クリア(ゼロ)に至る過程において、あるいは喜び(プラス)から創造する過程において、人によって例外事項が存在します。
そこに関わってくるのが、魂のブループリントになります。
私たちは、自分自身が生まれる前に「人生のテーマ」や「意味」、「目標」を決めて生まれてきており、その設計図の事を魂のブループリントと呼んでいます。
しかし、人間として生きている期間しか成長する事が出来ない理由から、成長の妨げともなる記憶を消去された状態で生まれてくるのが通常です。
また、今世は今までの過去世とは異なり総決算である事から、魂のブループリントも高い目標値を設定している事も少なくありません。
それ故に、生きづらさを感じている人も少なくないでしょう。
自分のブループリントを全て知る事は難しいですが、ブループリントに沿って生きているか否かの判断は、比較的難しくはありません。
ここでは全てを解説する事は出来ませんので、代表的な判断方法だけを挙げると、
喜びに沿って生きているか、それとも苦しみの中に生きているのか
このいづれかによって判断するというシンプルなもの。
喜びに沿って生きているのであれば、その方向に真っ直ぐ進んでいき、拡大していく事がテーマになっていきます。
しかし、テーマや問題から目を逸らし、表面的な喜びで満足している場合もあるので、注意は必要です。
それに対して、苦しみの中に生きている場合は、大きく分けると2パターンあります。
一つ目は、魂のブループリントから外れているパターン。
この場合は、方向転換や本筋への回帰を促すために、今進めているプロセスが崩壊していくような、ネガティブな事象を内外から起こし続ける事があります。
それに気づき、方向転換や本筋への回帰する事で、事態が好転し始めますが、相応の労力や勇気を求められます。
二つ目は、魂のブループリントに沿ってはいるが、進捗が芳しくないパターン。
この場合は、急かされるようにチャレンジする事を促されたり、一段階あるいは数段階上に飛躍する為の壁に向き合わされたりします。
そして、それをクリアするまで解消しないような、ネガティブな事象を内外から起こし続ける事があります。
このパターンは、前に進み続ける他なく、上昇する事が求められますが、内外からの相応のサポートも入る事が多いのが特徴です。
これら2パターンを含む、苦しみの中に生きているケースの中で、例外事項が起こります。
例外事項に該当する場合は、日常の連続の中では解放あるいは解消されることは無いので、自らが動き正しく変化し続ける事が必要となってきます。
そういった意味では、ネガティブな事象から分かる事、学ぶ事も多いと言えます。
事実、誰にでもネガティブな事象は必ず起こります。
大事なことは、ネガティブな事象に飲み込まれ嘆くのではなく、ネガティブな事象を正しく分析し、いち早くその状況から抜け出し、喜びを拡大していく事。
その一連のプロセスの連続性が、境涯の上昇へと繋がっていきます。
魂のブループリントは、人それぞれ固有のものですが、境涯の上昇は共通のテーマです。