃げない
- 12星座別の影響を完璧に理解すること——1年間あるので、ゆっくり確かめていける
12年の追い風は、最初の1週間で使い切るものではありません。「これは1年かけて受け取るものだ」と知っているだけで、衝動的な動きと主権的な一歩の違いが見えてきます。
よくある質問(FAQ)
Q. 木星獅子座入りは、いつからいつまでですか?
2026年6/30 14:52 JST から、2027年7/26ごろまでの約13ヶ月間です。
Q. 木星の逆行中はどうなりますか?
木星は2026年12/13 09:57 JSTから逆行を開始します。逆行は獅子座27度01分で始まり、獅子座の中で完結するため蟹座には戻りません。逆行中は拡大のエネルギーが内向きになり、自分自身の表現や方向性を見直す時期とされます。2027年春ごろに順行に戻ります。
Q. 12星座別の影響は、どの星座を見ればいいですか?
基本は太陽星座(一般的な「あなたの星座」)で読みます。より精度を上げたい場合は、月星座やアセンダント(ASC)でも照らし合わせてみてください。特に月星座やASCが獅子座の方は、影響を強く受けるとされます。
Q. 前回の木星獅子座期はいつでしたか?
前回は2014年7/16〜2015年8/11ごろです。約12年のサイクルで獅子座に戻ってきます。
Q. 6/30は他にも天体イベントがありますか?
はい。同じ6/30に、深夜2:35ごろに水星逆行(蟹座)が始まり、朝8:57に山羊座満月が満ちます。木星獅子座入り(14:52)と合わせて三つの天体イベントが同日に起こる「三重節目」の日です。満月の詳細は山羊座満月の記事をご覧ください。
Q. 木星獅子座入りと、ソブリン・コロネーションの関係は?
スピラボでは、木星獅子座入りの天体配置を「戴冠(コロネーション)」と読み、その日に合わせたエネルギーワークソブリン・コロネーションを設計しています。木星が獅子座に入るまさにその日に、「自分の人生の王座に自分で着く」というテーマの遠隔エネルギーワークです。
まとめ——2026年 木星獅子座入りの要点
最後に、この記事のポイントを整理しておきます。
- 木星獅子座入りは2026年6/30 14:52 JST。2027年7/26ごろまでの約13ヶ月間、自己表現・創造性・リーダーシップに拡大の追い風が読まれる
- 6/30は三重節目。水星逆行(2:35)→山羊座満月(8:57)→木星獅子座入り(14:52)が同日に重なる。「振り返る→受け取る→踏み出す」の三幕構成
- 序盤に加速装置が控える。8/8ライオンズゲート、8/13獅子座皆既日食、7月中旬〜下旬のマジック・トライアングル
- 逆行は12/13〜2027年春。獅子座27度01分で始まり、獅子座の中で完結。拡大の棚卸しと未完の表現の仕上げに向く
- 12星座別では太陽星座ベースで読み、余力があれば月星座・ASCも照らし合わせる
- スピラボでは木星獅子座入りを「戴冠(コロネーション)」と読む。自分の人生の王座に、自分の意志で着くこと
前回の木星獅子座期(2014-15年)に「自分を出すこと」のハードルが下がったとすれば、2026年版では「自分の中心からの声」だけが通る時代に入ります。テンプレートや肩書きではなく、あなた自身の王国から発された言葉が、これからの12年を渡る通行証になる。わたしは、そう読んでいます。
ここまで読んで、何か胸のあたりが動いた方がいるかもしれません。木星獅子座入りの追い風は、一般的な情報として知るだけでなく、エネルギーの水準で「受け取る」ことで、より深く自分のものになります。スピラボでは、まさにこの6/30の配置に合わせたエネルギーワークを設計しています。
6/30、木星が獅子座へ入るその日に——
12年に一度の戴冠の配置に合わせた遠隔エネルギーワーク
ソブリン・コロネーション
自分の人生の王座に、自分の意志で着く。
12年以上・のべ5万人以上(当社調べ)のエネルギーワーク実績をもとに設計しています。
まずは無料で体験したい方は
ソブリン・チューニング(無料)からどうぞ。
12年に一度の追い風は、待っているだけでは届きません。自分の王座は、自分で着くものです。
どこで、何を表現するか。その答えは、あなたの中心にしかありません。
根を張れ。そうすれば、空に届く。
堂脇隆資
※本記事で紹介しているエネルギーワークは医療行為ではありません。体験談は個人の感想であり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。天体データはJST(日本標準時)で記載しています。出典:Swiss Ephemeris、国立天文台暦計算室。





