簡単厄除け!自分で出来る厄払いの方法まとめ

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厄除け・厄払いの方法

もしかするとあなたは、「厄除けって何をしたらいいんだろう」「厄払いは自分で出来ないかな」などと考えているのではないでしょうか。

厄除け・厄払いとは、厄年を何事もなく乗り切るためのお祓いという意味だけでなく、普段の生活において少しずつ溜まっていく邪気など、ネガティブなエネルギーをこまめに払っていくという意味もあります。

厄など、好ましくないエネルギーは少ない方がいいですよね。

そこで、ここでは厄に関する基礎知識と、自分で出来る厄除け・厄払いの方法をお伝えします。普段から厄除け・厄払いをする事で、厄に怯えない生活を手に入れましょう。

目次
1.厄に関する基礎知識
 1-1厄とは何か
 1-2厄除けと厄払いの違い
 1-3厄年の数え方
 1-4本厄・前厄・後厄
 1-5厄年に悪い事は起こるのか?
2.塩を活用した厄除け・厄払いの方法
 2-1振りかけるだけ!粗塩で出来る厄除け・厄払い
 2-2全身浄化!粗塩風呂に入って厄除け・厄払い
 2-3盛り塩で厄除け・厄払い
 2-4さらに効果的!盛り塩で結界を張る
3.水を活用した厄除け・厄払いの方法
 3-1帰ったら速攻!手洗いうがいで厄除け・厄払い
 3-2シャワーで厄除け・厄払い
4.真言やマントラで厄除け・厄払いをする方法
 4-1不動明王の真言
 4-2ガヤトリーマントラ
5.大祓詞(おおはらえのことば)で厄除け・厄払い
6.霊符を活用した厄除け・厄払いの方法
 6-1破邪符で厄除け・厄払い
 6-2凶方位からの悪影響を防いで厄除け・厄払い
7.波動写真を活用した厄除け・厄払いの方法
まとめ

1.厄に関する基礎知識

厄年とは、一年を通して多くの厄災が降りかかると言われている年、または年齢を指します。厄年の概念は、古く平安時代の陰陽道から来ているとされていますが、まだ定かではないようです。

男女で厄年の年齢は異なるので、下記を参照してください。

  • 男性であれば25歳、42歳、61歳
  • 女性であれば19歳、33歳、37歳

また、その一年で厄年が終わるわけではなく、

  • 前厄
  • 本厄
  • 後厄

と、3年に渡って厄は続きます。

普通は厄年と言うと本厄の事を指しますが、その前年から前厄は始まっているのです。

前厄から、何かしらの兆候が現れると言われていますので、本厄に向けて、準備や心構えをしておく事が重要です。

 1-1厄とは何か

厄とは、悪影響を及ぼす邪気など、蓄積したネガティブなエネルギーである

と、わたしは捉えています。

「膿を出す」という表現にもあるように、悪い状態を急に良くしようとすると、反動で一時的に状態が悪化する、好転反応が起こります。その好転反応の事を、人は災難や厄災と呼びます。

そして、人の成長の節目にその好転反応による、ネガティブなエネルギーの解放が起こりやすい事から、陰陽道ではその年を厄年としたのです。

その好転反応の大きさは、それまでにどれ程の邪気など、ネガティブなエネルギーを溜め込んでいたかによって変わります。

普段からこまめに厄除け・厄払いをする事によって、好転反応を極力抑える事が出来るのです。

1-2厄除けと厄払いの違い

厄除けと厄払いは、一般的には同じ意味で使われるケースの方が多いようです。

細かく分けるならば、下記になります。

  • 厄除け ・・・ お寺で行うもの
    まだ来ていない厄を除ける
  • 厄払い ・・・ 神社で行うもの
    今ある厄を払う

当サイトにおいては、混乱を避けるために、厄除け・厄払いと記載します。

 1-3厄年の数え方

厄年の年齢は、一般的な満年齢ではなく、数え年で年齢を出します。

ちなみに、数え年とは、

  • 生まれた年齢を1歳とする
  • 誕生日ではなく、1月1日に全ての人が年齢を重ねる

とする、年齢の数え方です。

例えば、2014年1月1日に生まれた人と2014年12月31日に生まれた人は、2015年1月1日に等しく2歳になります。生まれて二日で2歳になるというのは、今ではなじみの無い概念ですよね。

多くの人が厄年の年齢について混乱しているのは、厄年の数え方にあると言えます。

1-4本厄・前厄・後厄について

厄年は一年で終わるわけではなく、前厄・本厄・後厄と、3年に渡って厄は続きます。

世間一般では、厄年とは本厄のことを指しますが、その前年の前厄から厄は始まっています。本厄に向けて、前厄から何かしらかの兆候が現れる方が多いようです。

また、本厄が終わっても後厄が待っていますので、まだ安心は出来ません。厄は徐々に去っていきますので、油断せずに過ごす事が重要です。

本厄の時のみ、厄除け・厄払いのお参りをする方は多いですが、前厄・本厄・後厄の3回お参りをする事で、より効果的に厄除け・厄払いをすることが出来るでしょう。

1-5厄年に悪い事は起こるのか?

あるアンケート調査で「あなたは厄年に何か悪い事が起きましたか?」と質問をしたところ、約半数の方が「はい」と答えました。

更に、「はい」と答えた人の約7割の人が、「厄除け・厄払いをしていない」と回答しています。

厄除け・厄払いの効果は、科学的に証明出来る性質のものではありませんが、実体験として多くの方が効果を感じています。この事からも、厄除け・厄払いはやっておいた方が良いと言えます。

2.塩を活用した厄除け・厄払いの方法

厄除け・厄払いで最も有名な方法の一つが、粗塩を活用する方法です。

粗塩は、古来より浄化や厄除け・厄払いに使用されてきました。それは単に形式的なものではない、とても手軽でありながら、効果的な方法です。

塩の中でも粗塩は特に、ネガティブなエネルギーを吸収するなど、浄化力に優れています。なので、精製された塩や焼き塩ではなく、銘柄や値段は気にしなくても良いので、粗塩を活用するようにしてください。

それでは、粗塩を活用した厄除け・厄払いのやり方について、お伝えしていきます。

2-1 振りかけるだけ!粗塩で出来る厄除け・厄払い

手軽に出来る厄除け・厄払いとしてオススメなのが、粗塩を肩に振りかけることです。これだけでも、軽いものであればスッと軽くなるのを実感できるでしょう。

厄などのマイナスエネルギーの影響は、背面に現れることが一般的です。粗塩を振りかける場所は、背面の肩や背中、その他気になる場所で結構です。

粗塩を用いた厄除け・厄払いをする際は、

  • 厄やマイナスエネルギーが消えていくようにイメージする
  • 黒いモヤモヤや物体が小さくなって消えていくようにイメージする
  • 重い霧が晴れて軽くなっていくようにイメージする

このようにイメージしながら行うと、より効果を感じられるためオススメです。

2-2 全身浄化!粗塩風呂に入って厄除け・厄払い

体がダルい、悪寒がする、何か物事が上手くいかないなど、具体的な症状が出ている場合には、荒塩風呂に浸かるのが良いでしょう。

厄除け・厄払いの効果を高めるポイントとしては、以下です。

①新しいお湯を沸かす

普段入る場合は別として、厄除け・厄払い目的の場合は、新しいお湯を入れてください。新しいお湯の方が、よりマイナスエネルギーを吸収してくれます。

②粗塩を50~100g程度お湯に溶かす

量は多いほど効果的です。慣れている方は、1kg程度まで増やしてみても良いでしょう。

ちなみに、岩塩は浄化用ではなく美容用です。厄除け・厄払いには、精製されていない粗塩を使用しましょう。

③出来れば全身、頭まで湯船に浸かってみる

塩もお湯も、厄を吸収しマイナスエネルギーを洗い流す効果があります。頭まで湯船に浸かると更に効果的です。

④複数人で入る場合は、お湯を入れなおす

粗塩風呂に入ると、たまにお湯がトロトロになる場合があります。それは、邪気を多く溜め込んでいた場合にある現象です。

程度にもよりますが、一人づつお湯を入れ替える方が良いでしょう。

⑤酒風呂にして更に効果アップ

日本酒を1合~2合程度入れると、酒風呂になって更に効果的です。安いもので構いませんが、合成清酒は避けてください。

2-3盛り塩で厄除け・厄払い

盛り塩も簡単に出来る厄除け・厄払いの一つです。ちなみに盛り塩とは、小皿に塩を山盛(三角錐)にすることです。盛り塩は、厄除けや場の浄化、魔除けなど古来より親しまれてきた、厄除け・厄払いの方法です。

ポイントとしては、以下です。

  • 粗塩を使用する
  • 小皿は何色でも良い
  • 正確でなくても構わないので山盛(三角錐)にする
  • 玄関や入口など、人の出入りが多いところに置く
  • 一週間程度で交換する
  • 使用済みの塩は、洗面所やトイレなどで洗い流す

2-4 さらに効果的!盛り塩で結界を張る

悪寒や気持ち悪さなど、強い邪気を払うためには結界が必要かもしれません。ちなみに結界とは、ある場所を聖域にすることで、厄除け・厄払いや魔除けをすることです。

やり方は簡単で、盛り塩を部屋の四隅に置くだけです。とても簡単ですが手間の割には効果が高く、邪気を払い清浄な空間になる為オススメです。

ポイントとしては、以下があげられます。

  • 盛り塩の大きさによって効果がかわる
  • 配置する間隔によって効果がかわる
  • 一週間程度を目安に必要に応じて交換する
  • 使用済みの塩は、洗面所やトイレなどで洗い流す

邪気を感じる程度によって、大きさ・間隔・交換頻度を調節すると、上手に厄除け・厄払いが出来るでしょう。
なお、より強力な結界について知りたい方は下記を参照してください。
自分で出来る結界とは|実際に効果のある結界の張り方5つ

 3.水を活用した厄除け・厄払いの方法

水には、マイナスエネルギーを吸収し洗い流すという、浄化を助ける作用があるので、厄除け・厄払いにも活用する事が出来ます。

また、水はネガティブなエネルギーを清めるだけでなく、それらによってダメージを受けた身体にバランスをもたらします。

この事からも、前章でお伝えした入浴を含む、洗浄やシャワー時に行う厄除け・厄払いは、効果的であると言えます。

3-1 帰ったら速攻!手洗いうがいで厄除け・厄払い

目には見えませんが、普段生活をしているだけでも、誰しもネガティブな影響を受けています。その影響が最も出やすい場所は、手と喉だと言われています。

手洗いうがいなど、普段行っている事でも、意識をして行う事で効果は変わります。

ポイントとしては、

  • 厄除け・厄払いを意図すること
  • 黒いものやモヤモヤしたものが流れていくイメージをすること
  • 清浄になっていくようにイメージすること

たったこれだけです。

厄は気が付かないだけで、外からだけではなく、自分の内面からも発しているものです。こまめに手洗いうがいをすることで、厄除け・厄払いをしましょう。

 3-2シャワーで厄除け・厄払い

シャワーを浴びながら、

①その日までに蓄積した心配や不安など、悪影響を及ぼしていると思われる事柄を、具体的にイメージします。上手くイメージが出来ない方は、真っ黒なモヤモヤをイメージしても良いです。

②それらのイメージが、キラキラと輝く水滴に溶け込み、あなたから洗い流されていく様子をイメージしてください。

洗浄とは浄化の一つの手段であり、内的な浄化ももたらします。外出から戻ったり、就寝前に一日の出来事を洗い流すためにも、水を活用した厄除け・厄払いの方法を行ってください。

4.真言やマントラで厄除け・厄払いをする方法

真言やマントラは、唱える人の波動を高め、エネルギーをクリアにする効果があることから、厄除け・厄払いの方法としても有効です。

真言とマントラは、厳密には同じ意味ですが、真言は日本語読み、マントラはサンスクリット語読みの特定の効果をもたらす呪文、と理解しておけばいいでしょう。

個人的には、満遍なく複数の真言やマントラを唱えるよりも、自分の信じている、もしくは好きな真言やマントラを一つ持ち、感謝をもって唱え続ける方が効果が高いと感じています。

4-1不動明王の真言

のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん

不動明王の真言は、不浄な感情やエネルギーを焼き尽くし、現実的に生きる勇気をもたらします。

不動明王は、お不動さまとしても親しまれている、五大明王の中心となる明王です。悪魔を調伏するために憤怒の姿をしており、全ての障害を打ち砕き、煩悩を焼き尽くす、絶対的な守護者です。

この真言の意味は下記です。

「激しい大いなる怒りの相(すがた)を示される不動明王よ。迷いを打ち砕きたまえ。障りを除きたまえ。所願を成就せしめたまえ。カン マン。」

4-2ガヤトリーマントラ

オーム ブゥ ブヴァ スァファ
タァ サヴィトゥ ヴァアレェエニャム
バァゴォ デヴァアシャ ディイマヒ
ディヨォ ヨォナア プラチョゥダヨ

ガーヤトリー・マントラは、唱える人の波動を高め、悟りへと導く効果があります。また、その周囲にも良い影響を与えると言われている、効果の範囲が広いマントラです。

その為、インドでも最高のマントラとして、多くの人々に唱えられている、世界で最も有名なマントラの一つです。

ガーヤトリー・マントラは、

・不安なとき
・恐れがあるとき
・自分を見失ったとき

などに唱える事で、波動が高まり心に平安を感じるなど、厄除け・厄払いの効果をより感じる事が出来るでしょう。

5.大祓詞(おおはらえのことば)で厄除け・厄払い

大祓詞(おおはらえのことば)は、罪穢れ、悪事や災難を取り除く為の祓詞なのですが、我国で最も古い祓詞といわれており、厄除け・厄払いにも効果的です。

この大祓詞の作者は不明とされていますが、古くから中臣氏の祖先で、神話にも登場する天児屋根命の作ではないか、といわれています。

大祓詞で使われている言葉は、荘厳で神秘さを感じさせる、まさに日本の言霊といった感がします。声を出して奉唱、または聞くだけでも、身も心も洗われるような感覚を、体感出来るでしょう。


『大祓詞』全文(上段読み仮名 下段原文)

たかあまはらにかむづまります。すめらがむつかむろぎかむろみのみこともちてやほよろづのかみたちを。かむつどへにつどへたまひ。

高天原に神留まり坐す。皇が親神漏岐神漏美の命以て八百万神等を。神集へに集へ給ひ。

かむはかりにはかりたまひて。あがすめみまのみことは。

神議りに議り給ひて。我が皇御孫命は。

 

とよあしはらのみづほのくにをやすくにとたひらけくしろしめせとことよさしまつりき

豊葦原瑞穂国を安国と平けく知食せと事依さし奉りき。

 

かくよさしまつりし。くぬちに。あらぶるかみたちをばかむとはしにとはしたまひ。かむはらひにはらへたまひて。

此く依さし奉りし。国中に。荒振神等をば神問はしに問はし給ひ。神掃へに掃へ給ひて。

 

ことどひしいはねきねたちくさのかきはをもことやめて。あまのいはぐらはなちあまのやへぐもをいづのちわきにちわきて。

語問ひし磐根樹根立草の片葉をも語止めて。天の磐座放ち天の八重雲を伊頭の千別に千別て。

 

あまくだしよさしまつりき。かくよさしまつりし。よものくになかと。おおやまとひだかみのくにを。

天降し依さし奉りき。此く依さし奉りし。四方の国中と。大倭日高見の国を。

 

やすくにとさだめまつりてしたついはねにみやはしらふとしきたて。

安国と定め奉りて下津磐根に宮柱太敷き立て。

 

たかあまはらにちぎたかしりてすめみまのみことのみづのみあらかつかへまつりて

高天原に千木高知りて皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉りて

 

あまのみかげひのみかげとかくりまして やすくにとたいらけくしろしめさむくぬちになりいでむ。あまのますひとらがあやまちおかしけむ。

天の御蔭日の御蔭と隠り坐して安国と平けく知食さむ国中に成り出む。天の益人等が過ち犯しけむ。

 

くさぐさのつみごとはあまつつみ くにつつみ ここだくのつみいでむかくいでば。

種種の罪事は天津罪国津罪許許太久の罪出む此く出ば。

 

あまつみやごともちてあまつかなぎをもとうちきりすえうちたちて。

天津宮事以ちて天津金木を本打ち切り末打ち断ちて。

 

ちくらのおきくらにおきたらはしてあまつすがそをもとかりたちすえかりきりてやはりにとりさきてあまつのりとのふとのりとごとをのれ。

千座の置座に置足はして天津菅麻を本刈り断ち末刈り切りて八針に取裂きて天津祝詞の太祝詞事を宣れ。

 

かくのらば。あまつかみは。あまのいはとをおしひらきてあまのやへぐもを。いづのちわきに。ちわきて。きこしめさむくにつかみは。

此く宣らば。天津神は。天の磐戸を押披きて天の八重雲を。伊頭の千別に。千別て。聞食さむ国津神は。

 

たかやまのすえひきやまのすえにのぼりまして。たかやまのいぼりひきやまのいほりをかきわけて。きこしめさむ。

高山の末低山の末に登り坐て。高山の伊褒理低山の伊褒理を掻き別けて。聞食さむ。

 

かくきこしめしては。つみといふつみはあらじとしなとのかぜのあまのやへぐもをふきはなつことのごとく。

此く聞食しては。罪と言ふ罪は在らじと科戸の風の天の八重雲を吹き放つ事の如く。

 

あしたのみぎり。ゆうべのみきりを。あさかぜゆうかぜのふきはらふことのごとくおおつべにをるおおぶねを。

朝の御霧。夕の御霧を。朝風夕風の吹き掃ふ事の如く大津辺に居る大船を。

 

へときはなち。ともときはなちて。おおうなばらにおしはなつことのごとくおちかたのしげきがもとを。

舳解き放ち。艪解き放ちて。大海原に押し放つ事の如く彼方の繁木が本を。

 

やきがまのとがまもちてうちはらふことのごとくのこるつみはあらじと。はらへたまひきよめたまふことを。

焼鎌の利鎌以て打ち掃ふ事の如く遺る罪は在らじと。祓へ給ひ清め給ふ事を。

 

たかやまのすえ。ひきやまのすえより。さくなだりにおちたきつ。

高山の末。低山の末より。佐久那太理に落ち多岐つ。

 

はやかわのせにます。せおりつひめといふかみ。おおうなばらにもちいでなむ。

早川の瀬に坐す。瀬織津比売と伝ふ神。大海原に持出でなむ。

 

かくもちいでいなばあらしほのしほのやおあひのやしほじのしほのやほあひにます。はやあきつひめといふかみ。

此く持ち出で往なば荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百曾に坐す。速開都比売と伝ふ神。

 

もちかがのみてむ。かくかがのみてはいぶきとにますいぶきどぬしといふかみ。ねのくにそこのくににいぶきはなちてむ。

持ち加加呑みてむ。此く加加呑みては気吹戸に坐す気吹戸主と伝ふ神。根国底国に気吹放ちてむ。

 

かくいぶきはなちてはねのくにそこのくににます。はやさすらひめといふかみ。もちさすらひうしなひてむかくさすらひうしなひては。

此く気吹放ちては根国底国に坐す。速佐須良比売と伝ふ神。持ち佐須良比失ひてむ此く佐須良比失ひては。

 

けふよりはじめてつみといふつみはあらじと。

今日より始めて罪と伝ふ罪は在らじと。

 

きょうのゆうひのくだちのおおはらへにはらへたまひきよめたまふことをもろもろきこしめせとのる

今日の夕日の降の大祓に祓へ給ひ清め給ふ事を諸々聞食せと宣る

6.霊符を活用した厄除け・厄払いの方法

霊符を活用する事でも、厄除け・厄払いをする事が出来ます。

霊符とは、紙や木などに文字や絵、記号のようなものを書いた呪力のあるお札です。身に着けたり、壁に貼るなど、手軽に活用できる点も魅力の一つです。

ちなみに、霊符は護符や御符、呪符、御札、タリズマンなどと呼ばれる事もありますが、全て同じものです。

なぜ霊符には効果があるのか

霊符は、森羅万象のエネルギーを、特定の目的に沿って活用するための、許可証であり命令執行書であると、私は捉えています。それぞれの図形や記号ごとに意味があり、特定のエネルギーを発しているのです。

霊符は、森羅万象のエネルギーを手軽に活用出来る一方で、使用するには最低限のルールを守る必要があります。

霊符を活用する上での注意事項

①霊符を大切に扱う

霊符は神社で頂くお札のように、高貴な人のごとく大切に扱う事が基本です。身に着けて使用するにも、他の紙で包んだり、ラミネート加工をするなど、穢れを防ぐようにしてください。

②霊符の効果を信じる

霊符を使用するのであれば、その効果を信じて使用する事が大事です。4世紀に書かれた古文書にも「信心篤かざれば、これをほどこし用いるもまた行われず」と記されています。効果に疑いを持ち、とっかえひっかえするような事は避けるようにしましょう。

③霊符を人に見せない

霊符を人に見せびらかしたり、自慢をするようなことはしないでください。神聖なものであるが故に、反作用で逆効果になってしまう危険性もありますので、十分に注意してください。

④霊符はすばやく手放す

願い事が叶う、汚れる、破けるなどした際は、その霊符の使用期限が過ぎたと捉え、速やかに処分をしてください。処分の方法としては、近くの神社でお焚き上げをしていただくか、自分で燃やして浄化してください。残った灰は、ベランダや庭にまくなど、自然にまかせて大丈夫です。

6-1破邪符で厄除け・厄払い

破邪符

 

 

 

 

 

 

この霊符は、所持することで、あらゆる邪悪な存在を排除できるといわれるものです。

拝み屋中山英明さん曰く、

邪悪な存在と言えば、現代では詐欺などの犯罪を企てるような心を持ち合わせた人などのことを指していると考えられます。

犯罪に巻き込まれるのも、自らの心の隙に付け込まれる場合が多いわけですが、そのほかにも、怠惰、貪り、怒り、愚痴などの心が、周りによからぬ事態を引き寄せたり、自らを困った状態に陥れたりすることも多いものです。

そう考えると、邪悪な存在の大本は自らの心の在り方によるともいえるわけで、そうした心を排除することが、邪悪な存在から逃れる第一歩だとも言えるでしょう。

明らかに邪悪な存在が身近にある場合はもちろんですが、日頃から自らの中にそうした心を感じ取っていましたら、この霊符を用いてみると、自分自身の変化を感じ取ることができるかもしれません。

 6-2凶方位からの悪影響を防いで厄除け・厄払い

除八方凶殃殺罰御秘符
この霊符は、あらゆる凶方位からもたらされる災いを防ぎ、無事に過ごせるというものです。

拝み屋中山英明さん曰く、

凶方位のもたらす災いを防ぐ霊符は多数ありますが、それらは、ある特定の方位に限定されたものが多く、目的や使うタイミングを特定して用いるのが普通です。

それに対して、この霊符はいついかなる時でも、凶方位の災いを防ぎ、それは一般的な水平方向ばかりでなく、天地の向きに対しても有効という万能性を有しています。

ただし、それだけに霊験はマイルドだといえますから、特別な目的があり、実行する日時も特定できるなら、それらに即した霊符を用いた方が効果は高いと言えるでしょう。

この霊符は、日常生活の中で気が付かずに凶方位を犯してしまうことがどうしても避けきれないことがあるので、それによる災いを除ごうというものですので、日常的なお守りとして用いるとよろしいでしょう。

7.波動写真を活用した厄除け・厄払いの方法

厄除け・厄払いに効果的な波動写真
スピラボに来て頂いた方の為に、厄除け・厄払いに効果的な「運気の好転」に関する調整波動を、新たに上記写真へと封入しました。この画像をクリックし、大きい画像を表示してください。見たり触れたり、表示するだけでも好影響を得る事が出来ます。ちなみに、トップ画像ではなく、上記画像にのみ波動を封入していますので、分かる方は比べてみても面白いかも知れません。

この波動は、厄や邪気などで低下してしまった運気の改善をサポートするなど、様々な効果が期待できます。サプリメントのように、プラスアルファの感覚で活用してみてください。

活用アイデアとしては、

  • 厄除け・厄払いの際に表示をして併用する
  • 運が悪いなと感じる時に表示をする
  • 日々気が付いた時に表示をする

などがオススメです。

余裕があれば、「この写真から厄除け・厄払いの効果を高める波動を受取る」と口に出すか心の中で宣言をしてみて下さい。また、気になっている特定の運気が改善するよう、イメージをすることが出来るとなお効果的ですので、チャレンジをしてみて下さい。

波動写真の使用に関する注意事項
波動写真はダウンロードして利用していただいても結構ですが、スピラボ上で見ることが最も効果的です。その理由として、スピラボは、定期的に浄化・エネルギー供給が行われており、それによって効果が保たれているからです。写真に限らず動画なども、スピラボのURLから離れるとエネルギー供給がされませんので、その点はご注意ください。

まとめ

厄除け・厄払いは、厄年のみ行うのではなく、こまめに行う事で大厄を防ぐ事が出来ます。

長くなりましたので、おさらいをしましょう。

1.厄に関する基礎知識
2.塩を活用した厄除け・厄払いの方法
3.水を活用した厄除け・厄払いの方法
4.真言やマントラで厄除け・厄払いをする方法
5.大祓詞で厄除け・厄払い
6・霊符を活用した厄除け・厄払いの方法
7.波動写真を活用した厄除け・厄払いの方法

正しく理解し実践をする事で、厄を寄せ付けない幸運体質になりましょう。

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今回の浄化ヒーリングをキッカケに、あなた自身の波動を上昇させてあなたの望みを叶えてくださいね!


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