神界体制が崩壊して、不成仏神たちが生命管理を放棄した影響の一つに、死者の里問題があります。
それまでは、亡くなってから一定期間が経過した霊魂体を、不成仏神たちが死者の里へ連れていっていたのですが、その役割を放棄したことによって、多くの霊魂体が地上に留まるという事態になりました。
霊魂体の魂体には、生前の姿が焼き付いている事から、視える人にはその姿を見る事が出来ます。(幽霊)
生前の記憶を有しているので、会話をする事も可能ですが、魂体には魂意識というものがあり、主に本能的な自我によって構成されている事から、生前と同人格を有している訳ではありません。(生前と死後では会話内容が異なる)
霊魂体にも五感があるものの、生前の10分の1程度の感覚しか無く、生前の感覚に比べると味気ない事から、本能的にその感覚を求める霊魂体たちは、ある手段に出ます。
それは、生きている人間の魂体に入り込む事。(入り込む隙のある人に憑依)
そうする事で、憑依した人間と同感覚を味わう事が出来るようになるからです。
憑依されると、思考の明晰さが減少したり、メンタルが不安定になったり、五感の感覚が落ちたり、体調不良になるなど様々な影響が現れてきます。
一番の問題は、それぞれの魂体には固有の生命型がある為、長期間(もしくは多数)憑依され続ける事で、異なる血液型を輸血するのと同じように、魂体に拒絶反応が現れてくる事。
その段階に入ると、人格が変わったり、異常行動をするようになったり、心身に深刻なダメージを受けるなど、回復までに長期間かかる事態となってしまいます。
これらの症状の事を霊障と呼び、今も昔も霊能者やシャーマン系の役割のある人たちが対処している、既存の問題になります。(宇宙的影響ではない)
不成仏神たちが生命管理を放棄した他の影響として、人間に対する間接的、直接的な攻撃が挙げられます。
彼らは一応、神としての役割を持っているために、剣や杭、鎖など数百に及ぶアストラル天罰武器というものを持っています。
これらは神界体制が機能していた時代からあるものですが、以前は明確なルールに則って、シルバーコードや432本のアストラルコードを駆使して、対象者にアストラル天罰武器を注入していました。
注入される個所によって症状が異なるものの、アストラル天罰武器を長期間入れられていると、身体を構成しているアストラル物質にダメージを受ける事で、肉体(物質)をいくら調べても原因不明の症状や難病として現れてくる可能性があります。
明確な理由があって注入された場合、それを取り除くことは原則として禁止されている為、その治療をした医者や霊能者たちにも天罰が下っていたケースも良く見られていました。(二次被害)
神界体制が崩壊している現在では、明確なルールが無くなり、いたずらや境涯を上げる事の邪魔(仲間を増やす為)など、悪意をもってアストラル天罰武器を注入されるケースが増え続けています。
また、シルバーコードを操作して、ホログラムを映し出せることから、宇宙船を映し出して驚く人間を馬鹿にして楽しんだり、宇宙人や神と偽って通信をして偽情報を掴ませて弄んだりするなど、程度の低い活動も増え続けています。
本来2億7000万人出るはずのアセンション境涯達成者が、境涯を落としている酷い惨状を受けて、神々の上位存在主導による、神界の大変革が行われる事となります。