「唱えるだけで、人生が好転する言葉があるらしい」。マントラという言葉に、そんな期待を抱いて、この記事にたどり着いた方も多いかもしれません。古代インドから伝わる、音の祈り。たしかに、マントラには、長いあいだ多くの人が唱えつづけてきた、たしかな重みがあります。
ただ、先に、ひとつだけお伝えしておきます。マントラは、あなたの外から幸運を運んでくる、呪文ではありません。マントラの音そのものが働くというより、その響きに身をゆだねるとき、あなたの内側が静まり、中心へ還っていく——そのための、音の道しるべです。主役は、いつもあなたの側にあります。この順番を先に握っておくと、マントラは、何かにすがる道具ではなく、自分をととのえるための、静かな習慣に変わります。
わたしは、堂脇隆資(どうわき・たかし)。ディバインアルケミストとして、12年以上、のべ5万人を超える方(当社調べ)に、遠隔でエネルギーワークをお届けしてきました。その日々で見てきたのは、外の言葉や道具を集めるほど、いちばん確かなはずの自分の内側を、後回しにしてしまう姿でした。だからこの記事では、五つのタイプのマントラを、カタカナの読みつきで紹介しながら、そのすべてが結局、あなたの中心へ還るための音なのだ、という筋を通していきます。
この記事では、マントラとは何かから始めて、最強とも語られるガヤトリー・マントラ、癒しのシャンティ・マントラ、金運の七福神のマントラ、邪気にそっと効くマントラ、そしてチャクラを調えるビージャ・マントラまで、五つのタイプを順にお伝えします。動画がなくても唱えられるよう、読みはすべて文章にしてあります。読み終えるころ、音を「効かせる」という力みが、少しほどけていたら、うれしく思います。
マントラとは、音の響きに力が宿るとされる、古代インド由来の実践です。意味を頭で理解するためというより、声に出す、あるいは聴くことで、心をととのえていくものです。
この記事では、五つのタイプのマントラを、カタカナの読みつきで紹介します。動画に頼らなくても唱えられるよう、読み方はすべて文章にしました。
音に力があるのではなく、音を通して、あなたの中心が静まります。マントラは入口です。ゴールは、言葉がなくても、自分の真ん中に還れるようになること。
それでは、外の音に向いていた期待を、少しずつ、自分の内側へと戻していきます。
マントラとは——音で、中心を調える
マントラとは、「精神を高め、真実の言葉を表現する方法、または手段」とされています。その言葉自体に力が宿るとされ、声に出す、あるいは聴くことで、心の向きをととのえていく——そんな音の実践です。マントラは、音の言霊の実践ともいえます。もともとはサンスクリット語で、日本語に訳した意味を追うだけでは、その響きの働きは十分に伝わらないため、サンスクリットのまま唱える、または聴くことが大切だ、と伝えられてきました。
古くから、マントラの響きには、霊性をととのえ、内なる力をひらき、心を浄め、巡りをよい方へ向ける働きがある、と語られてきました。ただ、これらは断定できる効能というより、長く唱えつづけてきた人たちが受け取ってきた実感です。感じ方には個人差があります。あまり形式にとらわれず、音に親しみ、信頼しながら唱える、または聴く。そのくらいの気楽さが、ちょうどよいと、わたしは観ています。宗教的な信仰が必要なわけではなく、音の響きに、素直に身を預けてみる。それだけで、マントラの入口には立てます。
ガヤトリー・マントラ|すべての祈りの、もとにある一節
最初にご紹介するのは、ガヤトリー・マントラです。インドでもっとも大切にされてきた祈りのひとつで、世界でよく知られたマントラです。唱える人の心を澄ませ、静けさへと導いてくれる——そう伝えられています。まずは、その響きと意味を、ゆっくり味わってみてください。
オーム ブゥ ブヴァ スァファ
物質的な世界、微妙な心の世界、因果の世界。タァ サヴィトゥ ヴァアレェエニャム
あの、宇宙の究極の実在を、あがめます。バァゴォ デヴァアシャ ディイマヒ
この究極の輝き、叡智の実在を、深く瞑想します。ディヨォ ヨォナア プラチョゥダヨ
叡智によって、わたしたちが光となり、究極の実在と一つになれますように。
「ガヤトリー」とは、学問や芸術をつかさどるサラスバティ、豊かさをつかさどるラクシュミー、変容の力をつかさどるカーリー——この三つの女神が、一つに合わさった存在を指すとされています。それぞれ、サラスバティは青、ラクシュミーは黄、カーリーは赤の色と結びつけられてきました。特定の願いがあるときは、対応する色をイメージしながら唱えるとよい、と言われています。全体をととのえたいときは、白い光をイメージするとよいそうです。
古くから、ガヤトリー・マントラには、次のような働きがあると語られてきました。心身の調和、気づきや落ち着き、外からの重たいエネルギーへの護り、そして、恐れや不安をやわらげること。ただし、これらは効能を保証するものではなく、長く唱えてきた人たちの実感として、受け取ってください。まずは一日一回、朝の澄んだ時間に、静かに声にしてみる。それだけでも、一日の始まりの心もちが、少し変わってくるかもしれません。
シャンティ・マントラ|癒しに寄りそう祈り
次は、シャンティ・マントラです。「シャンティ」は、平安・静けさを意味する言葉。その名のとおり、癒しに寄りそう祈りとして、親しまれてきました。ガヤトリー・マントラほど広くは知られていませんが、心の不調和を抱えやすい今の時代に、そっと寄りそってくれる一節です。
オーム ロカーハ サマスターハ スキノー バヴァントゥ
オーム、世界のすべてが、至福でありますように。オーム アサトー マー サッドガマヤ
オーム、偽りから、真理へと導きたまえ。タマソー マー ジョーティルガマヤ
暗闇から、光明へと導きたまえ。ムリティヨールマー アムリタン ガマヤ
移ろいゆくものから、変わらぬものへと導きたまえ。オーム シャーンティ シャーンティ シャーンティ
オーム、平安、平安、平安。
古くから、このマントラには、心と感情を落ち着かせ、思考のこわばりをほどき、心身をなだらかにととのえる働きがある、と語られてきました。全文を唱えるのがむずかしいときは、最後の「オーム シャーンティ シャーンティ シャーンティ」だけを、そっと口にするのでもかまいません。聴くだけでも、静けさは受け取れます。夜、一日の終わりに、寝る前の数分、耳をあずけてみてください。感じ方には個人差がありますが、まずは聴いてみることを、おすすめします。
七福神のマントラ|金運という名の、めぐりを調える

三つめは、七福神のマントラです。七福神とは、毘沙門天・大黒天・布袋・恵比寿・弁財天・福禄寿・寿老人の、七柱の神さまを指します。古来、金運や財運をもたらす神さまとして親しまれてきましたが、それぞれ得意とする分野がちがいます。金運とは、お金そのものというより、あなたの働きが、まわりへ気持ちよくめぐっていく状態のこと——そんなふうに受け取ると、これらのマントラが、ぐっと身近になります。ここでは、七柱それぞれとつながる真言を、読みとともにお伝えします。
毘沙門天のマントラ
読みは、オン ベイシラ マンダヤ ソワカです。毘沙門天は、別名を多聞天ともいい、戦いと正義の神さまとされています。古来、勇気と行動力、情熱、そして邪気を払う力、勝負ごとの後押しといったご利益があると伝えられてきました。自分から動き、実践していく人を、そっと支えてくれる神さまです。
大黒天のマントラ
読みは、オン マカ キャラヤ ソワカです。大黒天は、頭巾をかぶり、袋と小槌を持つ、豊穣と商売の神さまとされています。古来、出世や商売繁盛、人とのご縁を広げる働き、そして、楽しみながら働く力といったご利益があると伝えられてきました。人との交わりを通じて、めぐりをよくしてくれる神さまです。
布袋のマントラ
読みは、オン マイタレイヤ ソワカです。布袋は、七福神のなかで唯一、実在した人物がモデルとされる神さまです。中国生まれの禅僧で、いつも笑みを絶やさず、その場をなごませる力を持っていたと伝えられ、弥勒菩薩の化身ともいわれます。古来、思考の広がりや、希望、好ましいご縁、その人らしさといったご利益があると伝えられてきました。頭を使う仕事を、明るく支えてくれる神さまです。
恵比寿のマントラ
読みは、オン インダラヤ ソワカです。恵比寿は、七福神のなかで唯一の日本の神さまで、大黒天と並んで親しまれています。漁業・商業・農業の神さまとされ、古来、平和や安泰、除災招福、良縁、そして満ち足りた心といったご利益があると伝えられてきました。人の心身を癒し、やさしさを届ける営みを、後押ししてくれる神さまです。
弁財天のマントラ
読みは、オン ソラソバティ ソワカです。弁財天は、七福神のなかで唯一の女性神で、もとはインドの女神サラスバティとされています。音楽や文芸、芸能の神さまとして広く信仰されてきました。古来、才能の伸び、芸事の繁栄、話術、想像力、精神の高まりといったご利益があると伝えられてきました。表現やコミュニケーションを通じて働く人を、支えてくれる神さまです。
福禄寿のマントラ
読みは、オン マカシリ ソワカです。福禄寿は、中国・道教の長寿の神さまで、幸福・福徳・長寿をつかさどるとされています。名の「福・禄・寿」は、幸福・身分・寿命を表すといわれます。古来、立身、健康、洞察や知恵、直感といったご利益があると伝えられてきました。勘やひらめきを用いる営みを、支えてくれる神さまです。
寿老人のマントラ
読みは、オン バザラ ユセイ ソワカです。寿老人は、福禄寿と同じく南極老人星(カノープス)の化身とされる、健康と長寿の神さまです。古来、幸福、健康、霊性の高まり、理解力、その人らしさといったご利益があると伝えられてきました。自分を磨き、使命を果たそうとする人を、支えてくれる神さまです。
邪気に、そっと効くマントラ
四つめは、邪気に効くマントラです。人混みで疲れたときや、なんとなく重たい気配を感じたとき、短く口にできる音があると、心づよいものです。ここでは、二つご紹介します。
日々に唱えやすい一言——オン シュダ シュダ
読みは、オン シュダ シュダです。密教を伝えた善無畏三蔵が伝えたとされる、短い真言です。気功師の清水義久氏は、これを「いつでもどこでもどんな時にも使える、エネルギーチャージの陽のマントラ」と紹介しています。道を歩いていて重たい気配を感じたときや、自分のエネルギーが足りず疲れたと感じたときに、心のなかで短く唱える。それだけで、気持ちがすっと切り替わることがあります。短くて覚えやすいので、いちばん日常で使いやすいマントラかもしれません。
観音さまの、癒しの一節——念彼観音力
読みは、念彼観音力(ねんぴかんのんりき)です。観音経は、般若心経とともに、長く親しまれてきたお経で、観世音菩薩が、さまざまに姿を変えて人々を救う、と説かれています。全文を暗唱できればよいのですが、とっさに唱えるにはむずかしいため、ここでは、その中心にある一節をご紹介しました。くり返し唱えることで、心の安らぎや、穏やかさが訪れる、と伝えられてきました。癒すような気持ちで、静かに口にしてみてください。
チャクラを調える音|ビージャ・マントラ
五つめは、ビージャ・マントラです。「ビージャ」は、種子を意味する言葉。ビージャ・マントラは、一音のごく短いマントラでありながら、それぞれのチャクラと結びつき、その働きを呼び覚ますとされる、貴重な音です。瞑想のときに、各チャクラのシンボルであるヤントラ(図形)とあわせて用いると、より深まるといわれています。図で中心に意識を集め、音で中心を整える。目と耳の両方から、真ん中へ還っていく組み合わせです。
チャクラそのものの基礎を知りたい方は、チャクラの基礎知識をまとめた総合記事を先に読んでおくと、七つのビージャ・マントラの意味が、より立体的に見えてきます。それでは、下のチャクラから順に、一音ずつたどっていきます。発音のこつは、その音を、対応する体の部分で響かせるように、長くのばすことです。
第一チャクラ|LAAM(ラーム)
読みは、ラーム。舌を前歯の裏の付け根につけて、ラーーーームと発音します。こつは、尾てい骨のあたりを、音で振動させるように、長くのばすことです。この考え方では、第一チャクラが調うと、地に足のついた落ち着きや、存在感、自分への信頼、強いグラウンディングが育っていく、といわれています。第一チャクラそのものは、第一チャクラの記事で、くわしくお伝えしています。
第二チャクラ|VAM(ヴァム)
読みは、ヴァム。ラを少し巻き舌にした感じで、ヴァァァームと発音します。こつは、仙骨のあたりを振動させるように、長くのばすことです。この考え方では、第二チャクラが調うと、のびやかな創造性や、よろこびと生命力を感じ取る感度、しなやかなバランスが動きだす、といわれています。第二チャクラそのものは、第二チャクラの記事で、くわしくお伝えしています。
第三チャクラ|RAM(ラム)
読みは、ラム。ラァァァムと響かせるように発音します。こつは、丹田のあたりを振動させるように、長くのばすことです。この考え方では、第三チャクラが調うと、行動力や、変化を起こす勇気、なりたい自分へ近づく意志が、はっきりしてくる、といわれています。第三チャクラそのものは、第三チャクラの記事で、くわしくお伝えしています。
ハートチャクラ|YAM(ヤァム)
読みは、ヤァム。ヤァァァムと響かせるように発音します。こつは、胸の中央のあたりを振動させるように、長くのばすことです。この考え方では、ハートチャクラが調うと、自分を許し愛する落ち着きや、心地よい距離感、寄りかからずにいられる自立が、ひらいていく、といわれています。ハートチャクラそのものは、ハートチャクラの記事で、くわしくお伝えしています。
第五チャクラ|HAM(ハァム)
読みは、ハァム。ハァァァムと響かせるように発音します。こつは、のどのあたりを振動させるように、長くのばすことです。この考え方では、第五チャクラが調うと、まっすぐ伝わるコミュニケーションや、創造性、誠実さ、繊細な感じ取る力が、通ってくる、といわれています。第五チャクラそのものは、第五チャクラの記事で、くわしくお伝えしています。
第三の目のチャクラ|KSHAM(クシャムゥ)
読みは、クシャムゥ。クシャムゥゥゥと響かせるように発音します。こつは、眉間の奥のあたりを振動させるように、長くのばすことです。この考え方では、第三の目のチャクラが調うと、インスピレーションや、洞察力、理解の深さ、静かな叡智が、目覚めてくる、といわれています。第三の目のチャクラそのものは、第三の目のチャクラの記事で、くわしくお伝えしています。
クラウンチャクラ|OM(オーム)
読みは、オーム。オォォォムと響かせるように発音します。こつは、頭頂のあたりを振動させるように、長くのばすことです。この考え方では、クラウンチャクラが調うと、普遍的な真実や叡智への理解、頭の制限からほどける感覚、ワンネスの体験、大いなるものとの静かなつながりに、ふれていく、といわれています。これらは、下の六つのチャクラが順に調っていった先に、自然とひらいてくるもの、とわたしは観ています。クラウンチャクラそのものは、クラウンチャクラの記事で、くわしくお伝えしています。
唱え方より、大切なこと——音は、中心へ還る道
五つのタイプのマントラを、たどってきました。ここまで読んで、気づかれたかもしれません。ガヤトリーも、シャンティも、七福神も、ビージャも、響きも意味もちがいますが、どのマントラも、結局は同じ一つのことへ向かっています。ざわめく心を静め、自分の真ん中へ還ること。マントラとは、意味を届ける言葉ではなく、音の響きで、あなたの中心を、もう一度真ん中へ戻す実践です。音が特別なのではなく、音を通して、あなたが自分の中心に還っていく。その道のりのほうが、ずっと本物です。
だから、発音が完璧かどうかに、神経質になる必要はありません。マントラを、たくさん覚えることが、ゴールでもありません。大切なのは、唱えた後の静けさを、唱えていないときにも、自分のなかで思い出せるようになることです。朝、少しだけ早く起きて、背筋をのばし、おへその下——丹田に、ゆっくりと息を送りながら、ひとつの音を口にする。心がざわついたら、短い一言を、心のなかで唱える。その小さな習慣が、どんなマントラよりも確かな、あなただけの「戻れる中心」を、内側に育てていきます。
スピラボが「主権(ソブリン)」と呼んでいるのは、この、自分の人生の中心を、自分の手に持っている状態のことです。マントラも、ヤントラも、瞑想も、そのための、心強い先生にすぎません。音に頼りきって、自分の感覚を明け渡してしまうのではなく、音を入口にして、最後は自分の中心へ還ってくる。音はいつも、あなたを、あなたの真ん中へ連れ戻すために、そこに響いています。その順番さえ守れば、マントラは、あなたの自立を、静かに後押ししてくれます。
よくあるご質問
Q. マントラとは何ですか?
マントラとは、その言葉自体に力が宿るとされる、古代インド由来の音の実践です。意味を頭で理解するためというより、声に出す、あるいは聴くことで、心の向きをととのえていくものです。もともとはサンスクリット語で、日本語訳を追うだけでは響きの働きが十分に伝わらないため、サンスクリットのまま唱える、または聴くのがよい、と伝えられてきました。スピラボでは、マントラを、音を通して自分の中心へ還るための、入口として捉えています。
Q. マントラは、意味がわからなくても唱えていいですか?
はい、大丈夫です。むしろ、意味を追いすぎず、音の響きそのものに身をゆだねるほうが、マントラには向いている、と伝えられてきました。この記事では、各マントラの意味もあわせて紹介していますが、それは、はじめの手がかりとして知っておくためのものです。慣れてきたら、意味は手ばなして、ただ音を響かせてみてください。感じ方には個人差がありますので、正しさよりも、心地よさを目安にどうぞ。
Q. マントラは、唱えるのと聴くのと、どちらがいいですか?
どちらでもかまいません。声に出すと、自分の体のなかに音が響き、聴くと、その響きに包まれます。時間や場所に合わせて、使い分けてみてください。声に出しにくい場所では、心のなかで唱えるだけでも、じゅうぶんです。大切なのは、上手に唱えることではなく、音とともに、自分の中心が静まっていくのを、静かに感じ取ることです。
Q. どのマントラから始めればいいですか?
迷ったら、短くて覚えやすいものから始めるのがおすすめです。日常のなかで唱えやすい「オン シュダ シュダ」や、チャクラを調えるビージャ・マントラの一音は、気軽に取り入れやすいでしょう。心を落ち着けたい夜には、シャンティ・マントラを聴く、というのもおすすめです。ひとつ、しっくりくるものが見つかったら、しばらくそれを続けてみてください。あれこれ集めるより、ひとつを深めるほうが、静けさは育ちます。
Q. マントラとヤントラは、一緒に使うのですか?
あわせて使うと、より深まる、と伝えられています。ヤントラは「図」で、目から中心へ意識を集めるもの。マントラは「音」で、耳と声から中心をととのえるものです。とくにビージャ・マントラは、各チャクラのヤントラと対応しているため、図を見つめながら、その一音を響かせると、目と耳の両方から真ん中へ還っていけます。ヤントラについては、7つのチャクラの図をまとめた別の記事で、くわしくお伝えしています。
Q. サンスクリット語の発音が、正しくできているか不安です。
完璧な発音でなくても、大丈夫です。長く唱えつづけてきた人たちも、その土地なりの読みで親しんできました。大切なのは、音を、対応する体の部分で響かせるように、ゆっくり長くのばすこと。そして、上手さより、その響きに心を預けることです。この記事のカタカナの読みを手がかりに、まずは気楽に、声にしてみてください。慣れてくると、自分にとって心地よい響きが、少しずつ分かってきます。
※本記事は、スピラボの世界観に基づく表現を含みます。エネルギーワークは医療行為ではなく、診断・治療に置き換わるものではありません。マントラやチャクラに関する記述は、古代インドの伝統・各宗教の伝承とスピラボの世界観に基づくものであり、特定の効果や結果を保証するものではありません。感じ方やあらわれ方には、個人差があります。心身の不調や、気分の落ち込み・不安が強いとき、また続くときは、無理をせず、信頼できる方や医療・専門機関にご相談ください。
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