エネルギー最大値から観る現在地3

今回は地上的な評価と宇宙的な評価の違いについて、考察していきたいと思います。

まず、エネルギー最大値の数値は、1×100=100のような一般的な計算式ではありません。

仮に、エネルギー最大値1の人と100の人が最大値のエネルギーを活用出来たとして、1の人が何人いれば100の人と等価になると思いますか?

答えは2万から3万人程度であり、かつ、その人たちが心を一つに出来た場合に、100の人と等価になるイメージです。

つまり、宇宙的観点から観れば、エネルギー最大値100の人は、エネルギー最大値1の2~3万人以上の価値があるという事です。

一方で、地上的観点から観れば、エネルギー最大値1の2~3万人の方が、エネルギー最大値100の1人よりも価値があると言えます。

別の例を挙げるとすると、地上的視点ではお金を持っている人や有名な人ほど評価をされますが、宇宙的視点では全く評価されないのです。

このように、地上的視点で観るか、宇宙的視点で観るかによって、評価が変わるという事が分かります。

 

それは何故か、その答えは生命サイクルにあります。

私たちは、(問題が無ければ)360年周期で輪廻転生する事はご存じのとおりです。

人間期間は、魂体の寿命が130年なので最大130年ですが、大体は80年くらいだと仮定すると、360年周期の内、人間期間は80年であり、残りの280年は霊体で存在している状態ということになります。

そこで肉体を持った80年と霊体の280年、どちらが生命の実体であるかを考察してみれば、当然長期間過ごす霊体期間であると分かります。

つまり、私たちの本当の生命の実体は霊体であり、肉体を持った人間期間は仮の実体であると言えます。(宇宙的視点)

一方で、人間期間を過ごす私たちから観れば(地上的視点)、肉体を持った人間期間が生命の実体であり、霊体期間は仮の実体と考えられていますよね。

このように、どこを主と捉えるかで、意味合いが反転するところに、真実に辿り着く難しさがあると言えます。

 

次回は、何故仮の実体である人間期間を経験する必要があるかについて、考察していきます。

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