意識レベルとは──自分の現在地を知る測定方法
意識レベルとは、人や物、場所を含む万物を対象に、その精神性の段階を1〜1000のスケールで数値化した測定方法です。
この概念は、精神科医であるデヴィッド・R・ホーキンズ博士が著書「パワーか、フォースか──人間のレベルを測る科学」の中で公開したもので、キネシオロジーテスト(筋肉反射テスト)という科学的手法に基づいています。
意識レベルを知ることで、
- 自分の精神的な現在地を客観的に把握できる
- 人や物、環境が自分にとって良いか悪いかの判断基準を得られる
- 目に見えない精神状態を数値として共有できる
つまり、「目に見えない状態を表す共通言語」──それが意識レベルです。
大切なのは、意識レベルの数値で自分や他人を裁くことではありません。自分の精神的な現在地を知り、次の一歩を自分で選ぶこと。意識レベルは、そのための道具です。
この記事では、ディバインアルケミストとして12年以上エネルギーワークの実践を重ねてきたわたしが、意識レベルの基礎知識から測定方法、そして意識レベルの上げ方まで、具体的にお伝えしていきます。
意識のマップ(意識レベルの段階表)

※デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」より
意識のマップとは、意識レベルの各段階を一覧にした表です。それぞれの段階に対応する感情、知覚、思考、世界観などが整理されており、自分や対象の状態を把握する際に非常に便利です。
補足として、意識レベルの数字は十進法ではなく対数で表されています。意識レベル300は150の2倍ではなく、10の300乗のパワーを示します。つまり、ほんの数ポイントの上昇であっても、実際には莫大なエネルギー増加を意味するのです。
意識レベル200──最も重要な分岐点
意識のマップにおいて最も重要な分岐点が、意識レベル200のラインです。
この200を境に、エネルギー状態が大きく分かれます。
- 200以上(パワー):勇気、意欲、受容、愛、喜び、平和など、建設的・調和的なエネルギー状態
- 200未満(フォース):恐怖、欲望、怒り、恥、罪悪感など、破壊的・不調和なエネルギー状態
個人レベルでも社会レベルでも、意識レベルが200を下回ると争いや奪い合いに向かいやすく、200以上であれば、より良くあろうとする意欲と平和を志向する方向に進みます。
マハトマ・ガンジーの非暴力運動やマザー・テレサの献身的な奉仕活動は極めて高い意識レベルで観測されますが、日常においても、人に対して思いやりを持っている状態であれば意識レベルは200を上回ります。
表現の仕方で意識レベルは変わる

同じ状況であっても、それをどう捉え、どう表現するかによって意識レベルは変わります。
例えば、困難な状況に直面した時に「もうダメだ」と表現するのか、「ここから何を学べるか」と表現するのかでは、同じ現実に対する精神の位相がまったく異なります。
ポジティブな表現が多い人は精神レベルが上がりやすく、ネガティブな表現が多い人は下がりやすい。意識レベルを上げる最も身近な方法は、日々の言葉を変えることから始まります。
意識レベルの具体的な測定事例
意識レベルはアイデア次第であらゆる対象について測定できます。ここでは、わたし自身が測定した具体的なデータをいくつか紹介します。
人類の平均意識レベルの推移
| 時期 | 意識レベル | 備考 |
|---|---|---|
| 1950年 | 192 | 200未満(フォースの領域) |
| 2000年 | 201 | 史上初めて200を超える |
| 2014年 | 213 | |
| 2026年 | 224 | 12年間で11ポイント上昇 |
人類の集合意識は着実に上昇を続けています。1950年には200を下回っていましたが、2000年に初めて200の壁を超え、2026年現在は224まで到達しています。人類全体として、戦争よりも平和を志向する方向に進んでいると言えます。
日本人の平均意識レベルの推移
| 時期 | 意識レベル | 備考 |
|---|---|---|
| 2014年 | 655 | |
| 2026年 | 620 | 12年間で35ポイント低下 |
日本人の平均意識レベルは世界平均と比較して依然として非常に高い水準にあります。しかし、2014年から2026年にかけて35ポイントの低下が見られます。
この変化は、単に「日本が悪くなった」と捉えるべきものではありません。意識レベルの数ポイントの変動は対数スケールにおいて大きな意味を持ちます。社会の混乱やストレス、価値観の揺らぎなど、複合的な要因が反映されていると考えられます。
大切なのは、集団の数値に一喜一憂することではなく、自分自身の意識レベルを主体的に把握し、引き上げていく姿勢です。
意識レベル上位の日本人の分布(2026年測定)
| 意識レベル | 人数 |
|---|---|
| 1000 | 26人 |
| 900以上 | 271人 |
| 800以上 | 1,464人 |
| 700以上 | 5,153人 |
| 600以上 | 約32,560人 |
意識レベル1000は2014年時点の13人から26人へと倍増しています。高い意識レベルに到達する人の数は確実に増えており、これは希望のシグナルと言えるでしょう。
意識レベルの測定方法
ここからは、自分で意識レベルを測定する具体的な方法を3つ紹介します。いずれも特別な機器は不要で、練習を重ねることで精度を高めていくことができます。
なお、より正確な測定を行うためには、測定者自身の意識レベルが200以上であることが必要です。これは測定に誠実さが求められるためです。
キネシオロジーテスト(筋肉反射テスト)
キネシオロジーテストとは、「体に良いものには筋肉が強く反応し、悪いものには弱く反応する」という性質を利用した、科学的に実証されている測定方法です。ホーキンズ博士も意識レベルの測定にこの手法を採用しています。
二人一組で行います。慣れないうちは、緊張によるブレを避けるために、家族や友人など親しい人をパートナーに選んでください。
手順:
- パートナーにリラックスした状態でまっすぐ立ってもらう
- 利き腕のひじを伸ばした状態で、床と平行になるまで上げてもらう
- あなたはパートナーと向かい合い、特定の宣言をする(例:「1〜1000のスケールにおいて、○○の意識レベルは○○以上である」)
- パートナーの手首を二本指で下方向に押す
- 腕が強く保たれればYES(真)、力が抜ければNO(偽)と判断する
精度を上げるためのポイント:
- リラックスした環境で行う──騒がしい場所、イライラした状態、体調不良時は避ける。測定者・被験者ともに金属製のアクセサリー等は外しておく
- 宣言は断定形にする──疑問形(「○○ですか?」)ではなく、断定形(「○○である」)で宣言する。未来のことではなく、現在または過去に関する内容にする
- 意識レベルの測定時は前提条件をつける──必ず「1〜1000のスケールにおいて」と冒頭に述べてから測定する。この前提条件がないと測定結果が曖昧になる
Oリングテスト(オーリングテスト)
Oリングテストは、キネシオロジーテストと同じく筋肉反射を利用した測定方法で、1993年にアメリカで特許を取得しています。二人一組が基本ですが、一人でも実施できる点が大きな利点です。

一人で行うOリングテストの手順:
- 利き手の親指と中指の先を合わせて、しっかりとした輪(O型)を作る
- 測定したい対象について宣言をする(キネシオロジーテストと同じ要領)
- 反対の手の親指と中指を、作った輪の内側に入れ、外側に開くように力を加える
- 輪が開かなければYES(真)、開いてしまえばNO(偽)と判断する
パートナーが不要で、いつでもどこでも測定できるのが最大の利点です。ただし、キネシオロジーテストと比べると、自分の思い込みが結果に影響しやすい面があります。客観性を保つために、先入観を手放した状態で行うことを意識してください。
ペンデュラム(ダウンジング)
ペンデュラムとは、水晶などのパワーストーンが先端についた振り子のことです。この振り子の動きを使って測定する方法がダウンジングです。
筋肉反射テストとは異なり道具が必要ですが、一人で測定でき、慣れると最も迅速かつ正確に結果を得ることができます。エネルギーを扱うヒーラーの中にはペンデュラムを愛用している人も多くいます。
手順:
- ペンデュラムの鎖(紐)の端を利き手の親指と人差し指で軽く持ち、肘を固定する
- まず基準を確認する。「YESを示してください」と宣言し、振り子がどの方向に動くかを確認する(一般的には前後の縦揺れがYES)。続けて「NOを示してください」と宣言して確認する(一般的には左右の横揺れがNO)
- 基準が定まったら、測定したい内容を宣言する
- 振り子の動きでYES・NOを判断する
ペンデュラム選びのポイント:
- 天然石のペンデュラムを選ぶ(水晶、アメジストなど)
- ある程度の重さがあるものの方が振れが安定する
- 手に持った時に「しっくりくる」感覚を大切にする
なお、ペンデュラムによるダウンジングは、測定者のセンスとペンデュラムの質に左右される面があります。最初は簡単な質問(自分の名前や性別の確認など、答えが明確なもの)で練習を重ね、精度を確かめてから本格的な測定に移ることをおすすめします。
意識レベルの上げ方──基礎編
ホーキンズ博士は「通常、意識レベルは一生かけて数ポイントの上昇にとどまる」と述べています。しかし、意識的に取り組むことで上昇を加速させる方法は存在します。
意識レベルが上がるとは、具体的には次のような変化が起こる過程を指します。
- 人生における価値観や精神性に変化が起こる時
- 怒り・憎しみなどの負の感情がクリアになっていく時
- 気づきや意識に根本的な変容が起こる時
1は人生を通した学びや経験に基づくため、通常は時間がかかります。しかし2と3は、条件が揃えば短期間で変容が起こり得ます。ここでは、日常生活の中で実践できる方法を5つ紹介します。
① 読書で意識レベルを上げる
ホーキンズ博士は、「パワーか、フォースか」の内容を徹底的に理解・吸収することで、平均35ポイントの意識レベル上昇が期待できると述べています。
この事実が示すのは、意識レベルの高い書籍を読み、理解・吸収することで、読者の意識レベルも引き上げられるということです。
目安としては、意識レベル500(「愛」の段階)以上の書籍を選ぶと良いでしょう。奉仕や貢献、人類への愛に基づく内容であれば波動は高く、私利私欲に基づく内容であれば波動は低い傾向にあります。
なお、意識レベルの高い本は結界を張る際の道具としても活用できます。
② 言葉を変えて意識レベルを上げる
先述の通り、同じ状況でも表現方法によって意識レベルは変わります。日常的に使う言葉を意識的にポジティブなものへと変えていくことで、精神レベルは少しずつ上昇していきます。
具体的には、「嫌だ」「無理」「ダメだ」という表現を、「ここから何を学べるか」「どうすれば出来るか」「次にどうするか」という表現に切り替えていきます。
言葉は思考を、思考は行動を、行動は現実を変えます。小さな言葉の選び直しが、意識レベルの着実な上昇につながるのです。
③ 好きなことに打ち込む
情熱を持って何かに打ち込んでいる状態は、意識レベルが自然と高まります。好きなことに没頭している時、人は恐怖や不安を忘れ、喜びや創造性の中にいます。
「何をすればいいか分からない」という方は、まず自分が心から楽しめることを探すことから始めてみてください。趣味でも仕事でも、打ち込める何かがある人は精神的に安定しやすい傾向にあります。
④ 意識レベルの高い人と行動を共にする
人のエネルギーは周囲の影響を受けます。意識レベルの高い人と行動を共にすることで、自分自身のエネルギー状態も引き上げられます。
反対に、常にネガティブな発言をする人、他人を批判し続ける人と長時間一緒にいると、自分の意識レベルも引き下げられやすくなります。
人間関係を見直すことは、意識レベルの上昇において見過ごされがちですが、非常に効果的なアプローチです。
⑤ 瞑想をする
瞑想は、意識レベルの上昇に最も効果的な日常習慣の一つです。
瞑想の目的は、日常の思考のノイズを鎮め、意識をクリアな状態にすること。1日10分程度でも、継続することで内面の変化が起こりやすくなります。
特に意識レベルの上昇においては、グラウンディング(地に足をつけること)を組み合わせた瞑想が効果的です。大地のエネルギーとつながることで、精神の安定と意識の拡大が同時に起こりやすくなります。
意識レベルをさらに高める方法──エネルギーワークという選択肢
基礎編で紹介した5つの方法は、日常の中で着実に意識レベルを上げていくアプローチです。
しかし、ホーキンズ博士が述べたように、通常のアプローチだけでは一生かけて数ポイントの上昇にとどまることも事実です。
意識レベルの上昇を加速させたい場合、エネルギーワーク──すなわち、目に見えないエネルギーを直接扱うアプローチ──が有効です。
エネルギーワークでは、怒り・憎しみ・恐怖といった負の感情のエネルギーを直接クリアにしたり、意識の変容を促すエネルギーを受け取ることで、通常の方法では時間がかかる変化を短期間で引き起こすことが可能です。
わたしが提供している「ソブリン・チューニング」は、このエネルギーワークを遠隔で体感していただけるセッションです。まずは無料で受け取ることができますので、意識レベルの変化を実感してみたい方は、ぜひ一度お試しください。
意識レベルに関するよくある質問
Q. 自分の意識レベルはどうやって正確に知ることができますか?
この記事で紹介した3つの測定方法(キネシオロジーテスト、Oリングテスト、ペンデュラム)のいずれかで測定できます。初めての方は、信頼できるパートナーとキネシオロジーテストを行うのが最も正確です。一人で行う場合はOリングテストが手軽ですが、先入観が入りやすいため、客観性を保つ意識が大切です。
Q. 意識レベルは日によって変動しますか?
はい、日々の感情状態やストレス、環境によって多少の変動はあります。ただし、意識レベルの「基本値」は急激には変わりません。一時的に落ち込むことがあっても、普段の意識レベルが高い人は基本値に戻りやすい傾向があります。
Q. 意識レベル200以下の場合、どうすれば200を超えられますか?
まず焦らないことが大切です。意識レベル200の分岐点は「勇気」の段階です。自分の現状を正直に認め、より良くなろうとする意欲を持つこと自体が、200に向かう第一歩です。基礎編で紹介した言葉を変える方法や読書から始めてみてください。
Q. 意識のマップで「悟り」(700〜1000)に到達することは可能ですか?
理論上は可能ですが、人類の歴史上でもごく少数の人しか到達していない領域です。日本人の中で意識レベル700以上は約5,153人、1000に到達した人は26人です。まずは日常生活の中で意識レベル500(愛の段階)を目指すことが、地に足のついた目標と言えます。
Q. 「パワーか、フォースか」以外に意識レベルの参考になる書籍はありますか?
ホーキンズ博士の著書であれば「わたし──真実と主観性」もおすすめです。より深い精神性について書かれています。また、意識レベルの高い書籍を選ぶ際には、この記事で紹介した測定方法を使って、自分で書籍の意識レベルを測定してみることが最も確実です。
※この記事で紹介している意識レベルの概念は、デヴィッド・R・ホーキンズ博士の著書に基づく情報提供を目的としています。測定データは筆者独自の測定によるものであり、科学的に検証されたデータとは性質が異なります。意識レベルの測定は個人の状態や環境により結果が変動する場合があります。心身の不調が続く場合は医療機関への相談をお勧めします。





