覚醒の第四段階目、つまり銀河系の覚醒の次は、銀河団のステージに入っていきます。
現在の地球において、銀河系の情報は不明な部分が多いのですが、銀河系を超えて銀河団へと肉体を持って進出した人間は、かつて栄えた宇宙文明においても少数であるように、銀河団に関する情報は銀河系と比べても極端に少ないのが現状です。
私たちの天の川銀河は、乙女座銀河団に属する銀河系にあたります。
乙女座銀河団は、約１１００個の銀河系と、約１０００兆個以上もの太陽系で構成されていますが、数万、数十万の銀河系から構成されている銀河団も存在する事から、比較的小さな銀河団であると言えます。
覚醒の段階としては１段階しか違わないものの、スケールという観点からも、あるいは難易度という観点からも、銀河系と銀河団では大きな隔たりがあるという事が分かります。
実際に、銀河団は知識の習得だけで到達出来る場では無く、哲理を理解して人を導ける様にならなければ到達し得ない、高い境涯領域と定義されています。
文意を正しく理解し、根底に流れる哲理を読み切って、自己の境涯を新しく作り直さなければ人を育てる事は出来ないもの。
例えば、この大宇宙球を一つの社会と見立てるならば、地球意識を営んでいる人は胎児から子供であり、太陽系意識を営んでいる人は学生であり、銀河系意識を営んでいる人は正社員であり、銀河団意識を営んでいる人は役職者であると言えます。
ゆえに、覚醒の第五段階目に到達した人は、初めて特別な生命として認められるのであり、『未来の選択肢』を得る事が出来る下限も、この段階からとなります。
これはスピラボとしての見解になりますが、現地球において覚醒の第五段階目以降に到達している人は、０，０００１％程度となっていますが、未来の仲間となる可能性がある事から、２，３年内にはスピラボより１０名以上は輩出したいと考えています。
ちなみに、過去にこの段階に到達した有名人は、プラトンやデカルト、聖母マリア、空海などが挙げられます。
覚醒の第六段階へと到達した人が死後、担う管轄や役職の事を（観音）菩薩と呼ぶのです。
また、覚醒の第五段階から初めて現れてくるのが、『ディバイン』という概念になります。
