魂とハイアーセルフ5

人間にとって、地球(惑星)と太陽系の磁場圏および力場圏の違いは、デフォルトで備わっているか否かの違いが挙げられます。

私たち地球に住む人間(惑星人)は、地球磁場圏および力場圏の中で生きている事から、それらを活用出来るような生命機能が備わっています。

それに対して、私たちは太陽系の磁場圏および力場圏の中でも生きているものの、それらを活用出来るような生命機能は獲得する必要があります。

その生命機能を獲得するには、正しい宇宙知識を学び、生命位相意識においてそれらを認知し、地球力場圏における上六道階(高度な思考)での心活動をする必要があります。

そうする事で、宇宙に対する無知の一部が解け、地球磁場圏という制限(マトリックス)を超えて、生命位相意識は太陽系磁場圏にまで届くようになるのです。

ここではその状態を、覚醒の第一段階目であると定義します。

この一段階目の状態は、生命位相意識は地球磁場圏という制限を超えるものの、心活動領域は地球力場圏を依然として超えていません。

そう言った意味では、未だに惑星に呪縛された状態であるとも言えます。

 

引き続き、正しい宇宙知識を学び、太陽系磁場圏という一つ高い視座に立ち、生命位相意識においてそれらを認知し、地球力場圏における上六道階(高度な思考)での心活動を継続していくと、生命位相意識は太陽系磁場圏全域に満たされていくようになります。

すると、太陽系磁場圏に個の意識層が形成され、太陽系力場圏での心活動が出来るようになります。

太陽系磁場圏に個の意識層が形成されるという事は、地球磁場圏のハイアーセルフの他に、太陽系磁場圏のハイアーセルフが形成されるという事でもあります。

ここではその状態を、覚醒の第二段階目であると定義します。

 

この覚醒の第二段階目は、重要な節目の一つでもあります。

何故ならば、シルバーコードの長さが、地球磁場圏までから、太陽系磁場圏までに延長されるからです。

シルバーコードとは、生命位相と肉体を繋ぐ生命線(アストラル線)ですが、覚醒の第一段階目までの状態では、シルバーコードの最長が地球磁場圏内に留まる、つまり、肉体を持って地球磁場圏を超える事が出来ないと言う事です。

その状態で地球磁場圏(約800万キロ)を超えると、生命位相と肉体の接続が切れる事で、自律神経電流の流れが止まり、意識活動が停止し、昏睡状態となり、やがて生命活動が終了する事になります。

現在の地球では、火星移住計画が進んでいますが、地球から火星の距離は約6000万キロであり、地球磁場圏(約800万キロ)を優に超えている事から、その計画が実現したならば、ほとんどの人が上記の状態に陥る事になります。

それに対して、覚醒の第二段階目に到達した人は、シルバーコードの最長が太陽系磁場圏(約100億キロ)まで延長されるので、その範囲内であれば意識を保った状態で、肉体を移動させる事が出来ると言えます。

ただ、太陽系においては、地球以外に人間用の惑星霊界が存在していない事から、仮に無事移住出来たとしても、子孫を残すことが出来ないので、その一代で終わりを迎える事になります。

そういった意味では、依然として制限(マトリックス)の中にいる段階でもあり、現在の地球科学はその宇宙的真実に到達していない段階であると言えます。

 

まとめると、覚醒の第二段階目に到達する事で、太陽系磁場圏に個の意識層が形成され、新たなハイアーセルフと太陽系磁場圏までのシルバーコードの獲得、太陽系力場圏にまで心活動領域が拡張する事で、約100億キロにおよぶ心容量を備える事になります。

そして、この段階に到達した人が死後に守護霊としての役割を受ける事となり、その管轄や役職の事を天使と呼ぶのです。

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