頭の中だけで考えていると、同じところを、ぐるぐると回り続けてしまう。そんな感覚に、心当たりはないでしょうか。
不安も、迷いも、頭の中にあるうちは、輪郭がありません。つかもうとするたびに、形を変えて逃げていきます。ところが——それを紙に一行、書き出した瞬間、思考は「頭の中のもや」から「目の前の、ひとつの対象」に変わります。眺められる。距離が取れる。動かせるようになる。
これが、ジャーナリング——書く瞑想の、いちばん確かな効果です。わたしは、堂脇隆資(どうわき・たかし)。ディバインアルケミストとして、12年以上、のべ5万人超の方(当社調べ)に、遠隔でエネルギーワークをお届けしてきました。その日々のなかで、「書く」という静かな行為が人の内側に起こす変化を、数えきれないほど見てきました。
この記事では、ジャーナリングとは何か、どんなやり方で始めればいいのか、そして続かないときにどうすればいいのかを、実際に取り組んだ方の声とともにお伝えします。
先に、要点だけをお伝えします。
ジャーナリングは「書く瞑想」です。うまく書く必要も、毎日続ける才能も要りません。
大切なのは、判断せずに書き出すこと。そして、自由に書くよりも、問いから始めること。
続かなくて、大丈夫です。書けない日があってもいい。後日でも、また戻ってこられます。
ここから先で、この一つひとつを、実際のやり方に沿ってほどいていきます。
ジャーナリングとは——スピラボの考え方(書く瞑想)
ジャーナリングとは、頭に浮かんだことを、判断せずにそのまま書き出していくこと。そうして、意識を自分の内側へ向けていく行為です。日記のように出来事を記録するのとは、少し違います。うまく書こうとしない。人に見せることも、あとで評価することも、前提にしない。ただ、内側から出てくるものを、紙の上に置いていきます。
わたしは、ジャーナリングを「書く瞑想」だと観ています。座って行う瞑想が、呼吸に意識を向けて思考を手放していく内省だとすれば、ジャーナリングは、ペンを動かしながら思考を言葉にしていく内省です。片方は「静かに受け取る」、もう片方は「書いて言語化する」。向きは違いますが、どちらも、意識を外の世界から自分の中心へ戻していく営みです。
座る瞑想とジャーナリングは、対になっています。頭がいっぱいで、座っても落ち着かない日は、まず書いて吐き出すほうが入りやすい。逆に、言葉にならないものを抱えている日は、座って待つほうが深く降りられる。両方を持っておくと、その日の自分に合うほうを選べます。座って行う内省については、瞑想の始め方をまとめた記事で詳しくお伝えしています。
なぜ、書くと内側が整うのか。頭の中の思考は、声にも形にもならないまま、複数が同時に、ぐるぐると回っています。それを一行ずつ書き出すと、同時多発だった思考が、一列に並びます。並んだ瞬間、「ああ、わたしはこれを気にしていたのか」と、はじめて自分の状態が見えてくる。書くことは、自分を映す鏡をつくることだと、わたしは観ています。スピリチュアルな内省というと特別なものに聞こえるかもしれませんが、入口は、ノートとペンだけです。
ジャーナリングで、何が変わるのか
ジャーナリングの効果として一般に言われるのは、思考の整理・ストレスの軽減・自己理解が深まること。頭の中の混雑を紙に移すだけで、気持ちが軽くなる。これは、多くの方がすぐに実感できる、確かな効果です。手帳術や自己啓発の文脈でも、よく語られてきました。
ただ、ここでお伝えしたいのは、その先にある効果です。スピラボのエネルギーワークのなかでジャーナリングに取り組んだ方々が、繰り返し報告してくださるのは、次の三つでした。
書く前と書いたあとで、違いがはっきりする
体で感じている変化は、そのままでは曖昧なまま流れていきます。ところが、それを言葉にすると、前後の差が、くっきりと輪郭を持ちます。
今回のワークでは、ジャーナリングを通し、書き記すことで、前後の違いがはっきりとわかることができました。
チョコさんは、書き記すことで、前後の違いがはっきりわかった、と綴っています。
今回は、ワークの前後の違いを言語化することでより顕著に違いを感じることができました。
Kさんも、言語化することで、違いがより顕著になった、と書いています。感じているだけでは通り過ぎてしまう変化が、言葉にした瞬間に、確かめられるものになる。これが、書くことの一つめの効果です。
書いた直後に、自分で自分に気づかされる
ジャーナリングは、頭の中の独り言とは違います。手を動かして文章にするからこそ、書いた自分の言葉に、書いた本人が驚かされる。そんな瞬間が訪れます。
文字を書く、文章を作るという肉体を通しての自分との対話は、想像以上に「えっ」と思うことばかりで、書いた直後に自分で自分に気づかされるという衝撃体験→虚脱(笑)すること何度くり返したことでしょうか。でもそれが財産になりました。
SuuYuuさんの言葉です。「文字を書く、文章を作るという肉体を通しての自分との対話」——ここに、書く瞑想の核心があります。頭で考えるだけなら、思考は思考のまま、あなたの内側にとどまります。けれど、手を動かして言葉にすると、それは一度あなたの外に出て、あなたの目の前に立ちあらわれる。だから、書いた本人が「えっ」と気づかされるのです。
読み返すと、あとから気づく
書いたその場では、気づかないこともあります。ところが、時間をおいて読み返すと、書いた当時の自分が抱えていたものが、静かに見えてくる。
あとから読み返すと尚更実感します。その時はさらっと書いたつもりでいたものが、少したって、振り返って「あ!」と魂の声に気づかされたり。
同じSuuYuuさんが、読み返すことの効果を、こう綴っています。さらっと書いたつもりの一行が、あとで読むと、自分でも気づいていなかった本音——魂の声——を映していた。書いたものは消えずに残るからこそ、時間という別の角度から、もう一度自分を見ることができます。いちばん深い気づきは、たいてい、あとからやってきます。
こうした変化がなぜ起きるのか、その全体像——エネルギーワークとは何か、なぜ書くことが内側に働きかけるのか——は、エネルギーワークの効果と仕組みをまとめた総合ガイドで詳しくお伝えしています。
ジャーナリングのやり方——初心者のための3ステップ
やり方は、拍子抜けするほどシンプルです。難しい作法も、文章のうまさも要りません。はじめての方は、次の3つのステップから始めてみてください。
- ノートとペンを用意する(手書きがおすすめです)
- 時間と場所を決める(1日20〜30分。完璧を求めない)
- 問いから始める(自由に書くより、問いに答えるほうが深く潜れます)
ステップ1:ノートとペンを用意する
まずは、ノートとペンを用意します。スマホやパソコンでも書けますが、はじめのうちは、手書きをおすすめします。手を動かす速さと、思考が流れる速さが近いため、余計な整えが入らず、内側からのものがそのまま紙に降りやすいからです。真新しいノートを一冊おろすと、それだけで、自分に向き合う時間の合図になります。
新しいノートとペンを用意して、取り掛かることができました。自問自答しながら、今までの自分を許し、自分が描く未来を絞れた気がします。
チョコさんは、新しいノートとペンを用意することから始めています。道具をそろえるという、ただそれだけの行為が、「これから自分と向き合う」というスイッチになる。特別なノートである必要はありません。手元にある一冊で、十分です。
ステップ2:時間と場所を決める
次に、書く時間と場所を決めます。目安は、1日20〜30分ほど。誰にもじゃまされない、静かな場所がいちばんです。朝でも、夜でも、あなたの生活のリズムに合う時間でかまいません。
ここで、ひとつだけ、覚えておいてほしいことがあります。完璧を求めないこと。きれいな字で書く必要も、正しい文章にする必要も、ありません。誤字も、脱線も、途中で終わることも、すべて構いません。ジャーナリングは、提出物ではありません。あなたのためだけの、内側の作業です。
ステップ3:問いから始める
いざノートを開いても、「何を書けばいいのかわからない」と、手が止まることがあります。そんなときは、白紙に自由に書こうとするより、一つの問いを立てて、それに答えるほうが、ずっと深く潜れます。
「はて、なにから自由になりたいのか。なにに自分はとらわれているのか」と内省の時間を持つきっかけをいただけました。
suuyuuさんは、一つの問いをきっかけに、内省の時間を持てた、と書いています。問いは、内側を照らす懐中電灯のようなものです。ただ暗闇を見つめても何も見えませんが、光を一点に当てれば、そこに何があるかが見えてくる。では、どんな問いから始めればいいのか。次の章で、いくつか例を挙げます。
何を書けばいい?——書くテーマと問いの例
書くテーマ、いわゆる「お題」に迷ったら、次のような問いを入口にしてみてください。ここでは、どなたでも今日から使える、汎用の問いを挙げます。スピラボの有料ワークで扱う専用の問いとは別に、日常の内省にそのまま使える問いです。
- いま、いちばん心に引っかかっていることは、何ですか
- その引っかかりは、いつからそこにありますか
- 本当は、どうしたいと思っていますか
- 何が、それを止めていますか
- もし何の制限もなかったら、あなたは何を選びますか
- 今日の自分に、ひとつだけ声をかけるとしたら、何と言いますか
全部に答える必要はありません。ひとつ選んで、そこから出てくるものを、ただ書いていく。答えが途中で別の話に脱線しても、そのまま追いかけてかまいません。脱線した先に、本当のテーマが隠れていることも、よくあります。
そして最後に、もうひとつだけ、締めくくりにおすすめしたい問いがあります。
- そのために、いま自分にできる、最小で誠実な一手は何ですか
大きな決断ではなく、いちばん小さな一歩を問う。書いて終わりにせず、書いたことを暮らしにつなげるための、静かな一問です。壮大な計画を立てる必要はありません。今日、あるいは明日、自分に嘘をつかずに踏み出せる、小さな一手。それを一つ書けたら、その日のジャーナリングは、もう十分に役目を果たしています。
続かない・書けない・きついと感じるとき
正直にお伝えします。ジャーナリングは、いつも心地よいものとは限りません。続かないこともあるし、書けない日もあるし、ときには「きつい」と感じることもあります。ここを隠さないことが、この記事でいちばん大切にしたいところです。
「きつい」を、隠さなくていい
自分の内側と向き合う作業には、痛みがともなうことがあります。見たくなかったものが、書くことで、目の前に出てくるからです。
きつい。でも、それ以上に変化が分かりやすくなっている
これは、複数の参加者から届いた声です。わたしは、この「でも」を大切にしています。「きつい」の一言で終わらず、その先に「でも」が続く。きつさは、変化が起きているサインでもある——多くの方が、そう報告してくださいます。
続けていくうちに捉え方や視野が広がり、感じ方が変化しました。
かおりさんも、続けるうちに、捉え方や視野が広がっていった、と綴っています。もし書いていて苦しくなったら、無理をしないでください。けれど、その苦しさは、あなたが何か大切なものに近づいている合図かもしれない——そう知っておくだけで、少し、続けやすくなります。
書けない日が、あっていい
毎日きちんと書けなくても、まったく問題ありません。書けない日があるのは、むしろ自然なことです。
吐き出すように書いたり、破いたり燃やしたり。なかなか書けない日もあり、淡々と作業として行う日もありました。
Tさんは、書けない日もあれば、淡々と作業のように書く日もあった、と正直に綴っています。感情が高ぶる日もあれば、何も出てこない日もある。それでいいのです。書いたものを破っても、燃やしても、かまいません。大切なのは、うまく書くことではなく、そのときの自分を、そのまま出してあげることです。
ジャーナリングも充実した分量があって、体調によっては出来ない日もありましたが出来るだけ取り組む事ができて良かったです。
書き出すと思いがけない事が出てきて、こんなのあったんだと普段気づかない事が出てきて興味深かったです。
うーぱーさんは、体調で書けない日をはさみながらも、書けるときに取り組んでいます。そして、書き出すと「思いがけない事」が出てくる、と。完璧に毎日続けることより、書けるときに、正直に書くこと。そのほうが、ずっと遠くまで連れて行ってくれます。
取り組めなくても、また戻ってこられる
忙しさに追われて、まったく書けない期間があっても、自分を責める必要はありません。
実は私は参加していながらジャーナリングもせずにいました。日常生活や仕事におわれていたからです。
八月朔日さんは、ジャーナリングに取り組めなかったことを、正直に打ち明けています。それでも、変化にはちゃんと気づいていました。ジャーナリングは、あなたを縛る義務ではありません。取り組めない時期があっても、また書きたくなったときに、ノートを開けばいい。後日でも、いつでも、戻ってこられる。そう設計されていると思ってください。重荷にしないことが、いちばん長く続くコツです。
なお、書くことで、しまい込んでいた感情が浮かび上がってきて、心身が一時的にゆらぐことがあります。これは、変化のプロセスで起こりうるものです。気になる方は、感情の浮上(好転反応)について詳しくはこちらの記事で、向き合い方を確認してみてください。
スピラボのジャーナリングワーク——受け取る内省と、書く内省
ここまでは、どなたにも当てはまる、ジャーナリング一般のお話でした。最後に、スピラボが遠隔エネルギーワークのなかで育ててきた、ジャーナリングの独自の使い方をお伝えします。
体感を、言葉にして、定着させる
スピラボのワークでは、エネルギーを受け取って起きた体の変化を、その場でジャーナリングに書き留めます。体感(受け取る)→言語化(書く)→再認識→定着、という流れです。受け取っただけでは、変化は感覚のまま流れて消えてしまうことがあります。けれど、書いて言葉にしておくと、それが自分のものとして残り、暮らしのなかで再現できるようになる。
ジャーナリングワークを行い、自分が望む在り方を再認識し、現在の状態とのギャップにも気づくことができました。
M.Nさんは、書くことで「望む在り方」と「今の状態」のギャップに気づいた、と綴っています。この、望みと現在地のあいだのギャップこそが、進む方向を教えてくれます。
『書く』という動作のミラクルさに気づかせていただいた。作業効率は落ちるようで、ぐっと具現化力がついてきました
I.N.さんは、「書く」という動作そのものの力に気づいた、と。手で書くと、たしかに時間はかかります。けれど、その手間をかけたぶんだけ、思い描いたことが形になる力が育っていく——そう感じる方は、少なくありません。
スピラボのジャーナリングは、参加者の皆さんが同じ時期に、同じテーマへ向き合います。ひとりで書くのとは違う、静かな後押しが働く。そう感じたという声も、届いています。
書く前と書いたあとを、数値で確かめる
スピラボのジャーナリングワークには、変化を数字で見える化する仕組みがあります。自分の状態を7つの項目について、それぞれ10点満点で採点し、ワークの初日と最終日の2回、記録します。たとえば「判断の解像度」や「言葉と行動の一致度」といった項目です。体感だけでは流れてしまう変化が、初日と最終日の数字を並べることで、はっきりと目に見えるようになります。変化を、気のせいにしないための仕組みだと思ってください。
思考の精度を上げる装置として
2026年、思考が現実に映し出される速度が、以前より上がっていると、わたしは観ています。だからこそ、自分がいま何を思考しているのかを、自分で正確につかんでおくことが、これまで以上に大切になります。ジャーナリングは、頭の中を紙の上に取り出して、思考の精度を上げていく装置として働きます。
この動きのあった願いについては、以前にジャーナリングワークの中でも、同じことを願っていたことがあったので、相乗的により良い流れが、早く起きたのかも知れないなと思いました。
Nさんは、ジャーナリングで願っていたことに、現実の側の動きがあった体験を、こう振り返っています。書いたから必ず現実になる、とは言えません。変化のあらわれ方にも、速さにも、個人差があります。けれど、書いて願いを明確にした方から、現実の側の小さな動きが報告される——わたしは、そうしたお声を、数多く受け取ってきました。
スピラボでは、こうしたジャーナリングを、遠隔ワークのなかで実践しています。ただ、いきなり書くワークから始める必要はありません。まずは、その対になる「受け取る内省」から、静かに体感してみることをおすすめします。
まず、受け取る体験から
ジャーナリングが「書いて言語化する内省」なら、その対になるのが「座って受け取る内省」です。スピラボには、ソブリン・チューニングという、無料で受け取れる遠隔ワークがあります。無料であることは、迷っているあなたに向けての、いちばん正直なご案内です。
受け取り方は、かんたんです。案内に沿って、静かな時間に「ソブリンチューニングを受け取ります」と、心のなかで宣言する。それだけです。書く内省に入る前の、静かな準備運動として受け取ってみてください。受け取って中心が落ち着いたあとにノートを開くと、言葉が出やすくなる方が多くいます。
もし「まだ早いかもしれない」と感じるなら、その直感も、どうか大切にしてください。準備ができたと感じたときに、いつでも受け取れます。受け取るか受け取らないかを決めるのは、いつでもあなたです。主導権は、最初から最後まで、あなたの手のなかにあります。
ソブリン・チューニング(無料)
受け取る内省から、書く内省へ。まずは無料で、自分の中心に還る時間を体感してみてください。
受け取りは、あなたのタイミングで。今でなくても、扉は開いたまま待っています。
特定商取引法に基づく表記
よくあるご質問
Q. 毎日書かないと、意味がないですか?
そんなことはありません。書けない日があっても大丈夫です。後日、また書きたくなったときに戻ってくれば十分です。頻度よりも、書くときに判断せず、正直に書くことのほうが大切です。
Q. スマホやパソコンで書いてもいいですか?
かまいません。続けやすい方法がいちばんです。ただ、はじめのうちは手書きをおすすめします。手を動かす速さと思考の速さが近く、内側に降りやすいためです。慣れてきたら、あなたに合うほうを選んでください。
Q. 書いたものは、読み返したほうがいいですか?
読み返すと、書いた時には気づかなかった変化に気づけることがあります。とはいえ、義務ではありません。読み返したくない日は、書きっぱなしでもかまいません。読み返すこと自体が、もう一つの内省の時間になります。
Q. 瞑想とジャーナリング、どちらを先にやるべきですか?
決まりはありません。頭がいっぱいの日は、書いて吐き出してから座ると落ち着きやすく、言葉にならないものを抱えている日は、座って静まってから書くと出やすくなります。その日の自分に合うほうを、選んでみてください。
Q. ネガティブなことを書いてもいいですか?
むしろ、書いてください。判断せずに出すことが、ジャーナリングの目的です。誰にも見せませんし、書いたあとに破って処分してもかまいません。外に出すことで、抱えていたものと距離が取れます。
※本記事は、スピラボの世界観に基づく表現を含みます。ジャーナリングやエネルギーワークは医療行為ではなく、診断・治療に置き換わるものではありません。心身に不調があるときは、まず医療機関にご相談ください。ご紹介した体験談は個人の感想であり、あらわれ方や変化には個人差があります。特定の結果を保証するものではありません。
特定商取引法に基づく表記







