もしかするとあなたは、「波動の法則とは一体どういうことだろう」「どうすればより良い人生を送れるだろう」などと考えていませんか。
ここで言う波動の法則とは、波動が及ぼす影響や性質の事を指します。
波動の法則に関する説明は、その特性から科学的過ぎたり、オカルト過ぎたりと、中々理解する事が難しくなっているように思います。
ですが、波動の法則を理解し活用出来るようになれば、自分と外部との関係性がより分かるようになったり、自分が心から望むものを引き寄せるスピードを、大幅に上げる事が出来るようになるなど、より良い人生を送る事が出来るようになる事は紛れもない事実です。
そこで、ここでは波動の法則を自在に活用し、望む現実を引き寄せる為に必要な知識と方法について、簡単に分かりやすく説明していきます。
波動の法則を正しく理解し、波動を高め強化していく事で、望む人生を創造していきましょう。
1.波動の性質を理解する
1-1 似ている波動は共鳴する
1-2 異なる波動は排斥し合う
1-3 強波動は弱波動に対し影響力がある
1-4 文字や形は特定の波動を集める
2.波動の法則を活用する
2-1 喜びからくる望みを見つける
2-2 望む波動と同調する
2-3 波動を対象に込める
3.波動の法則の効果を高める具体的な方法
3-1 波動をクリアにする方法
3-2 波動を高くする方法
3-3 波動を強化する方法
まとめ
1.波動の性質を理解する
波動の法則を理解する為には、波動の性質を正しく知っておく事が重要です。
「引き寄せの法則」がヒットして以降、波動の法則と引き寄せの法則はセットで語られる事が多くなっていますが、その為に誇張をされたり湾曲されたりする光景を度々目にします。
おさらいをする意味でも、一度確認してみましょう。
1-1 似ている波動は共鳴する
波動は、似ている波動同士が共鳴し、同調し引き寄せ合う性質があります。これは、波動の法則の中でも、最も有名な性質ですね。
一般的に言われている、
- 似た者同士は引き合う
- 類は友を呼ぶ
- 幸せが幸せを呼ぶ幸運体質
のように、特定の波動はそれに似た波動を引き寄せる性質を持っています。
波動は変化をする
私たちが持つ波動は、一つではなく複数あり、固定の波動もあれば変化をする波動もあります。
例えば、感情は喜怒哀楽があるように、絶えず変化をしていますよね。喜んでいる時は喜びの波動が、不機嫌な時は不機嫌な波動を出しています。
このように、私たちは肉体、感情、精神など、様々な波動で構成されており、その波動と同質の波動を引き寄せているのです。
波動は統一されているとは限らない
同質の波動を引き寄せているのですが、喜びの波動を出している時に、それと同質の波動と共鳴しているかどうかは、また別問題です。
何故ならば、私たちは様々な波動で構成されているように、喜んでいる時に不安や怒りなど、相反する感情だったり、行動を同時にとる事が通常だからです。
引き寄せの法則の落とし穴
例えば、「お金が欲しい」と願っていても、
- お金を得るための行動は取りたくない
- 楽に稼げる方法はないか単に思っている
- お金が手に入っている光景をイメージしてみる
- 役に立ちそうな本や情報を集める
- 何故お金が欲しいのか漠然としている
- お金が手に入らないかも知れないという恐怖や不安を感じている
- お金持ちを目の敵にしている
など、バラバラの波動を出していたりするものです。
このように、私たちの波動は統一されているとは限りませんし、逆に相反する波動を出せば出すほど、ひづみの多い荒い波動になってしまいます。
結果、「お金を得る」という波動と、かけ離れた波動を発してしまい、その為にお金を得るという現実を引き寄せる事が出来ないのです。
波動の法則が完璧に作用していても、望む引き寄せの法則が上手くいかないのは、このような理由からでもあります。
1-2 異なる波動は排斥し合う
波動は異なる波動、特に大きく異なる波動同士は、共鳴する事無く排斥し合う性質があります。
分かりやすい例で言うと、
- 善と悪
- 光と闇
- 清浄と不浄
などが挙げられます。この例のように、最も異なる対極であれば、その度合いはより強まります。
これは、何も概念だけに当てはまるものではなく、人間関係や人とモノの関係にも同じことが言えます。
この性質を理解し、自分と大きく異なる波動を避けたり遠ざけることによって、それまで感じていた心身の不調や不運などが改善する可能性がありますので、試してみると良いでしょう。
1-3 強波動は弱波動に対し影響力がある
強い波動は、弱い波動に対し影響力があり、包み込んだりコントロールをしたり出来ます。
理解しやすいように例を挙げると、
- 大きな音は小さな音を包み込む
- 強い指導者は多くの人を導く
- 強い波動で問題のある波動を修正する
- 強い波動で多くの人を自分の都合の良いようにコントロールする
のように、強い波動をどのように意図して活用するかによって、結果が大きく異なります。
逆に言うと、弱い波動は強い波動からコントロールされやすいものです。そのコントロールが、純粋に当人の望みに沿うものであれば、問題はありません。
対人関係で騙されやすい傾向にある人は、相手がどのような意図をもって接しているか、注意深く観察する事で、トラブルを回避する事が出来るようになるでしょう。
1-4 文字や形は特定の波動を集める
文字や形には、特定の波動を集めたり、強めたりする性質があります。この性質は、そうと認識している人は少ないですが、無意識に活用している事の一つです。
具体的な例を挙げると、
- 四角形は安定の波動を集める → 椅子や家、結界など
- 日本語の文字はそれが意図する波動を集める → 愛は愛の波動、喜びは喜びの波動など
- 霊符はそれが意図するエネルギーを集める → 開運や厄除け、除霊など
- ハートのシンボルは愛のエネルギーを集める
などがあります。余談ですが、ピラミッドの形は「大宇宙パワー」のように、何故か胡散臭いイメージがついてしまいましたが、様々な波動エネルギーを集め強化する非常に優秀なカタチです。
集める波動をより大きく強くする
この波動の性質が理解できると、自分に必要な波動を意図的に集めたり、強化をする事が出来るようになります。風水や神聖幾何学などは、まさにこの波動の性質を活用していると言えます。
ただし、扱える波動の大きさや強さは、その人の段階によって大きく異なります。何も訓練をしていない一般の人が四角形から得られる安定の波動と、マスターと呼ばれる熟練者が得られるそれは、まったくの別物です。単純な四角形の波動でさえ、その大きさや強さは大きく異なるのです。
つまり、集める波動をより大きく強くする為には、自身の能力をより高める必要があるのです。
2.波動の法則を活用する
波動の性質を理解したら、次は波動の法則を活用する為に必要な、エッセンスについて見ていきましょう。
このエッセンスが理解できていないと、いくら願っても望む現実を引き寄せる事は出来ませんので、しっかりと確認をしてください。
2-1 喜びからくる望みを見つける
喜びからくる望みとは、外部からの影響を一切受けていない、心の底から望んでいる思いや願いの事です。それは、欲望や自己顕示欲ではなく、考えるだけでワクワクし、時間を忘れて没頭できる事でもあります。
その状態を波動の観点から見ると、調和が取れていてクリアな良い波動をしています。その波動を出していると、波動の法則の通り、調和の取れた望む状況を引き寄せる事が出来ます。
しかし、実際の私たちは、人間関係やメディア、集合意識など、想像以上に外部からの影響を受けており、自分が持つ本当の望みとは何か、分かりづらくなってしまっています。
喜びから望む事と欲望の違い
例えば、「お金が欲しい」というのが、喜びからくる望みと勘違いされる、代表的な欲望です。
これは、お金を否定するものではありません。現代社会で生きていく為には、お金は大事であることは間違いなく、生きていく上で必要な事は明白です。
ただし、お金は何かを達成する為の手段ではあっても、最重要項目、つまり生きる目的ではないはずです。
ですが、
- 他者よりも優位に立ちたい自己顕示欲
- 足る事を知らない欲望
- 他者からかっこ悪いと思われたくないという不安
- まだ見ぬ将来への恐れ
など、多くの人は、恐れや欲望から「お金が欲しい」と望んでいます。
その状態を波動の観点から見ると、不調和のある荒い波動をしています。その波動を出していると、波動の法則の通り、不調和のある望ましくない状況を引き寄せてしまうのです。
どうすれば喜びから望めるのか
喜びから望むためには、自身が浄化されている必要があります。ここで言う浄化されている状態とは、感情や精神がクリアになっている状態です。
それは、怒りや恨みを癒し、恐れや不安から解放されている状態でもあります。そうすることで、それまで雑音が大きすぎて聞き取る事が出来なかった、魂の声が聞こえるようになります。
このように波動をクリアにしていく事で、喜びを感じられるようになり、素直に望むことが出来るようになるのです。
具体的な方法は後程ふれますが、ここでは浄化の重要性について理解をしておいてください。
2-2 望む波動と同調する
喜びから望めるようになる事で、パワフルに波動の法則が働き始めます。それだけでも十分強力ですが、望む波動と同調出来るようになる事で、そのスピードを更に加速する事ができます。
それでは、どのように望む波動と同調するのか見ていきましょう。
波動と同調するとは
波動と同調するとは、 特定の波動と同じ波動を出すことで、その波動と一体になる事です。
例えば、高い波動と同調したいと望むのであれば、自身も高い波動を発する必要があります。ですが、最初から波動が高い人は稀ですので、まずは波動の高い言葉や行動、物、場所に行くなど、自分から高い波動に合わせて行動する事がポイントです。
望む波動と同調する具体的なアイデア
高い波動と同調するのであれば、
- 「ありがとう」「愛」「感謝」など、波動の高い言葉を気持ちを込めて活用する
- ネガティブな言い回しをポジティブに変換して活用する
- 化学調味料を多用していない、栄養価の高い食品をとる
- クラッシック音楽や絵画など、芸術性の高いものに接する
- 神社やパワースポットなど、波動が高い場所に訪れる
などが、オススメ出来る同調方法です。
お金持ちの波動と同調したいのであれば、
- ノートやペン、パソコンなど、多くのお金持ちが使っている物を使用する
- 服装や行動、振舞いなど、お金持ちがしている行動をまねる
- お金持ちが集まる場所を訪れる
- お金持ちの友人を多くつくる
など、多くのお金持ち(少数ではなく)が行っている行動などを模倣する事で、お金持ちの波動とより同調しやすくなります。
今のあなたの波動と、お金持ちの波動がどの程度離れているかにもよりますが、必要があってお金持ちになりたいのであれば、有効なアイデアの一つであると思います。
2-3 波動を対象に込める
波動の法則の一つに、対象に特定の波動を込める事が出来るというものがあります。この波動の法則を知らなくても、多くの人が無意識レベルで活用しています。
例えば、
- 愛情という波動を込めた料理
- 喜びや悲しみという波動を込めた音楽
- 情熱という波動を込めた製品
- 相手を思いやるという波動を込めた言葉
- 誠意という波動を込めた謝罪
など、言われてみれば、誰しも心当たりがあるはずです。そして、ポジティブな波動が込められたモノは、しばしば多くの人の心をつかみ、感動を与える事があります。
それらは、過去の偉大なアーティストが残した芸術作品であったり、素晴らしいシェフがつくる料理であったり、名CEOが生み出したスマートフォンというモノを通して、私たちは見ることが出来ます。
ネガティブな波動も対象に宿る
ポジティブな波動だけでなく、ネガティブな波動も対象に宿ってしまう事は、覚えておく必要があります。
例えば、
- 面倒くさいという波動が宿った料理
- 無感情という波動が宿った音楽
- 利益第一という波動が宿った製品
- 相手をコントロールするという波動が宿った言葉
- 憎しみという波動が宿った謝罪
など、ネガティブな側面も、心当たりがあるのではないでしょうか。そして、ネガティブな波動が宿っているモノは、理屈で説明できなかったとしても、多くの人から敬遠されてしまうものです。
今までヒット商品だったものが、ある日を境に売れなくなってしまったという現象は、このような理由である場合が多く見られます。
波動に対する感度は上がってきている
地球の波動が上昇し続けている事もあり、人々の波動に対する感度が上がってきています。
それが何を意味するかというと、今までは上手く嘘をつけたり誤魔化せていたことが、見抜かれやすくなってきているという事です。
逆に言うと、今まで日の目を見なかった陰の努力が、評価されやすくなるという事でもあります。
これからの私たちは、小手先のテクニックを駆使するのではなく、ホンモノである事を追求していく必要があるといえます。そうする事で、良い波動が宿り、望む現実を創造していけるようになるでしょう。
3.波動の法則の効果を高める具体的な方法
波動の法則を上手く活用し、より効果を高めるためには、自身の波動をより高く強くクリアにしていくことが重要です。
ここでは、その具体的な方法について見ていきましょう。
3-1 波動をクリアにする方法
波動をクリアにする為には、先ほども説明した通り、自身が浄化されている必要があります。
簡単に出来る浄化方法としては、
- 部屋をキレイに掃除をし、片付ける
- 粗塩風呂に入って邪気を払う
- 定期的に感情やストレスを発散する
- 好きな事を思いっきりやってみる
など、日々出来る簡単な事から始めても良いでしょう。
3-2 波動を高くする方法
波動を高くするためには、波動が高く良いモノにふれたり、意識を合わせる機会を増やす事が重要です。
波動を高くする簡単な方法としては、
- 栄養価の高い、自然な食品をとるように心がける
- しっかりと睡眠時間をとる
- 波動が高く良い道具を使用する
- 波動の高く良い神社やパワースポットを訪れる
などがオススメです。
3-3 波動を強化する方法
波動を強化するためには、エネルギー量を増やしたり、エネルギーの流れを良くするなど、特定の訓練が必要です。
特に効果的なのが、チャクラに関する訓練です。その理由としては、チャクラは人間のエネルギーセンターであり、チャクラを開き強化する事で、エネルギーの流れを整え、エネルギー量を増やす事が出来るからです。
チャクラは第1~第7までありますが、第1チャクラから順に訓練していく事をオススメします。
まとめ
波動の法則について、波動の性質を踏まえて解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
波動の法則を正しく理解し、活用するためには、波動の種類もしっかりと押さえておく必要がありますので、不安な方は「波動とは何か?5分で分かる波動の種類と相性」の記事もあわせて確認するようにしてください。
波動の法則を上手く活用する事で、望むより良い人生を創造していきましょう。