~ 蠍座新月・死と再生の錬金術 ~
灰の中から、黄金の翼を広げて舞い上がる。
冥界の炎で焼き尽くされた魂が、不死鳥として蘇る。
これは終わりではなく、最も劇的な始まりの物語。
【序章】死なねば、生まれ変われない ― フェニックスの召喚
もしもあなたが今、人生の最も深い闇の中にいるのだとしたら。
もしも、これまで築き上げてきたアイデンティティが崩れ去り、かつて確信していた真実が幻想だったと気づき、「私は一体誰なのか?」という根源的な問いが、魂の奥底からこだまし続けているのだとしたら。
それは偶然ではありません。
あなたの魂は今、最も苦痛に満ちた、しかし最も神聖な瞬間を迎えています。それは、古い自己が完全に死に絶え、全く新しい存在として生まれ変わるための、錬金術的な死と再生の入り口に立っているという、魂の最終段階です。
フェニックス神話の深層 ― 不死鳥は、なぜ自ら炎に身を投じるのか
古代エジプト、ギリシャ、ローマ、そしてアラビアの神話に共通して語り継がれる、伝説の鳥・フェニックス(不死鳥)。
この神秘的な鳥は、500年または1000年という長い生涯を生きた後、香木と香料を集めて巣を作り、その中で太陽の炎によって自らの身体を焼き尽くします。そして三日後、その灰の中から、若く美しい姿で蘇ります。
この神話の最も重要な点は、フェニックスが「自発的に」死を選ぶということです。
なぜか?
それは、古い肉体のまま永遠に生き続けることは、真の不死ではなく、腐敗と停滞に他ならないからです。フェニックスは本能的に知っています。成長と進化を続けるためには、定期的に古い自己を完全に破壊し、灰の中から新しい自己を創造し直さなければならないことを。
錬金術の伝統において、フェニックスは「魂の変容」そのものの象徴です。それは、意識的な死と再生を通じて、より高次の存在へと進化する、魂の最も深遠なプロセスを表しています。
あなたの魂も今、同じ瞬間を迎えています。
これまでのあなたは、十分に生き、十分に学び、十分に経験しました。しかし、その古い器は、もはやあなたの魂が次の段階で表現しようとしている、より大きな真実を収めることができなくなっているのです。
あなたの魂は、炎の中で古い自己を焼き尽くし、全く新しい存在として生まれ変わることを、切望しています。
そして今、宇宙は、その変容のための完璧な炎を用意しました。
来る2025年11月20日から22日、蠍座で起こる新月の3日間。
この期間は、単なる新月ではありません。年に一度、魂が冥界の炎で浄化され、フェニックスとして蘇るための、最も強力な宇宙的イニシエーションが開かれる、神聖なる錬金術の坩堝なのです。
このご案内は、単なるイベントへの招待状ではありません。
これは、あなたの魂が、古い自己という繭を破り、黄金の翼を広げて飛翔するための、宇宙からの最終召喚状です。
【第一部】天界の死と再生法廷 ― なぜ「2025年蠍座新月」でなければならないのか?
蠍座の新月は毎年訪れます。しかし、2025年11月20日の蠍座新月は、あなたの魂の死と再生を、これほどまでに完璧な形で執行できる宇宙の法廷が開かれるのは、この日だけなのです。
なぜか?
それを理解するために、私たちは2025年11月20日という日に集結する、五つの宇宙的真実を解き明かす必要があります。
第一の真実:2043年まで訪れない「マイクロ新月」― 18年に一度の極限の闇
2025年11月20日15:47(日本標準時)、蠍座28度12分で起こるこの新月は、天文学的に極めて特殊な新月です。
それは、2043年まで地球から最も遠い新月(約406,680km)となる、「マイクロ新月」として記録されます。
これは何を意味するのか?
スーパームーン(地球に最も近い満月)の対極として、マイクロムーンは地球から最も遠い位置にあります。物理的な距離が最大になることは、霊的な意味では「最も深い闇」「最も遠い冥界」への降下を象徴します。
例えるなら、通常の蠍座新月が深さ100メートルの井戸への降下だとすれば、このマイクロ新月は深さ500メートルの奈落への降下です。より深く降りるほど、より根源的な変容が可能になります。
そして、この深さは次に同じ深さに到達できるのは2043年。つまり、今後18年間、この深さでの変容の機会は訪れないのです。
あなたの魂は、今、この18年に一度の深淵へと降りる準備ができていますか?
☿ 第二の真実:トリプルコンジャンクション+カジミ ― 三位一体の死と真実の啓示
2025年11月20日の蠍座新月の最大の特徴は、太陽・月・水星が蠍座28度付近で完璧に重なり合う「トリプルコンジャンクション」です。
通常の新月は、太陽と月の合(コンジャンクション)です。しかし、この日はそこに逆行中の水星が加わり、さらに水星は「カジミ(Cazimi)」という、太陽から13分以内の至近距離に位置します。
カジミとは、アラビア語で「太陽の心臓の中」を意味し、古代占星術において最も強力な吉兆の配置とされてきました。通常、逆行中の水星は混乱をもたらしますが、カジミの状態では、水星は太陽の炎によって浄化され、最高の力を発揮するのです。
この配置が意味するもの:
- 太陽 = 意識、自己、生命力
- 月 = 無意識、感情、魂
- 水星(逆行+カジミ) = 隠された真実の啓示、過去の見直し、深層からのメッセージ
この三つが蠍座という「死と再生」「隠された真実」「変容」を司る最も深遠な星座で完璧に重なる時、それはあなたの意識・無意識・隠された真実が一つに融合し、完全な自己認識が訪れる瞬間なのです。
これは、まるで三つの鍵が同時に揃わなければ開かない、宇宙の最も深い金庫の扉が開く瞬間です。そして、この三つの鍵が揃う配置は、極めて稀なのです。
⚡ 第三の真実:5天体逆行という異例の集中 ― 宇宙全体の「見直しと解体」
2025年11月20日時点で、水星・木星・土星・天王星・海王星という5つの天体が同時に逆行中という、異例の天体配置が起こっています。
通常、逆行する惑星は1~2個程度です。しかし、この日は5個。これは何を意味するのか?
占星術において、惑星の逆行は「内省」「見直し」「過去の再処理」「隠されたものの露呈」を象徴します。つまり、5天体が同時に逆行するということは、宇宙全体が「過去を見直し、古いものを解体する」モードに入っているということです。
それぞれの逆行が意味するもの:
| 惑星 | 逆行の意味 |
|---|---|
| 水星 | 思考パターン、コミュニケーション、隠された情報の見直し |
| 木星 | 信念体系、人生哲学、拡大志向の見直し |
| 土星 | 構造、責任、制限、カルマの見直し |
| 天王星 | 革命、自由、独立性の見直し |
| 海王星 | 幻想、スピリチュアリティ、理想の見直し |
この5つが同時に逆行しているということは、あなたの人生のあらゆる側面 ― 思考、信念、構造、自由、霊性 ― が、一斉に「見直しと解体」の対象になっているということです。
これは、家のリフォームに例えるなら、一部屋ずつ改装するのではなく、家全体を一度スケルトン(骨組みだけの状態)に戻して、ゼロから建て直すような、根本的な再構築のタイミングなのです。
このような5天体逆行の集中は、数年に一度あるかないかの稀な配置です。そして、それが蠍座新月と重なるのは、宇宙が「今こそ、完全な解体と再構築の時だ」と告げている証なのです。
第四の真実:水のグランドトライン ― 感情の浄化を支える宇宙の三角形
死と解体というテーマだけでは、この変容は過酷すぎて、魂が耐えられないかもしれません。しかし、宇宙は慈悲深い。この日、蠍座の新月は、蟹座の木星、魚座の土星・海王星とグランドトライン(大三角)を形成します。
グランドトラインとは、3つの天体が正三角形を形成する、最も調和的で保護的な配置です。そして、この三角形を形成する3つの星座 ― 蠍座、蟹座、魚座 ― は、すべて「水のエレメント」です。
水のエレメントは、感情、直感、浄化、癒し、共感を象徴します。
つまり、この配置はあなたが冥界の炎で焼かれる間、宇宙が優しい水で包み込み、浄化し、癒しをもたらすことを意味します。
- 蠍座の新月 = 深い感情的変容の中心
- 蟹座の木星 = 母性的な保護、感情的な拡大と成長
- 魚座の土星・海王星 = スピリチュアルな構造、集合的な癒し
これは、まるで三人の慈悲深い女神があなたを囲み、「恐れないで。私たちがあなたを守り、支え、癒すから」と囁いているような配置なのです。
この水のグランドトラインがあるからこそ、あなたは安全に深淵へと降り、完全な変容を経験できるのです。
第五の真実:天王星×海王星セクスタイル ― 世代を超えた革命と霊性の融合
そして、最も深遠な真実。この日は、天王星(牡牛座29度・逆行中)と海王星(魚座)がセクスタイル(60度)を形成します。
これは、2025年から2027年にかけて合計5回発生する世代的アスペクトの2回目です。
天王星は「革命」「突然の変化」「既存の価値観の崩壊」を、海王星は「霊性」「夢」「集合無意識」を象徴します。この二つが調和的に結びつく時、それは集合意識レベルでの革新と精神性の融合を意味します。
つまり、あなたがこの日に経験する変容は、単なる個人的な変化ではなく、人類全体の意識進化の一部なのです。あなたは、新しい時代の意識を先駆けて体現する者となります。
さらに、天王星は新月に対してオポジション(180度・対立)を形成し、「既存の価値観の崩壊」「突然の変化」を強制します。これは、あなたが変わりたくなくても、宇宙が強制的に変容を促すということです。
抵抗すれば、それは破壊的に感じられるでしょう。しかし、この召喚に応じれば、それは解放的な革命となります。
それは、準備のできた魂を、完全に死なせ、完全に生まれ変わらせることだ」
― 宇宙の法則
なぜ「今年」「この日」でなければならないのか ― 統合された答え
ここまでの五つの真実を統合すると、答えは明確です。
2025年11月20日の蠍座新月は:
- 2043年まで訪れない最も深い闇(マイクロ新月) = 最も根源的な変容が可能
- 太陽・月・水星のトリプルコンジャンクション+カジミ = 意識・無意識・真実の完全な融合
- 5天体逆行の異例の集中 = 人生のあらゆる側面の一斉解体と再構築
- 水のグランドトライン = 変容を支える宇宙の保護と癒し
- 天王星×海王星セクスタイル = 世代的な革命と霊性の融合
これら五つの要素が完璧に揃う日は、あなたの生涯において二度と訪れない可能性があります。
来年の蠍座新月? マイクロ新月ではありません。
再来年の蠍座新月? 5天体逆行は起こっていないでしょう。
10年後の蠍座新月? 天王星×海王星セクスタイルは、もう終わっています。
この日は、宇宙が何十年、何百年に一度の頻度でしか開かない「完全なる死と再生の門」を、あなたのために開いている、唯一無二の日なのです。
そして、その門は11月22日の夜には閉じます。
あなたは、その門をくぐりますか?
それとも、また何十年も待ちますか?
第一の真実:蠍座新月の本質 ― 冥界の門が開く、唯一の時
占星術において、蠍座は黄道12宮の中で最も深遠で、最も恐れられ、そして最も神聖な星座です。
なぜなら、蠍座だけが「死」と「再生」、「破壊」と「変容」、「冥界」と「不死性」を同時に司る、唯一の星座だからです。
蠍座の三つの象徴 ― サソリ、鷲、不死鳥
古代の占星術において、蠍座には三つの異なる象徴的な姿が与えられていました。これは、この星座のエネルギーを扱う魂の、進化の三つの段階を表しています。
- サソリ(The Scorpion)― 本能と破壊の段階
地を這い、毒針で敵を刺す蠍は、蠍座エネルギーの最も原始的な表現です。この段階の魂は、嫉妬、執着、復讐、支配といった、破壊的な情動に支配されています。しかし、この毒こそが、古い自己を殺すための、必要不可欠な道具なのです。 - 鷲(The Eagle)― 超越と洞察の段階
蠍座の中間段階を象徴する鷲は、地を這う蠍から進化し、空高く舞い上がり、鋭い眼光で真実を見抜く力を得た魂を表します。この段階の魂は、表面的な現実の背後にある、隠された動機や深層心理を見通す、透視者となります。 - 不死鳥(The Phoenix)― 錬金術的変容の完成
蠍座の最高段階を象徴するのが、フェニックス(不死鳥)です。この段階の魂は、意識的な死と再生を繰り返すことで、永遠の進化を続ける錬金術師となります。もはや破壊や苦痛を恐れず、それらを変容の燃料として使いこなす、真の不死の存在です。
今回の儀式「The Scorpio Phoenix Rising」は、あなたの魂を、蠍座の第三段階、不死鳥の領域へと引き上げるための、宇宙的イニシエーションなのです。
蠍座の支配星は、冥界の神・プルート(冥王星)です。
ギリシャ神話において、プルートー(ハデス)は死者の国を統治する神であり、地下深くに眠る莫大な富(鉱物資源)の管理者でもありました。これは深遠な象徴です。最も価値あるもの(黄金)は、最も深い闇(冥界)の中にのみ存在するのです。
蠍座新月は、この冥界の門が年に一度開かれる時です。
この時、あなたの魂は、自らの最も深い闇 ― 恐怖、トラウマ、抑圧された感情、認めたくない真実 ― に直面することを余儀なくされます。しかし、その闇の中にこそ、あなたの魂の最も価値ある宝、真の自己という黄金が眠っているのです。
蠍座新月の儀式は、単なるヒーリングではありません。それは冥界降下(カタバシス) ― 自らの内なる死者の国へと降り立ち、そこに囚われている魂の断片を救出し、黄金を手に地上へと帰還する、英雄の旅なのです。
第二の真実:新月という「種蒔きの魔術」― 闇の中でのみ、新しい生命は芽吹く
新月とは、月が太陽と地球の間に位置し、地球から見て完全に姿を消す瞬間です。古代から、この「最も深い闇」の瞬間は、最も強力な創造の時として崇められてきました。
なぜか?
それは、種は暗闇の土の中でのみ発芽し、胎児は母の子宮という暗闇の中でのみ成長するという、生命の根源的な法則に基づいています。光の中では、何も生まれません。創造は常に、闇の中で始まるのです。
錬金術の言葉で言えば、これは「ニグレド(Nigredo)―黒化」の段階です。全ての錬金術的変容は、まず物質を完全に黒く焼き焦がし、その本質だけを残すことから始まります。この「死」のプロセスなくして、「再生」はあり得ないのです。
蠍座新月は、最も深い闇(蠍座)と、最も強力な創造の瞬間(新月)が重なる、年に一度の錬金術的な特異点です。
この時、あなたが冥界の炎の中に「古い自己の種」を投げ込めば、三日後、そこから全く新しい自己という生命が芽吹き始めるのです。
第三の真実:11月20日から22日という「三日間の死と復活」― キリストとオシリスの秘儀
なぜ、この儀式は3日間なのか?
それは偶然ではありません。「三日間の死と復活」は、人類の集合的無意識に深く刻まれた、最も強力な変容の元型だからです。
✝️ キリストの復活 ― 三日目の奇跡
キリスト教の最も核心的な教義は、イエス・キリストが金曜日に十字架で死に、三日後の日曜日に復活したという物語です。
この「三日間」は、単なる時間の経過ではありません。それは完全な死を経て、新しい次元の存在として生まれ変わるという、魂の変容プロセスそのものを象徴しています。
重要なのは、キリストが「瀕死の状態から回復した」のではなく、「完全に死んでから、不死の存在として復活した」という点です。つまり、中途半端な変化ではなく、完全な断絶と再創造が起こったのです。
⚱️ オシリスの復活 ― エジプトの死と再生の秘儀
キリストよりも遥かに古い、古代エジプトのオシリス神話も、同じ構造を持っています。
オシリスは弟セトに殺され、その遺体は14の部分に切り刻まれ、エジプト全土に散らばりました(完全な死と断片化)。妻イシスは、その断片を一つ一つ集め、魔術によってオシリスを復活させました(再統合と再生)。
復活したオシリスは、もはや地上の王ではなく、冥界の支配者として、死と再生のサイクルそのものを司る神となりました。つまり、彼は死を経験することで、死を超越する力を得たのです。
これらの神話が示すのは、真の変容には「三日間」という時間が必要だということです。
一日目は「死」 ― 古い自己の完全な解体。
二日目は「冥界」 ― 無の空間での浄化と準備。
三日目は「復活」 ― 新しい自己の誕生と祝福。
この三段階は、錬金術における「ニグレド(黒化)」「アルベド(白化)」「ルベド(赤化)」という、物質を黄金に変える三つの過程とも完全に一致します。
11月20日から22日の3日間は、まさにこの神話的・錬金術的な「死と復活」のプロセスを、あなたの魂で再現するための、完璧に設計された時間なのです。
2025年11月の宇宙的文脈 ― ソブリン・メタモルフォーシスのクライマックス
そして、最も重要なこと。
この3日間は、孤立した儀式ではありません。それは、11月5日の牡牛座満月(スーパームーン)から始まった「The Sovereign Metamorphosis ~ 主権覚醒の17日間」という、より大きな変容の旅の、最も劇的なクライマックスなのです。
すでにソブリン・メタモルフォーシスに参加されている方々は、この17日間で、古い自己を手放し、11:11ゲートウェイで新しい意識を開き、そして今、最終的な変容の瞬間を迎えようとしています。
この3日間は、その旅の決定的な完成となります。
一方、まだソブリン・メタモルフォーシスに参加されていない方々にとって、この3日間は完全に独立した、濃縮された変容体験として機能します。
例えるなら、映画の三部作で、第一作と第二作を見ていなくても、第三作(クライマックス)だけで感動できるように設計された作品のようなものです。前の作品を見ていればより深く理解できますが、この最終章だけでも、完結した物語として、深い変容をもたらすのです。
【第二部】錬金術の坩堝 ― 3日間で魂を黄金に変える、神聖なるプロセス
この3日間の儀式は、抽象的な霊的体験ではありません。それは、中世の錬金術師たちが何世紀もかけて完成させた「大いなる作業(マグヌム・オプス)」という、物質を黄金に変えるプロセスを、あなたの魂に適用する、極めて具体的で体系的な変容の科学です。
錬金術師たちが本当に追求していたのは、物質的な黄金ではありませんでした。それは魂の完成 ― 不完全な人間が、神的な存在へと変容することだったのです。
そのプロセスには、三つの明確な段階があります。
【第一日目】11月20日(水)― ニグレド(黒化):死の儀式
テーマ:完全なる死と解体
錬金術において、ニグレド(Nigredo・黒化)は、最も苦痛に満ちた、しかし最も必要不可欠な段階です。それは、物質を炎で焼き、腐敗させ、完全に黒い灰にするプロセスです。
なぜこの破壊が必要なのか?
それは、古い形を完全に壊さなければ、新しい形は創造できないからです。中途半端に古いものが残っていれば、それは新しい創造を妨げる「不純物」となります。
心理学者カール・ユングは、ニグレドを「自我の死」と表現しました。それは、あなたが「これが私だ」と信じてきたアイデンティティ ― 肩書き、役割、過去の物語、他者からの評価 ― という幻想の殻を、完全に砕く作業なのです。
⚫ 黒い太陽(Sol Niger)― 錬金術の最も深遠なシンボル
錬金術の図像学において、ニグレドの段階を象徴するのが「黒い太陽(Sol Niger)」です。
これは矛盾したイメージです。太陽は光の源であり、黒は光の不在です。しかし、この逆説こそが、ニグレドの本質を表しています。
それは、あなたの意識の光が完全に消え去り、無意識の最も深い闇の中に沈む瞬間を意味します。この闇の中でのみ、あなたは「本当の自分」と出会うことができるのです。
なぜなら、社会的な仮面、他者からの期待、自分自身への嘘といった、全ての装飾が剥ぎ取られた時、最後に残るもの ― それがあなたの魂の本質だからです。
第一日目に期待される変容の可能性:
古いアイデンティティからの完全な解放
- 「本当の自分ではない」という違和感の正体が明確になる可能性: 長年感じてきた「何かが違う」という漠然とした違和感が、具体的に「これが手放すべきものだったのか」と腑に落ちる瞬間を体験できる可能性があります。これは、霧が晴れて道が見えるような、魂レベルでの「ああ、そうだったのか」という深い気づきです。
- 他者の期待や社会の常識という「見えない鎖」が断ち切られる可能性: あなたを縛ってきたのは、実は外側からの圧力ではなく、あなた自身が内面化した「こうあるべき」という信念だったことに気づき、その鎖を自らの手で外す力を得られる可能性があります。
- 長年抑圧してきた感情や欲求が、安全な形で表面化し、解放される可能性: 怒り、悲しみ、喪失感、あるいは「認めたくない欲望」といった、抑え込んできた感情が浮上し、それらを「悪いもの」としてではなく「変容の燃料」として受け入れられるようになる可能性があります。
死と再生の境界でのエネルギー浄化体験
この日の午後、私は「死と再生」「破壊と創造」のエネルギーを強く持つ日本の聖地に赴き、そこに蓄積された何千年もの変容のエネルギーを召喚します。
候補となる聖地には、生者と死者の世界を分ける境界の地、原初の火山のエネルギーを持つ場所、あるいは死と再生を司る神々が鎮座する神社などがあります。最終的には、参加者の皆様の魂の状態と、11月20日の宇宙的エネルギーに最も調和する場所を、直前に決定いたします。
この遠隔エネルギーワークにより、以下の変容が期待されます:
- 過去のトラウマや未解決の感情が、激しくも浄化的な形で浮上し、解放される可能性: まるで膿が出るように、長年心の奥底に沈殿していた重く暗いエネルギーが表面化し、涙や身体的な反応を伴いながら排出される体験をする可能性があります。これは苦痛ではなく、魂の深い浄化です。
- 「古い自分が本当に死につつある」という、細胞レベルでの実感を得られる可能性: 頭で理解するのではなく、身体が、エネルギーフィールドが、「何かが根本から変わりつつある」と感じ取る、説明できないが確かな感覚を体験できる可能性があります。
- 深い眠りと鮮明な夢を通じて、無意識が再編成される可能性: この夜、あなたは通常よりも深い眠りに落ち、象徴的な夢を見るかもしれません。その夢は、あなたの無意識が「死と再生」のプロセスを処理している証拠です。
内なる牢獄からの脱出体験
- 「もうこれ以上、偽りの自分を演じ続ける必要はない」という、深い安堵感を体験できる可能性: 長年、社会や家族、あるいは自分自身の期待に応えるために演じ続けてきた「役割」から、ついに降りる許可を自分に与えられる瞬間。それは、重い鎧を脱ぎ捨てるような、息ができるようになる感覚です。
- 罪悪感や羞恥心という「内なる審判者」の声が、劇的に静まる可能性: あなたを常に批判し、裁き続けてきた内なる声が、突然その力を失う体験。「私は十分ではない」「私には価値がない」という自動的な思考パターンが、根本から揺らぎ始める可能性があります。
⚠️ 第一日目の体験について ― 「暗い夜」の正常性
第一日目の夜、あなたは深い悲しみ、空虚感、あるいは強烈な抵抗を経験するかもしれません。
これは完全に正常です。
キリスト教神秘主義において、これは「魂の暗い夜(Dark Night of the Soul)」と呼ばれる、霊的成長の必然的な段階です。スペインの聖人、十字架のヨハネは、この「暗い夜」を、神との合一に至るための必要不可欠な浄化のプロセスとして詳細に記述しました。
古い自己が死につつある時、エゴは最後の力を振り絞って抵抗します。「このままでは自分は消滅してしまう」という恐怖が襲います。
しかし、安心してください。消滅するのはエゴであって、あなたの本質(魂)ではありません。むしろ、エゴという濁った水が排水されることで、初めてあなたの魂の透明な本質が姿を現すのです。
この暗闇を恐れず、むしろ抱きしめてください。それは、夜明け前の、最も深い闇なのですから。
【第二日目】11月21日(木)― アルベド(白化):変容の子宮
テーマ:浄化と準備
錬金術において、アルベド(Albedo・白化)は、黒く焦げた物質を徹底的に洗浄し、純粋な白い灰にする段階です。これは「月の段階」とも呼ばれ、太陽の激しい火(ニグレド)の後に訪れる、月の静かで優しい光による浄化を象徴します。
第一日目で古い自己が死んだ後、第二日目は「無の空間」に留まる日です。
これは、胎児が母の子宮の中で静かに成長する期間に似ています。あるいは、種が土の中で殻を破り、根を伸ばし始める、目には見えない準備の期間です。
ユング心理学では、これは「中間領域(リミナリティ)」と呼ばれます。もはや「過去の自分」ではないが、まだ「新しい自分」でもない。この境界の状態こそが、最も深い変容が起こる場所なのです。
第二日目に期待される変容の可能性:
⚪ 深い静寂の中での魂の再編成
- 「空虚」が「可能性」に変わる体験ができる可能性: 第一日目で古い自己が去った後の空虚感が、恐怖ではなく、無限の可能性を秘めた「聖なる空間」であることに気づく体験。それは、キャンバスが白紙に戻ることで、どんな絵でも描けるようになる自由を得る感覚です。
- 思考の騒音が静まり、魂の声が聞こえるようになる可能性: 日常の雑念、他者の声、社会の騒音が一時的に消え去り、あなたの魂が本当に望んでいることが、静かで確かな直感として聞こえてくる体験ができる可能性があります。
- 過去生や魂の記憶から、隠された才能や使命が浮上する可能性: アカシックレコードという宇宙の記憶の図書館にアクセスし、あなたの魂が過去から持ち越している才能、叡智、あるいは今生で果たすべき使命のヒントを受け取れる可能性があります。
水と子宮のエネルギーによる深い癒し
この日の午後、私は「浄化」と「母なる子宮」のエネルギーを最も純粋に体現する聖地に赴きます。
候補となるのは、清らかな御神水が湧き出る神社、生命を育む水の源泉、あるいは大地の子宮を象徴する神聖な洞窟など。最終的には、参加者の皆様のエネルギー状態と、宇宙的タイミングに最も調和する場所を選定いたします。
水は錬金術において「溶解(Solutio)」を象徴し、火によって固められた古いパターンを優しく溶かし、流し去る力を持ちます。洞窟は、新しい生命が静かに形成される、大地の子宮です。
この遠隔エネルギーワークにより、以下の癒しが期待されます:
- 母性的な愛と受容のエネルギーに包まれ、深い安心感を体験できる可能性: 批判も期待もなく、ただ「あなたが存在するだけで価値がある」と無条件に受け入れられる感覚。それは、母の子宮の中で胎児が感じる、完全な安全と平和の記憶を呼び覚ます体験です。
- 過去の傷やトラウマが、優しく洗い流され、浄化される可能性: 第一日目の激しい火のエネルギーで表面化した古い傷が、水の優しさによって癒され、浄化される体験。涙が自然に流れ、それと共に長年抱えていた痛みが流れ去る可能性があります。
- 新しい自己の「種」が、魂の子宮の中で静かに芽吹き始める可能性: 表面的には「何も起こっていない」ように見えても、あなたの魂の深層では、新しい自己という生命が、細胞分裂を始めるように、静かに成長を開始している感覚を得られる可能性があります。
新しい自己の青写真が明確になる体験
- 「こういう人間になりたい」という明確なビジョンが、鮮明な映像として見えてくる可能性: 抽象的な願望ではなく、「新しいあなた」が、どんな価値観を持ち、どんな表情で、どんな言葉を使い、どんな選択をするのかが、まるで映画を見るように具体的にビジュアライズできる体験をする可能性があります。
- 新しい自己との「初対面」を果たし、その存在を確信できる可能性: 瞑想の中で、未来の理想的なあなたと出会い、対話する体験。その未来の自己は、もはや「願望」ではなく、「確定した現実」として、あなたに語りかけてくる可能性があります。
- 新しい人生の「第一歩」が、自然に明確になる可能性: 「何から始めればいいのか分からない」という混乱ではなく、「ああ、最初にやるべきことはこれだ」と、次の行動が自然に明確になる体験ができる可能性があります。
― 錬金術の格言
第二日目は、表面的には「何も起こらない」日のように感じられるかもしれません。しかし、あなたの魂の深層では、最も劇的な再編成が進行しています。
それは、まるでコンピューターの再起動中の「ローディング画面」のようなものです。外からは静止しているように見えますが、内部では全システムが再構築されているのです。
【第三日目】11月22日(金)― ルベド(赤化):フェニックスの再誕生
テーマ:誕生と祝福
錬金術において、ルベド(Rubedo・赤化)は、最終段階です。白く浄化された物質に、「赤い霊薬(エリクシール)」または「賢者の石」を加えることで、それは黄金へと変成します。
赤は、生命の色です。血液の色であり、太陽の色であり、情熱の色です。ルベドは、死んだ物質に、新しい生命が吹き込まれる瞬間を象徴します。
第三日目、あなたはフェニックスとして蘇ります。
灰の中から立ち上がり、黄金の翼を広げ、太陽に向かって飛翔する。もはやあなたは、死を恐れる存在ではありません。あなたは、死を経験し、それを超越することで、不死性を獲得した存在となるのです。
第三日目に期待される変容の可能性:
新しい自己としての誕生と覚醒
- 「世界が全く違って見える」という、知覚の根本的な変化を体験できる可能性: 第三日目の朝、目覚めた瞬間に「何かが根本的に変わった」という明確な感覚を得られる可能性があります。色彩がより鮮やかに、音がよりクリアに、世界が透明で新鮮に感じられる ― それは、曇ったレンズが外れ、初めて裸眼で世界を見るような体験です。
- 「私は○○である」という新しい自己定義が、確信と共に確立される可能性: もはや疑いや迷いではなく、「これが私だ」という揺るぎない確信が、魂の最も深い場所から湧き上がってくる体験。それは、自分の名前を思い出すような、当たり前で自然な確信です。
- 過去の制限的な信念が、まるで幻想だったかのように消え去る可能性: 「私にはできない」「私には価値がない」「私は○○だから」といった、これまで現実のように感じられていた信念が、突然その力を失い、「なぜあんなものを信じていたのだろう」と不思議に思えるような体験ができる可能性があります。
⛰️ 天界からの承認と祝福のエネルギー
第三日目の午後、私は「天に最も近い場所」「神々が降臨する聖域」に赴きます。
候補となるのは、霊峰の山頂、天界と地上を結ぶ神聖な神社、あるいは古来より「神降ろし」の儀式が行われてきた聖地など。あなたの新しい自己が、最も高次の祝福と承認を受けられる場所を選定いたします。
山頂は、地と天の接点です。そこは人間が神々の領域に最も近づける場所であり、天界からの権威と祝福を受け取る場所です。神社は、神々のエネルギーが物理次元に降臨する聖なる門です。
この最終的なエネルギーワークにより、以下の体験が期待されます:
- 宇宙からの「あなたの存在は承認された」という明確なサインを受け取る可能性: それは、まるで卒業証書を授与されるような、あるいは戴冠式で王冠を授けられるような、公的で神聖な承認の瞬間。あなたの新しい自己が、宇宙の記録台帳に正式に登録される体験です。
- 深い感謝と祝福のエネルギーに包まれ、魂が歓喜する可能性: これまでの長い旅、苦しみ、そして変容の全てが、この瞬間のためにあったのだと理解し、深い感謝の涙が溢れる体験。それは、長い冬を耐えた後の春の訪れを迎える喜びです。
- 新しい自己としての最初の一歩が、自然に、力強く踏み出される可能性: もはや躊躇や恐れではなく、「次は何をすべきか」が明確に分かり、その行動を取ることに対する情熱とエネルギーが溢れてくる体験ができる可能性があります。
フェニックスとしての完全な覚醒
- 「私は不死鳥である」という、神話的なアイデンティティを体現する可能性: あなたは、もはや死を恐れる存在ではありません。なぜなら、あなたは既に死を経験し、それを超越したからです。今後、人生でどんな困難や「終わり」が訪れても、それは新しい始まりへの入り口であると知っている存在として生きられる可能性があります。
- 黄金の翼を広げ、制限なく飛翔する自由を感じられる可能性: 重力(古い制限)に縛られず、空高く舞い上がる感覚。それは、「私にはこれしかできない」という制約から、「私には無限の可能性がある」という拡張へのシフトです。
- 人生の主導権を完全に取り戻し、自分の物語の創造者となる可能性: もはや状況や他者に反応するだけの受動的な存在ではなく、自分の意志で現実を創造する能動的な創造主として、人生に臨めるようになる可能性があります。
- 他の参加者との魂のレベルでの繋がりを感じ、孤独ではないことを実感できる可能性: 同じ炎の中で生まれ変わった仲間たちとの、言葉を超えた深い絆。それは、共に戦場を生き延びた戦友のような、あるいは共に聖なる秘儀を経た同志のような、特別な繋がりです。
第三日目の朝について ― 「全てが違って見える」現象
多くの参加者が報告するのは、第三日目の朝、目覚めた瞬間に「何かが根本的に変わった」という、明確な感覚を体験することです。
それは、まるで視力が突然回復したかのように、世界がクリアに見えます。色彩がより鮮やかに感じられ、音がよりはっきりと聞こえ、空気がより新鮮に感じられます。
これは幻覚ではありません。
それは、あなたの知覚のフィルターが完全に入れ替わったことを示しています。古い自己というフィルターを通して世界を見ていた時、あなたは過去の記憶、トラウマ、恐怖、期待というレンズを通して現実を歪めて見ていました。
しかし今、そのフィルターは消え去りました。あなたは初めて、「ありのままの現実」を、子供のような純粋な目で見ているのです。
これが、再誕生です。
【第三部】魂の召喚状 ― この儀式は、誰のためにあるのか?
この3日間の儀式は、全ての人に送られているわけではありません。
それは、自らの魂の深淵に降り立ち、炎の中で古い自己を焼き尽くし、フェニックスとして蘇る覚悟ができた者にのみ届く、宇宙からの召喚状です。
この儀式を必要としている8つの魂の原型
- 「古い自分」に深い違和感を覚え、もはや過去の延長線上では生きられないと感じている、生まれ変わりを求める魂へあなたは、これまでの人生で一定の成功を収め、社会的な役割も果たしてきたかもしれません。しかし、心の奥底で「これは本当の私ではない」という声が、日増しに大きくなっています。鏡を見る度に、そこに映る自分が「誰か他人」のように感じられる。この違和感こそが、あなたの魂が新しい存在として生まれ変わることを切望している証拠なのです。
- 人生の大きな喪失や終焉を経験し、灰の中で立ち尽くしている魂へ離婚、失業、大切な人の死、事業の失敗、病気…。あなたは、人生の基盤となっていた何かを失いました。今、あなたは灰の中にいます。しかし、覚えておいてください。フェニックスは、灰の中でのみ生まれるのです。あなたの喪失は、終わりではありません。それは、より偉大な自己が誕生するための、神聖な準備なのです。
- 長年抑圧してきた「本当の自分」を、ついに解放したいと願う魂へあなたは、社会の期待、家族の要求、他者からの評価に合わせて生きてきました。その過程で、あなたの魂の奥深くに、「本当に表現したかった自己」が封印されています。それはもしかしたら、あまりにも情熱的で、あまりにも自由で、あまりにも「普通じゃない」ために、あなた自身が怖れて封じ込めてきたものかもしれません。この儀式は、その封印を解き、真の自己を解放するための鍵です。
- スピリチュアルな学びを重ねてきたが、最後の「完全な変容」の一歩が踏み出せない魂へあなたは、多くの本を読み、セミナーに参加し、瞑想やヒーリングを実践してきました。知識は十分にあります。しかし、それらが「知的な理解」に留まり、「生きた体験」に変わっていないと感じていませんか? この儀式は、知識を体験に、理解を変容に変える、イニシエーション(通過儀礼)です。もう学ぶだけの時期は終わりました。今こそ、成る(BE)時です。
- 「ソブリン・メタモルフォーシス」に参加し、その旅を最高の形で完成させたい魂へあなたは既に、11月5日から始まった17日間の変容の旅を歩んでいます。牡牛座満月で古いものを手放し、11:11ゲートウェイで新しい意識を開きました。そして今、あなたはこの旅の最も劇的なクライマックスを迎えようとしています。この3日間は、あなたの17日間の旅を完璧に完成させ、その変容を永続的なものにするための、決定的な儀式です。
- 「メインプログラムは見送ったが、このクライマックスだけは逃したくない」と感じる魂へ17日間のメインプログラムには参加できなかったけれど、この蠍座新月の強力なエネルギーは、どうしても逃したくない。そう感じているあなたの直感は、完全に正しいです。この3日間は、メインプログラムから完全に独立した、濃縮された変容体験として設計されています。前編を見ていなくても、この最終章だけで、深い感動と変容を得られる映画のように、この3日間だけで完結した変容の旅を経験できます。
- 死を恐れず、むしろそれを変容の入り口として抱きしめる準備ができた、勇敢な魂へほとんどの人は、「死」を避けようとします。しかし、あなたは違います。あなたは、真の成長には「死」が必要であることを、魂のレベルで理解しています。あなたは、古い自己を殺すことを恐れません。なぜなら、その先に待っているのが、より偉大な自己であることを知っているからです。あなたのような魂こそが、フェニックスの秘儀を受け取る資格があるのです。
- 家系や祖先から受け継いだ「見えない鎖」を断ち切り、世代を超えた呪縛から自由になりたいと願う魂へあなたは気づいています。自分の中に流れる、自分のものではない声や恐れがあることを。それは、親から、祖父母から、さらにその先の祖先から、DNA と共に受け継がれてきた「家系のカルマ」です。「うちの家系は○○だから」「母もそうだったし、祖母もそうだった」という、世代を超えて繰り返されるパターン。この儀式は、あなたの世代で、その連鎖を完全に断ち切るための、カルマの焼却炉です。蠍座は「遺伝」と「変容」の両方を司る星座であり、この新月の炎は、DNAに刻まれた古いプログラムさえも書き換える力を持っています。あなたが炎の中で生まれ変わる時、それはあなた個人の変容だけではなく、あなたの家系全体の解放をもたらす可能性があります。あなたは、家系の歴史の中で初めて、この呪縛から自由になる者となるのです。
― 錬金術の秘密
【第四部】二つの門 ― あなたは、どの道を選ぶのか?
この宇宙的な召喚に対し、あなたの魂がどのように応えるか。その深さを決めるための、二つの神聖なる門をご用意しました。
一つは、新しい世界への最初の一歩を踏み出すための「変容の門」。
もう一つは、その変容をさらに深め、完全に統合するための「完成の門」。
どちらの門をくぐるかは、あなたの魂だけが知っています。
第一の門:フェニックス・リバース(新規参加者・過去イベント参加者向け)
対象:ソブリン・メタモルフォーシス(メインプログラム)に参加されていない方
または、過去のイベントに参加されたことがある方
この3日間は、あなたにとって完全に独立した変容体験です。メインプログラムに参加していなくても、この蠍座新月の強力なエネルギーを最大限に活用し、死と再生の完全なプロセスを体験できます。
- 3日間の完全な錬金術プロセス(ニグレド、アルベド、ルベド)
- 蠍座新月の死と再生のエネルギーワーク
- 聖地からの遠隔エネルギー伝送(3日間)
- 詳細なワーク、ジャーナリングガイド
第二の門:フェニックス・アセンション(メインプログラム参加者向け)
対象:ソブリン・メタモルフォーシス(メインプログラム)に参加中の方
あなたは既に、17日間の変容の旅を歩んでいます。この3日間は、その旅の最も劇的なクライマックスを、さらに深化させるためのブースターです。まるで、映画を普通のスクリーンで観るのとIMAXで観るくらいの違いがあります。
- メインプログラムと完全に統合された3日間のワーク
- より深いレベルでの死と再生の体験
- 聖地からの強化された遠隔エネルギー伝送
- 既存の変容を完全に定着させる統合ワーク
- 17日間の旅を完璧に完成させるクロージング儀式
既存参加者限定特典:完成の粒度を高める特別儀式
スコルピオ・フェニックスライジング参加方法
入金期限:11月19日18時まで
開催日:11月20日0時から10月22日24時
フェニックス・リバース(新規)
フェニックス・アセンション(継続)
受取り方法:完全遠隔
高次元を活用してワークを行うので、当日は普段通りお過ごしください。
詳細な内容に関しては、参加者専用ページにて随時更新していきます。
※カード決済はpaypalを使用しますので、5%の手数料が別途かかりますのでご了承ください。
※入金直後より、一斉ワークに必要な浄化や癒しが起こりますので、早めの手配がオススメです。
こちら↓のメールフォームよりお申し込みください。
募集は終了しました。たくさんのご参加ありがとうございます!
お申し込みはフォームメールを使っていますので、お申し込み後すぐにご記入いただきましたメールアドレスに自動返信メールが届きますので必ずご確認ください!
【第五部】変容の約束 ― この儀式があなたの人生に拓く、8つの可能性
この3日間の錬金術的イニシエーションに参加することで、あなたの人生に開かれる可能性のあるポジティブな変化を、8つの領域でご紹介します。
これらは「保証された結果」ではなく、「開かれる扉」です。その扉をくぐり、実際にどれだけの変容を体験するかは、あなたの魂の準備状態と、宇宙との協働作業によって決まります。
可能性その1:揺るぎない自己肯定感と、深い自己信頼の確立
心理学的根拠: カール・ロジャーズの「人間中心療法」において、真の自己受容は「無条件の肯定的配慮」を経験することで初めて達成されると説明されています。この儀式では、宇宙そのものがあなたに無条件の受容を提供します。
期待される変化:
- 他者の評価や承認に依存しない、内側から湧き上がる自己価値を確立できる可能性
- 「私は十分ではない」という根深い信念が、「私は完璧に不完璧である」という自己受容に変わる可能性
- 失敗や拒絶を恐れず、新しいことに挑戦できるようになる可能性
- 自分の選択を信頼し、迷いや後悔が劇的に減少する可能性
なぜこれが起こるのか: 古い自己(他者の期待に基づく偽りの自己)が死に、真の自己(魂の本質)が生まれることで、外的な承認を必要としない、揺るぎない自己の土台が確立されるからです。
可能性その2:人間関係のパターンが根本から変わり、魂のレベルで共鳴する繋がりが増える
心理学的根拠: 精神分析家メラニー・クラインの「対象関係論」によれば、私たちは無意識に、幼少期に形成された「内的対象」のパターンを、大人になっても繰り返し再現します。この儀式は、その無意識のパターンそのものを書き換えます。
期待される変化:
- 不健全な依存や共依存の関係から、対等で相互尊重的な関係へとシフトする可能性
- 「いつも同じタイプの人に惹かれる」という無意識のパターンが終わり、全く新しい質の出会いが始まる可能性
- 既存の関係性が、より深く、誠実で、真に支え合えるものへと変容する可能性
- 「この人といると疲れる」という関係が自然に離れ、「この人といると元気になる」という関係が引き寄せられる可能性
なぜこれが起こるのか: あなたの波動(エネルギーの振動数)が根本から変わることで、共鳴する相手も変わります。古い波動で繋がっていた関係は自然に離れ、新しい波動に調和する魂が引き寄せられるのです。
可能性その3:仕事と豊かさの流れが変わり、才能が正当に評価され始める
経済学・心理学的根拠: 行動経済学者ダニエル・カーネマンの「プロスペクト理論」によれば、人間は「損失回避」に大きく動機づけられます。多くの人が豊かさを受け取れないのは、無意識に「受け取ることで失うもの」を恐れているからです。この儀式は、その無意識の恐怖を焼き尽くします。
期待される変化:
- 「お金を受け取ることは悪いこと」という無意識の罪悪感が消え、豊かさを堂々と受け取れるようになる可能性
- あなたの才能や価値を正当に評価する機会、クライアント、仕事が引き寄せられる可能性
- 「安売り」や「搾取」のパターンが終わり、エネルギーと金銭の等価交換が実現する可能性
- 仕事が「義務」から「神聖な奉仕」へと意味づけが変わり、創造性と情熱が戻ってくる可能性
なぜこれが起こるのか: 錬金術において、物質的な黄金の創造は、霊的な完成度の外的な現れです。あなたの魂が黄金(完成された状態)に近づくほど、物質的な豊かさもそれに呼応して現れるのです。
✨ 可能性その4:直感力と創造性が爆発的に覚醒し、インスピレーションが溢れ出す
神経科学的根拠: 脳科学者ジル・ボルト・テイラーの研究によれば、左脳(論理・分析)が静まると、右脳(直感・創造性)が活性化します。この儀式は、過剰に働いていた左脳的思考(エゴ)を一時的に「死」なせることで、右脳の覚醒を促します。
期待される変化:
- 「次に何をすべきか」が、考えなくても直感的に分かるようになる可能性
- アイデア、インスピレーション、創造的な衝動が、泉のように湧き出てくる体験をする可能性
- 芸術的表現、執筆、音楽、デザインなど、創造的な活動に対する情熱とエネルギーが戻ってくる可能性
- 夢が鮮明になり、そこから重要なメッセージやシンボルを受け取れるようになる可能性
なぜこれが起こるのか: 創造性は、エゴ(自意識)が邪魔をしている時には流れません。古い自己(エゴ)が死ぬことで、魂という無限の創造性の源泉への経路が開かれるのです。
️ 可能性その5:過去のトラウマ、悲しみ、喪失からの深い癒しと解放
心理学的根拠: トラウマ研究の第一人者、ベッセル・ヴァン・デア・コークは『身体はトラウマを記録する』で、トラウマは頭で理解するだけでは癒えず、身体とエネルギーレベルでの解放が必要だと説明しています。この儀式は、まさにそのプロセスを提供します。
期待される変化:
- 何年も、何十年も抱えてきた悲しみや怒りが、突然、重さを失い、流れ去る体験をする可能性
- 過去の出来事を思い出しても、もはや感情的な痛みを感じなくなる可能性(記憶はあるが、苦痛が消える)
- 「許せない人」を、完全に許せなくても、「もう私の人生に影響を与えない」と手放せる可能性
- 喪失(死別、離婚、失業など)を、終わりではなく、新しい始まりとして受け入れられるようになる可能性
なぜこれが起こるのか: フェニックスの神話が示すように、完全な死を経験することでのみ、完全な癒しが訪れます。中途半端な癒しではなく、根源からの再誕生だからこそ、過去の傷も共に焼き尽くされるのです。
可能性その6:人生の目的と魂の使命が明確になり、迷いが消える
実存心理学的根拠: ヴィクトール・フランクルは『夜と霧』で、人間の最も深い欲求は「意味」の発見であると述べました。この儀式は、あなたの魂がこの人生で表現したい「意味」を、明確にします。
期待される変化:
- 「私は何のために生まれてきたのか」という根源的な問いへの、明確な答えを受け取れる可能性
- 日々の選択において、「これは私の道か、そうでないか」が瞬時に判断できるようになる可能性
- 人生の方向性が定まることで、無駄なエネルギーの浪費がなくなり、集中力が高まる可能性
- 「やらなければならないこと」が「やりたいこと」に変わり、義務感ではなく情熱で生きられる可能性
なぜこれが起こるのか: 古い自己(社会や他者から押し付けられた目的)が死ぬことで、真の自己(魂が本当に望む目的)が浮上するスペースが生まれるからです。
️ 可能性その7:恐怖、不安、心配が劇的に減少し、深い平和が訪れる
哲学・心理学的根拠: 実存主義哲学者ハイデガーは、人間の最も根源的な不安は「死の不安」であると述べました。この儀式で「象徴的な死」を経験することは、実存的不安そのものを変容させます。
期待される変化:
- 「最悪の事態」を想像しても、もはや圧倒的な恐怖を感じなくなる可能性(死さえ超越したのだから)
- 将来への漠然とした不安が消え、「何が来ても大丈夫」という確信を持てる可能性
- 他者からの評価や拒絶を恐れなくなり、自由に自己表現できるようになる可能性
- 深い眠り、リラックス、そして心の平和を日常的に体験できるようになる可能性
なぜこれが起こるのか: ほとんどの恐怖は「自己の消滅」への恐怖に根ざしています。しかし、あなたは既に「死」を経験し、それでも存在し続けることを知りました。もはや、失うものなど何もないのです。
可能性その8:宇宙との深い繋がりを実感し、孤独ではないことを知る
神秘主義・量子物理学的根拠: あらゆる神秘主義の伝統が語る「一者との合一」、そして量子物理学が示す「すべては繋がっている」という真実。この儀式は、その真実を頭ではなく、体験として理解させます。
期待される変化:
- 自分が「孤立した個人」ではなく、宇宙という大きな生命の一部であることを、細胞レベルで実感できる可能性
- シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)が頻繁に起こり、宇宙が自分をサポートしていると感じられる可能性
- 自然、動物、他者との間に、言葉を超えた深い繋がりを感じられるようになる可能性
- 死後も魂は存在し続けるという確信を得て、死への恐怖が変容する可能性
なぜこれが起こるのか: エゴ(分離の錯覚)が死ぬことで、魂(すべてと繋がっている本質)が目覚めます。それは、個々の波が「私は海そのものだった」と気づく瞬間です。
それは、あなたが常にそうであった真実を、ついに思い出すことである」
― 錬金術の秘密
【第六部】魂の証言 ― 過去の儀式で何が起こったのか
前回の儀式『The Sacred Treaty(ザ・セイクレッド・トリーティ)』『The Primal Decree(ザ・プライマル・ディクリー)』にご参加いただいた皆様から、魂の変容を物語る、数多くの深いご感想が寄せられました。
その一つひとつが、ご自身の内面と誠実に向き合った、勇気ある魂の記録です。
「私は、被害者をやめました。身体の不調が長く続いていたのですが、ワークを通して自分の内面と向き合い、抵抗なく気づきを得ることができました。自分の意志ではなかったという点では、被害者ではありましたが、全ての現象を創っているのは、自分であることに気づいたのです。自分の奥底の被害者という最後の瓦礫を流していただき、新たな視点から見渡すと、ただ現象が起きているだけなのだと。今から、新しい人生を生き直す、という気分です」
「日常の些細なことから世の中のあらゆることすべてに悩み、誰に頼まれたわけでもないのに『深刻』というドツボにひたるのが癖になっていました。しかし、ある朝ふと、瞬間、ブチっと鎖のようなものが切れました。そんな感じで外に出てみたら、まあ景色の素晴らしいこと!ただのいつもの自宅まわりの景色が、なんでこんな、どこを見ても虹色に輝くようなのかと、幻や夢ではなくてリアルに全身全霊で体感しました。これほど大きな変化、深い宇宙の愛を感じさせていただけるとは思いもよらず、大変感謝しております」
「仕事で長い期間、どうにか改善できないかと思って誰に相談しても取り合ってもらえないことがありました。今回もダメもとである方に聞いてみたところ、すぐに対応していただき、思った以上の効果が見られ、長い期間の悩みがアッという間に解消されました。その方はこれまでの私が苦手としているタイプでしたが、今は『この人はそうゆう考え方をする人なのだ』と受け入れ、良い関係を築いていけそうです。魂の外交プロトコルのおかげだと感じています。こんなに楽に働けるのだと驚いています」
【最終章】この瞬間を逃すということ ― 未来への手紙
蠍座の新月は、毎年訪れます。
しかし、あなたの魂が、今、この瞬間に必要としている変容のための完璧な条件が揃うのは、今回だけです。
なぜか?
宇宙が示す「今」という絶対的タイミング
すでにお伝えした通り、2025年11月20日の蠍座新月は:
- 2043年まで訪れない最も深い闇(マイクロ新月) → 次にこの深さでの変容ができるのは18年後
- 太陽・月・水星のトリプルコンジャンクション+カジミ → この配置は極めて稀
- 5天体逆行という異例の集中 → 数年に一度あるかないかの配置
- 水のグランドトライン → 変容を支える宇宙の完璧な保護
- 天王星×海王星セクスタイル(世代的アスペクト) → 2025-2027年の3年間のみ
これらの条件が完璧に揃う日は、あなたの生涯において二度と訪れない可能性が極めて高いのです。
⏳ タイミングという、取り返しのつかない真実
それは、あなたの人生という物語において、「今」が、死と再生の章を迎えるべき、最も適切なタイミングだからです。
人生には、タイミングというものがあります。
種を蒔く時期を逃せば、その年の収穫はありません。
満潮の時に船出しなければ、次の満潮まで港で待つしかありません。
蝶が羽化する時期を逃せば、繭の中で死んでしまいます。
あなたの魂は今、羽化の時を迎えています。
もしあなたが、この召喚を無視し、この機会を見送れば、どうなるでしょうか?
おそらく、あなたは「いつか、準備ができたら参加しよう」と考えるでしょう。
しかし、準備など、永遠に整いません。
なぜなら、エゴは変化を恐れ、常に「まだ早い」「もう少し待とう」「今は忙しい」という言い訳を生み出し続けるからです。
そして一年後、あなたは気づくでしょう。
「あの時、参加していれば、今の私は全く違っていただろう」と。
しかし、来年の蠍座新月は、今年のような配置ではありません。
2026年まで、次のスーパームーンは訪れません。
2043年まで、このマイクロ新月の深さは訪れません。
この瞬間は、二度と戻ってこないのです。
挑戦しなかったことである」
― バーナード・バルーク
フェニックスは、安全な場所では生まれません。
それは、炎の中でのみ生まれるのです。
あなたの魂は、今、その炎を求めています。
あなたは、その呼びかけに応えますか?
それとも、18年後、2043年まで待ちますか?
選択は、あなたの手の中にあります。
スコルピオ・フェニックスライジング参加方法
入金期限:11月19日18時まで
開催日:11月20日0時から10月22日24時
フェニックス・リバース(新規) 円
フェニックス・アセンション(継続) 円
受取り方法:完全遠隔
高次元を活用してワークを行うので、当日は普段通りお過ごしください。
詳細な内容に関しては、参加者専用ページにて随時更新していきます。
※カード決済はpaypalを使用しますので、5%の手数料が別途かかりますのでご了承ください。
※入金直後より、一斉ワークに必要な浄化や癒しが起こりますので、早めの手配がオススメです。
こちら↓のメールフォームよりお申し込みください。
募集は終了しました。たくさんのご参加ありがとうございます!
お申し込みはフォームメールを使っていますので、お申し込み後すぐにご記入いただきましたメールアドレスに自動返信メールが届きますので必ずご確認ください!
⚠️ 重要な注意事項
- 二親等までに限り、代理申し込みが可能です
- ヒーリングイベントはキャンセルできませんので、ご了承の上お申し込みください
- ヒーリングは医療行為ではありません
- 精神的疾病で現在投薬を受けている方、または、通院はしていないけれども精神的に不安定だという自覚がある方につきましては、お受付できません。ご希望の場合は代理申込みにてお願いいたします
- ヒーリングの効果は人それぞれであり、効果を保証するものではありません。お受けになる場合は自己責任にてお受けください
- 個人情報に関しましては、HPプライバシーポリシーに準じます
- 特定商取引法その他規約につきましてはこちらをご確認ください
- お申込みいただいた場合は、上記内容に同意したものとして取り扱わせていただきます
灰の中から、不死鳥は蘇る
あなたの古い自己は、もう十分に生きました。
感謝と共に、炎の中でその役目を終えさせてあげてください。
そして、黄金の翼を広げ、
太陽に向かって飛翔する新しいあなたを、
この世界に迎え入れましょう。
蠍座新月の炎が、あなたを待っています。









