【山羊座新月2026】蟹座満月から始まる情熱と現実化の17日間

「王の帰還」——2026年、あなたは自分の人生の王座に座る

この記事にたどり着いたあなたへ。

まず、お伝えしたいことがあります。

あなたがこの記事を読んでいるのは、偶然ではありません。

2025年という「浄化と完了」の巨大な門を潜り抜け、私たちはいま、全く新しい次元の現実へと足を踏み入れています。

2026年は、数秘術において「ユニバーサル・イヤー1」（2+0+2+6=10→1+0=1）の年。

「1」は始動、独立、リーダーシップ、そして何よりも「個」としての主権の確立を象徴します。

2025年が「9」の年として、古いカルマの清算、不要になった関係性の整理、魂の深いレベルでの解毒を促す期間だったとすれば——2026年は、その浄化された更地に「あなたという名の新しい帝国」を建設するための、最初の礎石を置く年です。

しかし、この移行は静寂の中で行われるわけではありません。

2026年1月、天空はこれまでにないほどの「情熱」と「緊張」の配置を描き出しています。

それはまるで、新しい王の即位を祝う祝砲と、その王の覚悟を試すための試練が同時に訪れるような、ドラマティックな幕開けなのです。

2025年からの聖なる継承——「王の旅路」が導くもの

2026年1月のエネルギーを正しく理解するためには、私たちが2025年後半に通過してきたスピリチュアルなプロセスを振り返る必要があります。

それは断片的なイベントではなく、一つの壮大な物語としてつながっています。

2025年の変容の旅路

【6月】The Royal Decree（王の布告）
夏至のタイミングで、私たちは「創造主としての自分」を宣言しました。自分の人生の王座に座り、自らの現実を創造する力を取り戻すワーク——「私は誰か」というアイデンティティの確立。

【9月】The Akashic Absolution（アカシック・アブソリューション）
魚座満月月食で、アカシックレコードに刻まれた古いカルマパターンを解放し、「赦し」と「清算」の深いプロセスを経験。

【10月】The Sacred Treaty（神聖条約）
天秤座の日食を経て、魂と宇宙との新しい契約を結びました。妥協のない境界線の構築——どこまでが私で、どこからが他者かを明確にするプロセス。

【11月】The Scorpio Phoenix Rising（蠍座の不死鳥の上昇）
蠍座シーズンを通して、古い自我を完全に焼却し、不死鳥のように灰の中から新しい自己として立ち上がる準備をしてきました。

【12月】The Royal Assent（王の裁可）
大晦日、私たちは新しい年への最終承認——行動への許可とコミットメント——を下しました。

そして今、2026年1月——

すべての準備が整い、いよいよ「実践」の時が来たのです。

2026年1月3日〜19日｜宇宙的完了と新生のスピリチュアルカレンダー

この17日間に起こる主要な天体イベントを確認しておきましょう。

ご覧のように、この約2週間に宇宙的なイベントが凝縮されています。

一言でいうと——

• 感情が揺さぶられやすい（蟹座満月）
• でも現実は動かしたい（山羊座ステリウム）
• しかも拡大しやすい（木星の強調）

という、「揺れるのに、前に進む」星回りなのです。

【2026年1月3日】蟹座満月〜感情・家庭・居場所が「膨張」する夜

基本データ

• 日時：2026年1月3日（土）19:02〜19:04 JST
• 月の位置：蟹座13度02分
• 太陽の位置：山羊座13度02分
• 月のサビアンシンボル：「北東の大きな暗い空間に向いている、とても年老いた男」
• 太陽のサビアンシンボル：「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」
• 特記事項：木星との合（コンジャンクション）

「ウルフムーン」の咆哮

1月の満月は、ネイティブアメリカンの伝承で「ウルフムーン（狼の月）」と呼ばれています。

冬の寒さの中で仲間を求めて遠吠えをする狼のように、私たちの魂の奥底にある「帰属欲求」と「生存本能」を呼び覚ます満月です。

蟹座は月の支配星（ルーラー）であり、月にとっての「実家」。ここで起こる満月は、月が持つ「感情」「無意識」「母性」「記憶」のパワーが最大化されることを意味します。

さらに今回は、拡大の星・木星が満月に寄り添い（コンジャンクション）、私たちの感情を何倍にも増幅させます。

これは単なる「感情の高まり」ではありません。

「感情の津波」です。

私たちが普段、社会生活を営むために理性（山羊座）で抑え込んでいる、「寂しさ」「怒り」「甘えたい欲求」「守りたいという切実な願い」が、決壊したダムのように溢れ出す可能性があります。

サビアンシンボルが語るメッセージ

月のサビアンシンボル「北東の大きな暗い空間に向いている、とても年老いた男」——

日本の風水で鬼門とされる北東を見つめる老人は、未知への信仰と内なる知恵の継承を象徴しています。

この度数は恒星シリウス（最も明るい恒星）と重なり、活力と再生のエネルギーを帯びています。老人の姿は一見すると孤独に見えますが、実は「長い人生で培った知恵を、未知の領域に向けて活かす」という深い意味があります。

太陽のサビアンシンボル「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」は、永続する基盤と先人の知恵を表し、「自分は間違っていなかった」という先例からの確認を意味します。風化に耐えて残る花崗岩の浮き彫りは、時間の試練を超えて価値を持ち続けるものだけが残るという教えでもあります。

つまり、この満月のメッセージは——

「あなたの本音が浮上する。それは怖いことではなく、あなたが本当に進むべき道を示すセンサーなのです。そして、あなたがこれまで築いてきた土台は、間違っていなかった」

木星オポジションの「拡大装置」

2026年1月の星回りで最も注意すべきは、木星の影響です。

木星は太陽系最大の惑星（地球の約1300倍）であり、「拡大と強調」を司ります。

この木星が、山羊座に集中する太陽・火星・金星と180度の緊張配置（オポジション）を取ることで——

• 楽しい → 楽しすぎる
• 不安 → 不安が巨大化
• 正しさ → 正論が刃になる
• やる気 → やりすぎて燃え尽きる

が起きやすくなります。

「運が悪い」のではなく、むしろ逆。

“拡大装置”に電源が入る時期なのです。

拡大装置は、使い方が雑だと疲弊を拡大します。
でも、扱い方が丁寧だと、実現を拡大します。

その分岐が、1月上旬に来ます。

歴史が示す山羊座集中配置の意味

山羊座に天体が集中する配置は、歴史的にも重大な転換点と重なってきました。

2008年：リーマンショック——冥王星が山羊座入りした直後に発生。金融システムの根本的な再構築を促しました。

2020年：コロナパンデミック——木星・火星・冥王星が山羊座で一列に並んでいた時期。社会構造、働き方、人との繋がり方が根本から問い直されました。

山羊座は「現実」「権威」「経済」「社会構造」を司る星座です。ここに天体が集中するとき、人類は大きな試練や転換期を迎えます。

しかし同時に、それを乗り越えることで新しい時代への扉が開かれる——これが山羊座の深い教えです。

2026年1月の配置も同様に、一時的に激しい葛藤が起きた後、私たちはより強く高次の段階へ成長していける可能性を秘めています。

家庭内での「最終戦争」に注意

蟹座は「家庭」「家族」「心が安心できる居場所」を象徴する星座です。

木星の影響で「小さな不満」が「巨大な争い」へと拡大しやすい配置になっています。

特に年末年始で家族が集まる時期——

• 親からの何気ない一言に、積年の感情が爆発
• パートナーへの「仕事ばかり」という不満が、「愛されていない」という絶望感に変換される
• 普段なら気にしない言葉が、妙にカチンとくる

こうした状況が起きやすいのです。

しかし、この衝突は「悪いこと」ではありません。

それは、これまで「偽りの平和」の下に隠されていた膿（うみ）を出し切るための、宇宙的な外科手術です。蟹座満月の光は、私たちが無意識に抱えてきた「犠牲者の意識」や「依存心」を照らし出します。この爆発を通じて初めて、私たちは「対等で、真実に基づいた人間関係」を再構築するチャンスを得るのです。

Royal（主権）を取り戻す——感情の王座に自分を戻す

蟹座満月で感情が揺れるほど、「誰かにわかってほしい」が出ます。

でも、主権（Royal）はこう言います。

わかってもらえなくても、私は私をわかってあげられる。
相手を変えなくても、私は私の選択を変えられる。

主権が戻ると、言葉が変わります。
責める言葉ではなく、選択の言葉になります。

【実践リチュアル】蟹座満月の水の浄化

準備するもの：天然塩（粗塩）、日本酒、お気に入りのミネラルウォーター

手順：

1. 聖なる入浴：満月の夜（1月3日〜4日）、バスタブにお湯を張り、天然塩と日本酒（コップ1杯程度）を入れます。蟹座は水のサインであり、水による浄化が最も効果的です。
2. イメージング：湯船に浸かりながら、毛穴の一つ一つから、2025年以前の古い感情、悲しみ、後悔が黒い煙となって抜け出し、お湯に溶けていくイメージを持ちます。
3. 解放の宣言：入浴後、新しいミネラルウォーターを飲みながら、こう宣言します。「私は、私の感情のすべてを受け入れ、そして手放します。私の涙は浄化の雨となり、私の魂の台地を潤しました。私は今、空っぽであり、そして満たされています。」

【2026年1月4日前後】木星の強調——良くも悪くも「盛りすぎる」

1月4日は、木星オポジションが最も強くなる日です。

この日を中心とした数日間は、エネルギーが最も不安定になりやすい時期。しかし同時に、最も大きな気づきが得られる時期でもあります。

木星強調期の「盛りすぎ防止」3ルール

1. 結論を48時間寝かせる
重要決定・別れ話・告発・大きな買い物は、48時間待ってから。感情が落ち着いた状態で判断を。この「48時間ルール」は、木星の拡大エネルギーが落ち着くのを待つための知恵です。

2. 言葉を短くする
説明が長いほど燃料になります。言いたいことは3行以内に。特にSNSへの投稿は要注意——木星の影響で「拡散」しやすい時期です。

3. 睡眠と糖質不足を放置しない
感情の暴走は脳疲労で加速します。スピリチュアルは、意外と身体が基盤です。「波動」は、睡眠不足で簡単に乱れます。この時期は特に、7時間以上の睡眠を意識してください。

【2026年1月7日〜18日】太陽・火星・金星の一直線配置——情熱のピークと実行期間

「情熱のサンドイッチ」という稀有な天体現象

1月7日頃から、山羊座で太陽・火星・金星が一直線に並ぶという極めて稀な配置が形成されます。

太陽（自己の意志）が、火星（行動力・情熱）と金星（愛・喜び・価値）に挟まれる「サンドイッチ状態」——

これは、私たちの意志が「情熱」と「愛」の両側から強烈な圧力を受け、前進せざるを得ない状況を示しています。エンジン（火星）と燃料（金星）が同時に点火されるようなものであり、その推進力は計り知れません。

特筆すべきは、火星が山羊座にあるとき、その品位は「高揚（Exaltation）」の座にあるということ。

山羊座の火星は、無秩序な暴力衝動ではなく、「規律ある兵士」や「戦略的な将軍」のような、極めて建設的で持久力のあるエネルギーを発揮します。

通常の火星が衝動的・短期的・爆発的なのに対し、山羊座の火星は持続的・計画的・野心的な達成力を持ちます。

「燃える道」を行く——気づきを現実に変換する

満月の感情的な嵐が過ぎ去った後、1月7日からはエネルギーの質が劇的に変化します。

1月3日の満月で「本音が露出」し、
1月7日以降で「現実の選択」に落とし、
1月19日の新月で「新しい土台を契約する」。

この約2週間は、気づきを現実に移す期間です。

2025年の間に描いてきた「設計図」を、実際にレンガを積んで形にしていくフェーズ。
「とりあえずやってみる」ことが、驚くべき成果を生む時期です。

1月初旬の激しい現象で「気づき」を得た人は、その気づきに基づいて、新しい人生の方向へと具体的な行動を起こし始めるでしょう。まさにこれこそ本当の意味での「2026年のスタート」です。

Sacred Treaty（境界線）を結ぶ——優しさを「契約」にする

優しい人ほど、境界線を曖昧にしがちです。
でも2026年1月上旬は、曖昧さが燃えやすい。

境界線は冷たさではなく、関係を続けるための技術です。

• 何時以降は仕事をしない
• この話題は今は話せない
• 今日は結論を出さない

こういう「小さな条約」が、1月を救います。

月のノード軸——魚座と乙女座の教え

この期間、魂の進化の方向性を示す「月のノード軸」は、魚座（北のノード）と乙女座（南のノード）の軸にあります。

月のノードとは、月と太陽の見かけの軌道が交わるポイントで、北のノード（ドラゴンヘッド）が「魂が進むべき方向・学び」、南のノード（ドラゴンテイル）が「手放すべき過去・慣れ親しんだパターン」を象徴します。

【手放すべき過去（乙女座・南のノード）】

• 過度な批判癖
• 完璧主義
• 細部への執着
• 分析によるコントロール

【進むべき方向（魚座・北のノード）】

• 受容と許し
• インスピレーション
• 全体性への降伏
• 論理を超えた直感

ここがあなたの世界観でいうAkashic（赦し・清算）です。

「赦し」は甘やかしではなく、過去の反応パターンとの契約解除。

批判で自分や誰かを管理し続ける（南）か、赦しと共感へ舵を切る（北）か——その分岐が、この期間に起きやすくなっています。

【2026年1月11日】ゾロ目ポータル＋鏡開き

1月11日は、2026年最初のゾロ目の日であり、日本の伝統行事「鏡開き」の日でもあります。

エンジェルナンバー111の深い意味

111は「新しい始まり」「思考の現実化」「天使からのサポート」を象徴します。

2026年（ユニバーサル・イヤー1）の1月11日に111が重なるこの日は、「意図設定」のパワーが最大化される、極めて特別なタイミングです。

この日は、あなたが意識を向けるものが、通常よりもはるかに速いスピードで形になり始めます。だからこそ、「何に意識を向けるか」が重要になります。

鏡開きのスピリチュアルな意味

鏡開きは、お正月に年神様（歳神様）の依り代として飾った鏡餅を割り、その力をいただく行事です。

「割る」ではなく「開く」という言葉を使うのは、「末広がり」を意識した縁起担ぎ。

スピリチュアル的には、「神聖なエネルギーを自分の中に取り込み、新しいサイクルを開始する」ことを意味します。

この日は、蟹座満月で浮上した感情と、山羊座新月に向けた目標設定を「統合」する絶好のタイミング。感情（蟹座）と現実（山羊座）の両方を尊重しながら、新しい誓いを立てる日として活用してください。

【2026年1月19日】山羊座新月〜願い事の本命は「仕組み化」と「継続」

基本データ

• 日時：2026年1月19日（日）04:52〜04:53 JST
• 太陽・月の位置：山羊座28度43分〜44分
• サビアンシンボル：「紅茶の葉を読む女性」
• 主要アスペクト：土星・海王星とセクスタイル、天王星とトライン

山羊座新月が持つ特別な意味

山羊座新月は、12星座の中で最も「具現化」の力が強い新月です。

ここでの誓いは、単なる願い事（Wish）ではなく、実行を伴う計画（Plan）として宇宙に登録されます。

サビアンシンボル「紅茶の葉を読む女性」は——

日常の出来事に隠された意味を読み取る直観力を象徴し、占い・シンクロニシティ・目に見えない世界との意識的な関係性を表しています。ティーカップの底に残った葉のパターンから未来を読み取る女性は、「平凡な日常の中にも、宇宙からのメッセージが隠されている」という教えを伝えています。

調和的なアスペクトの連鎖

この新月は外惑星との非常に調和的なアスペクトを形成します。

• 土星（魚座）とセクスタイル：規律ある基盤作り。夢を現実にするための構造化を支援。
• 海王星（魚座）とセクスタイル：霊的なインスピレーション。直感と現実が調和する。
• 天王星（牡牛座）とトライン：革新的な変化への支援。新しい価値観に基づく豊かさの構築。

「新年の抱負ではなく、礎石となる約束を」

この新月は、5年後も価値を持つ長期的な構造を築くための意図設定に最適です。

山羊座新月の願い事——おすすめの型

山羊座新月は、こう問いかけます。

その願いは、誰が、いつ、どうやって実行するの？
続く形になってる？
責任の取り方は決めた？
形（構造）に落ちてる？

【仕事・使命】
「私は2026年3月末までに、（具体的成果）を出すための週次ルーティンを整えています」
「私は（肩書／役割）として、（提供価値）を毎週発信し、信頼を積み上げています」

【お金・豊かさ】
「私は毎月の固定費を見直し、豊かさが循環する家計構造を作っています」
「私は才能（スキル）を形にし、価値として受け取ることを許可しています」

【境界線・人間関係】
「私は、私をすり減らす関係性のパターンを終わらせ、対等な関係を選びます」
「私はNOを丁寧に伝え、YESを誠実に差し出します」

【清算・赦し】
「私は過去の出来事への反応を終わらせ、今の私の選択で未来を作ります」
「私は自分を責める癖を手放し、学びに変換します」

山羊座新月で「やらない方がいい」願い方

• 「いつか幸せになりたい」みたいな期限のない願い
• 相手を変える願い（例：相手がこうなりますように）
• 自分を追い込む誓い（例：絶対休まない）

山羊座は努力を応援しますが、木星強調期は過剰になりやすいので、「継続できる仕組み」が最優先です。

【12星座別】2026年1月3日蟹座満月〜1月19日山羊座新月の過ごし方

太陽星座・月星座・ASCなどでも体感は変わります。ここは「入口」としてお読みください。

♈ 牡羊座

【満月期（1/3〜1/6）】
キャリアと家庭のバランスが強調される時期。第4ハウス（家庭・居場所）で満月が起こるため、「本当に安心できる場所はどこか」という問いが浮上します。親との関係、住まいの問題、心の拠り所について深く考えさせられるかもしれません。木星の拡大エネルギーで、家族との会話が白熱しやすいので、感情的になりすぎないよう注意を。この時期は、外に出て戦うよりも、内なる基盤を整えることに集中すると吉。

【新月期（1/7〜1/19）】
第10ハウス（キャリア・社会的地位）に太陽・火星・金星が集中し、まさに「王の帰還」にふさわしい社会的大成功のチャンス到来。あなたのリーダーシップが求められています。ただし、独断専行には要注意——あなたのスピードは周囲にとって「速すぎる」かもしれません。時折立ち止まり、チームメンバーの声に耳を傾ける余裕が、真のカリスマ性を生みます。1月19日の新月には、今後1年のキャリア目標を具体的な行動計画に落とし込んで。

♉ 牡牛座

【満月期（1/3〜1/6）】
第3ハウス（コミュニケーション・学習・近隣）で満月が起こります。兄弟姉妹との関係、日常的なコミュニケーション、学びたいテーマについて感情が動きやすい時期。言葉の行き違いや誤解が生じやすいので、大切な連絡事項は文字で残すことをおすすめします。一方で、ずっと言えなかった本音を伝える好機でもあります。木星の後押しで、学習や資格取得への意欲も高まるでしょう。

【新月期（1/7〜1/19）】
第9ハウス（冒険・探求・高等教育・海外）に星が集中。物理的にも精神的にも「遠く」へ行くことで運が開けます。海外との取引、専門的な学び、哲学的な探求が吉。「豊かさの革命」を、家計・働き方の構造に落とす時期でもあります。所有より循環へ——物を持つことではなく、価値を流すことで豊かさが増幅します。変化への抵抗を手放し、「未知の世界」へ飛び込む勇気が、後に大きな豊かさを連れてきます。

♊ 双子座

【満月期（1/3〜1/6）】
第2ハウス（お金・才能・自己価値）で満月が起こります。収入、支出、自分の才能の価値について感情が揺さぶられる時期。「自分はこれだけの価値がある」という確信と、「本当にそうだろうか」という不安が交錯するかもしれません。木星の拡大で、衝動買いや過剰な投資には要注意。一方で、自分の才能を正当に評価してもらうための交渉には良いタイミング。

【新月期（1/7〜1/19）】
第8ハウス（継承・深層心理・他者の資源）に星が集中。他者から重要なギフト（遺産、役割、秘密、資金）を受け取る可能性があります。表面的なコミュニケーションではなく、魂と魂が触れ合うような深い対話が求められる時期。パートナーの財産、ローン、保険などの見直しにも最適。言葉が武器にも刃にもなるので、発信は短く丁寧に。深淵を覗き込む勇気が、あなたを変容させます。

♋ 蟹座

【満月期（1/3〜1/6）】
第1ハウス（自己・アイデンティティ）で満月が直撃。あなた自身が宇宙の主役となる、非常にパワフルな時期です。感情が大きく波立ち、「本当の自分」が否応なく表面に出てきます。木星の加護により人気運は絶大ですが、同時に感情の洪水にも注意が必要。相手の言動に一喜一憂せず、どっしりと構える「肝っ玉母さん」のような度量を意識して。守りたいものを言語化し、健全な境界線を結ぶ絶好の機会。

【新月期（1/7〜1/19）】
第7ハウス（パートナーシップ・契約・対人関係）に星が集中。対人関係において劇的な変化、運命的な出会い、あるいは必要な別れが訪れる可能性。ビジネスパートナー、結婚相手、契約相手との関係が大きく動きます。この時期に結ばれる契約や約束は、長期的な影響を持ちます。1対1の関係において、あなたが本当に求めているものを明確にして。

♌ 獅子座

【満月期（1/3〜1/6）】
第12ハウス（無意識・浄化・隠れた敵）で満月が起こります。表面には見えにくい領域での感情の動きがあり、夢が鮮明になったり、過去の記憶が蘇ったりするかもしれません。一人の時間を意識的に取り、内省と瞑想に時間を使うと良いでしょう。この時期に浮上する感情は、長い間無視してきた心の声。批判せずに受け止めて。

【新月期（1/7〜1/19）】
第6ハウス（労働・健康・日常のルーティン）に星が集中。日々の習慣、仕事の進め方、健康管理について大きな変革のチャンス。「王の儀式」として日常のルーティンを昇華させる時です。熱量が高まり、誰かを引っ張りたくなりますが、引っ張るより「任せる」ことで主権が整い、関係が長持ちします。プライドによる孤立を避け、チームビルディングを意識して。

♍ 乙女座

【満月期（1/3〜1/6）】
第11ハウス（友人・コミュニティ・未来のビジョン）で満月が起こります。友人関係、所属するグループ、将来の夢について感情が動く時期。「このコミュニティに居続けていいのか」「この夢は本当に自分のものか」という問いが浮上するかもしれません。南のノード（乙女座）のテーマで、完璧主義や批判癖が刺激されやすいですが、批判を減らすほど、現実は整っていきます。

【新月期（1/7〜1/19）】
第5ハウス（創造性・喜び・恋愛・子供）に星が集中し、輝きます！クリエイティブな活動、恋愛、趣味において情熱の爆発が起こる時期。分析麻痺（Analysis Paralysis）を避け、童心に帰って「遊ぶ」感覚を大切に。考えすぎて動けなくなる前に、まず手を動かしてみて。子供との関係、創作活動、ロマンスにおいて、新しい扉が開きます。

♎ 天秤座

【満月期（1/3〜1/6）】
第10ハウス（キャリア・社会的地位・名誉）で満月が起こります。仕事における達成感と、プライベートとのバランスについて感情が揺れる時期。「認められたい」「もっと評価されるべき」という思いが強まりますが、同時に「このキャリアは本当に自分が望んだものか」という根本的な問いも浮上するかもしれません。対人テーマが拡大しやすく、バランスを取るより「どこまでOKか」を決める（Sacred Treaty）が効果的。

【新月期（1/7〜1/19）】
第4ハウス（家庭・居場所・心の基盤）に星が集中。家の中を整えることが、そのまま社会的な成功に直結します。引っ越し、リフォーム、家族との関係改善に最適な時期。八方美人に注意——すべての人に良い顔をしようとすると、最も大切な身内を傷つけます。優先順位を「家庭ファースト」にする勇気を持って。

♏ 蠍座

【満月期（1/3〜1/6）】
第9ハウス（哲学・信念・高等教育・海外）で満月が起こります。人生の意味、信じているもの、世界観について深く問い直される時期。「今まで信じてきたことは本当だったのか」という揺さぶりが来るかもしれませんが、それは新しい真実を受け入れるための準備。「破壊と再生」のあなたにとって、古い信念体系を手放すことは、より大きな真実への扉を開くこと。

【新月期（1/7〜1/19）】
第3ハウス（コミュニケーション・言葉・学習）に星が集中。あなたの言葉に「言霊」が宿る時期。発信活動、執筆、交渉において、相手の心深くに突き刺さるメッセージを届けられます。ブログ、SNS、プレゼンテーションに最適。ただし毒舌には注意——鋭すぎる洞察力は、時として武器になります。愛を持って真実を語ることを意識して。深いところの清算が進むほど、現実が安定します。

♐ 射手座

【満月期（1/3〜1/6）】
第8ハウス（深層心理・継承・他者の資源）で満月が起こります。パートナーとの財産問題、相続、ローン、保険など「共有するお金」についてのテーマが浮上しやすい時期。また、心の奥深くに隠していた欲求や恐れが表面化するかもしれません。逃げずに向き合うことで、深い変容が可能に。「才能と財産」のハウスも活性化し、あなたの才能が具体的な「富」に変換されるルートが開通します。

【新月期（1/7〜1/19）】
第2ハウス（お金・才能・自己価値）に星が集中。新しい収入源の確保、投資、自分の才能の価値化に最適な時期。「未知への旅立ち」を、計画と習慣に落とす時です。理想は高く、実行は小さく確実に。楽観視しすぎないこと——どんぶり勘定は禁物。山羊座のエネルギーを借りて、収支計画を綿密に立てましょう。

♑ 山羊座

【満月期（1/3〜1/6）】
第7ハウス（パートナーシップ・対人関係）で満月が起こります。1対1の関係——配偶者、ビジネスパートナー、親友——との間で感情が大きく動く時期。相手に対する期待、不満、感謝が一気に表面化するかもしれません。この機会に、関係性の本質について率直に話し合うことをおすすめします。木星の拡大で、関係が急激に深まるか、あるいは必要な距離が生まれるか、どちらかに振れやすい配置。

【新月期（1/7〜1/19）】
第1ハウス（自己・アイデンティティ）に太陽・火星・金星が集結し、今月の絶対的主役となります。あなたの言葉、行動、存在そのものが世界に影響を与える「カリスマ期」です。人生の全権を掌握するタイミング。ただし、責任を増やすのではなく、「続く仕組み」を作ることが開運の鍵。頑張りすぎは逆効果です。あなたは今、自分が思っている以上にパワフル——意識的に「柔和さ」や「笑顔」を見せないと、周囲が萎縮してしまうかも。

♒ 水瓶座

【満月期（1/3〜1/6）】
第6ハウス（労働・健康・日常のルーティン）で満月が起こります。仕事の進め方、健康習慣、日々のルーティンについて感情が動く時期。「このままの働き方でいいのか」「もっと自分らしい日常があるのではないか」という問いが浮上するかもしれません。特に健康面でのサインを見逃さないで——体からのメッセージに耳を傾けて。

【新月期（1/7〜1/19）】
第12ハウス（浄化・無意識・隠された領域）に星が集中。誕生月を前にした、深いデトックス期間です。冥王星があなたの星座に入っている今、古い自我が溶け出し、新しい自分が形成されるサナギの状態。思うように動けなくても自分を責めないで——「眠り」こそが最大の仕事です。個人の自由と社会のルールの間で揺れやすい時期ですが、自分の理念を守るために、現実の交渉（条約）を結ぶ時。

♓ 魚座

【満月期（1/3〜1/6）】
第5ハウス（創造性・喜び・恋愛・自己表現）で満月が起こります。クリエイティブな衝動、恋愛感情、子供に関する事柄について感情が高まる時期。「もっと自分を表現したい」「もっと楽しみたい」という内なる声が大きくなります。北のノード（魚座）テーマで、直感が冴えわたる時期。逃避ではなく「赦して選び直す」方向にエネルギーを使うと現実が好転します。

【新月期（1/7〜1/19）】
第11ハウス（未来・仲間・コミュニティ）に星が集中。魂の目的を共有する新しいコミュニティとの出会いがあります。古い友人関係が自然に終わり、新しい「トライブ（部族）」が形成される時。SNSやオンラインでの繋がりも活性化。自己犠牲に注意——仲間のために尽くしすぎて、自分を無くさないように。対等な関係こそが真の友情です。

1月3日〜19日の過ごし方——やわらかい行動リスト

1/3（満月）〜1/4：感情がピークの「観察期間」

• 結論を出さない（48時間ルール）
• 会話は短く、優先順位は「安全」と「睡眠」
• 家の中を整える（蟹座は環境の影響が強い）
• 反射的にSNS投稿しない（木星で拡大しやすい）
• 入浴での浄化リチュアルを実践

1/5〜1/6：整え直し（修復・微調整）

• 誤解があれば、短く謝る／短く説明する
• 「私はどうしたい？」を紙に書く（Royalの回復）
• 予定を詰め直す（山羊座の構造化）
• 満月で浮上した感情を日記に書き留める

1/7〜1/10：実行の準備期間

• 目標は1つに絞る（過剰を防ぐ）
• 朝のルーティンを固定（山羊座は継続が強い）
• コミットメントを言語化（Sacred Treaty）
• 行動計画の具体化を開始

1/11：ゾロ目ポータルの日

• 意図設定のワークを行う
• 鏡開きの伝統行事を活用
• 新しい誓いを立てる

1/12〜1/18：本格的な実行期間

• 過去の罪悪感を蒸し返さない（Akashic）
• 行動量を増やす（太陽・火星のエネルギーを活用）
• 新月に向けた願い事リストを準備

1/19（新月）：新しい「契約」を結ぶ日

• 未来の自分が続けられる形で誓う
• 「週に何回」「いつやるか」まで落とす
• できれば「見える場所」に貼る（構造化）
• 具体的な行動計画を宇宙に宣言

2026年1月｜3本柱でまとめ直す

1) Royal（主権／自己統治）——感情の王座に自分を戻す

蟹座満月で感情が揺れるほど、「誰かにわかってほしい」が出ます。
でも、主権はこう言います。

わかってもらえなくても、私は私をわかってあげられる。
相手を変えなくても、私は私の選択を変えられる。

主権が戻ると、言葉が変わります。
責める言葉ではなく、選択の言葉になります。

2026年は「ユニバーサル・イヤー1」——「個」としての主権を確立する年。1月のこの期間は、その最初の試金石です。

2) Sacred Treaty（境界線）——優しさを「契約」にする

優しい人ほど、境界線を曖昧にしがちです。
でも2026年1月上旬は、曖昧さが燃えやすい。

境界線は冷たさではなく、関係を続けるための技術です。

• 何時以降は仕事をしない
• この話題は今は話せない
• 今日は結論を出さない

こういう「小さな条約」が、1月を救います。木星の拡大期だからこそ、境界線の明確化が重要になります。

3) Akashic（赦し・清算）——反応の連鎖を止める

木星の拡大期は、反応の連鎖が起きやすい。
赦しは、連鎖を止めるブレーキです。

自分を責める → 他人を責める → 関係が壊れる

この自動運転を解除して、
気づく → 休む → 選び直す
へ切り替える。

月のノード軸（魚座-乙女座）のメッセージとも一致しています。批判（乙女座）から赦し（魚座）へ。それが2026年1月の魂の課題です。

2026年2月以降の展望——海王星牡羊座入りという歴史的転換

1月19日の山羊座新月を超えた先には、さらに大きな宇宙的イベントが待っています。

2026年1月26日、海王星が牡羊座に入宮します。

これは約170年ぶりの歴史的転換点です。海王星は1サインに約14年滞在するため、2026年から2039年まで牡羊座を運行します。

海王星は「夢」「直感」「スピリチュアリティ」「幻想」「溶解」を司る惑星。
牡羊座は「始まり」「自己」「情熱」「パイオニア精神」を象徴するサイン。

この組み合わせは、「個人のスピリチュアルな覚醒」「新しい精神性の始まり」「夢を行動に変える力」をもたらすと予測されています。

2026年1月の蟹座満月〜山羊座新月で築いた土台の上に、海王星牡羊座時代の新しい波が押し寄せてくる——そんな流れになります。

詳しくは、次回の記事で解説予定です。

最後に——2026年1月は「あなたの人生を、あなたの手に戻す」月

2026年1月3日の蟹座満月は、心の扉をノックします。
2026年1月19日の山羊座新月は、現実の扉を開けます。

この間に求められるのは、完璧さではなく、
あなたがあなたの人生を「統治する」こと。

• 感情を否定しない（蟹座）
• でも、反応に支配されない（木星の過剰を管理）
• そして、続く形に落とす（山羊座新月）

Royal（主権）、Sacred Treaty（境界線）、Akashic（赦し）。
この3本柱で整えた選択は、派手ではなくても、強いです。
静かに、でも確実に、あなたの現実を変えていきます。

宇宙は決して無意味に私たちを揺さぶるのではありません。より高い次元へ押し上げるために必要な気づきと機会を与えてくれているのです。

どうか恐れないでください。星たちは常に希望の光を投げかけています。今回の蟹座満月と山羊座新月にまつわる一連の出来事も、あなたの魂の成長物語の大切な一章です。

「我、ここに在り。我が意志、即ち世界の法なり。」

この言霊を胸に、2026年という壮大な物語の、最初のページを書き始めましょう。

あなたの「国造り」が、今、始まります。

よくある質問（Q&A）

Q1. 山羊座新月（2026年1月19日）の願い事はいつ書くのがいい？

流派によりますが、一般には「新月直後〜48時間以内」を目安にする人が多いです。2026年1月19日の場合、04:52 JST以降〜1月21日04:52頃までが理想的な時間帯となります。山羊座新月は特に、願いを「行動計画」に落とすと相性が良いので、書いた後に「週の予定」へ組み込むのがおすすめです。

Q2. 2026年1月3日の蟹座満月が怖いです。どう過ごせばいい？

怖がらなくて大丈夫です。満月期は感情が膨らみやすいだけ。おすすめは——

• 大事な結論を出さない（48時間ルール）
• 睡眠を確保する（7時間以上）
• その場で勝とうとしない
• 水での浄化（入浴、水を飲む）

この4つです。感情は「悪者」ではなく、あなたを守るセンサーです。

Q3. 木星の影響で「過剰」になりやすい時、どうしたらいい？

過剰は意志では止まりにくいので、環境と仕組みで止めるのがコツです。予定を詰めすぎない／SNSを見ない時間を作る／言葉を短くする／結論を48時間寝かせる、など。これは主権（Royal）の実践でもあります。

Q4. 2026年1月26日に海王星が牡羊座に入るって本当？

はい、1月26日17:34 UTに海王星が牡羊座に入宮します。約170年ぶりの歴史的転換点です。これは2039年まで続く14年間のトランジットの始まりであり、新しい時代の幕開けを象徴しています。詳しくは次回の記事で解説予定です。

Q5. 蟹座と山羊座の対立軸は、具体的に何を意味しますか？

蟹座は「感情・家庭・内側の世界・母性・安心」を、山羊座は「理性・社会・外側の世界・父性・達成」を象徴します。この2つは180度対向の関係にあり、どちらも大切ですが、しばしば葛藤を生みます。2026年1月のテーマは、この両極を「統合」すること——感情を大切にしながら現実も動かす、家庭を守りながら社会でも活躍する、そんなバランスを見つけることです。