エネルギー最大値から観る現在地4

今回は、何故仮の実体である人間期間を経験する必要があるかについて、考察していきます。

 

まず、生命の実体である霊体期間に関して、神格へと境涯を上げている生命は別として、天上の生命当体である生命位相(アストラル電子袋)内に格納されて、約280年間を過ごします。

その期間は、眠っているのか起きているのか分からない状態で、たった1人で存在している事になります。

霊体の状態では、心を稼働させる事が出来ない事から、複雑な思考を営む事が出来ず、それ故に成長する事は出来ません。

また、アルトラル電子袋の中に格納されている為、外界に干渉する事は出来ず、たった1人で存在している事から、自分とは何者かを知る術がないのです。

それは、人間期間で例えると、母親のお腹の中にいる胎児のようなイメージです。

 

次に、360年周期を経て、仮の実体である人間期間がスタートします。

それは、生命位相からアストラル線を、肉体を囲う魂体に接続する事を通して、肉体を操作する期間でもあります。

この期間は、魂体を持っている事から、心を稼働させる事が可能であり、それによって複雑な思考を営む事が出来、それ故に成長する事が出来ます。

また、肉体は高感度センサーの役割を果たし、地上での情報を天上の生命当体である生命位相にフィードバックする事を通して、感覚を知る事が出来ます。

そして、それまでは1人で存在していたのに対し、人間関係を構築する事を通して、他者という比較対象としての鏡を通して、自分という存在を認知する事が可能となり、自分とは何者かを悟る事が出来るのです。

この人間期間の成長度合いに応じて、その後の行き先が分岐する事になります。

銀河レベルの視点で観て、赤子の状態を脱せられない生命は輪廻転生の工程から外れ、子供の状態まで育った生命は輪廻転生の工程に沿って、天上の生命当体である生命位相(アストラル電子袋)内に格納されて、約280年間を過ごす事になります。

それに対して、成人の状態まで育った生命はそれに応じた神格(仏神)を与えられ、地上の人間としての子供たちの教育や、成人したヒト(仏神)の教育を行うという仕事に就くのです。

そのサイクルを通して、生命進化を図かり、宇宙を発展させていく、これが宇宙の意志であり、人間としての宿命は『ヒトの可能性を発現させ、我ぞ宇宙の境涯に覚醒する事』、この一本道へと帰結していく事になります。

 

成人レベルに成長する事 = ヒトに成る事 = 銀河人になる事 = 神格(仏神)を与えられる事が、宇宙に貢献出来る最低限の条件となっています。

様々な観点より、今生は非常に重要な転換点であり、最低限成人レベルへと成長する事が求められています。

 

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