もしあなたが、「直観力を身につけ、第六感に目覚める事で、自分の人生を切り開いていきたい」と願うのであれば、第三の目のチャクラを開き、活性化させることが重要です。
第三の目のチャクラは、眉間の上に位置するチャクラで、直観や叡智、現実世界と見えない世界のゲートの役割を持ち、第六感などサイキック能力に関わりのあるチャクラです。
このチャクラにトラブルを抱えていると、睡眠障害や精神障害に陥るなど、日常生活に支障をきたしてしまう場合もあります。
そこで、ここでは第三の目のチャクラに関する特徴と、その強化方法についてお伝えしていきます。正しく理解することで、第三の目を開き、覚醒に近づいていってください。
目次
1.第三の目のチャクラの特徴
2.第三の目のチャクラの状態を確認する
3.第三の目のチャクラの役割
4.第三の目のチャクラのバランス
5.第三の目のチャクラを開き強化する方法
5-1 852Hzのソルフェジオ周波数で癒す
5-2 ヨガのアーサナで強化する
5-3 第三の目のチャクラの活性化方法
5-4 第三の目のチャクラに効果的な瞑想方法
5-5 ヤントラを瞑想時に併用する
5-6 マントラで活性化する
まとめ
1.第三の目のチャクラの特徴
チャクラ名 | 第六チャクラ、第三の目、サードアイ、アジナーチャクラ |
位置 | 眉間の上 |
対応カラー | 藍色 |
主要テーマ | 現実世界とスピリチャル世界のバランスをとる、 |
キーワード | 直観、知恵、叡智 |
不調時の精神的サイン | アイデアや将来を思い描けない、勘が働かない、学習が身に入らない、悪夢や幻覚を見る |
不調時の肉体的サイン | 頭痛、片頭痛、精神障害、弱視 |
生理系 | 内分泌腺と神経 |
内分泌腺 | 松果体、脳下垂体 |
神経叢(そう) | 視床下部 |
内面 | 第六感 |
感情の働き | 透明さ |
魂の働き | 瞑想 |
対応周波数 | 852Hz |
癒しのテーマ | 直観力の覚醒、目覚め |
関連する神々 | シヴァ(Shiva)、シャクティ・ハキニ(Shakti hakini) |
ビージャ・マントラ | KSHAM(クシャムゥ) |
対応する真言 | 聖観音の真言 |
対応パワーストーン | ラピスラズリ、アイオライトなど |
対応アロマ | ヒアシンス、スミレ、ローズゼラニウムなど |
第六チャクラは、眉間の上に位置する「藍色」で表されるチャクラです。
「知覚する」「知る」「コントロールする」という意味でアジナーチャクラとも呼ばれますが、第三の目もしくはサードアイチャクラの名称が一般的です。このサイトでは主に、第三の目のチャクラと呼んでいきます。
第三の目のチャクラは、
- 目に見えない世界を知覚するスピリチュアルビジョン
- 意識と内なる世界を広げるゲート
- より高次の意識状態とつながる為のスイッチ
など、サイキック能力開発に大きく関与する特性から、7つのチャクラの中でも最も有名で、興味をもたれているチャクラです。そして、スピリチュアルに興味がある人、または、霊的修行をしている人にとって、最も開き活性化したいと願うのも、この第三の目のチャクラなのではないでしょうか。
また、肉体的にも、成長、代謝、身体で起こる化学反応全般に影響を及ぼす重要なチャクラです。
第三の目のチャクラの場所は、気の出入りがとても大きい場所でもあるので、いきなり開くと危険です。通常、簡単に開きませんが、特に安全に開いていきたいチャクラであると言えます。
2.第三の目のチャクラの状態を確認する
第三の目のチャクラを強化し活性化する前に、現在の状態を確認しておく事が重要です。
まずは、簡単な10の質問に答えてみましょう。
- 頭痛・偏頭痛に悩まされている
- ホルモンバランスや体温調節などの調整機能に問題を感じている
- 眠りが浅く、悪夢をよく見る
- 自分が上手くいっている所や将来を思い描く事が出来ない
- 自分、または他者の問題についての洞察力に欠けている
- 自由になりたい、解放されたいなど、身動きが取れない状況にいるように感じている
- 自分は幸せではないと感じ、そのことに罪悪感がある
- 21~26歳の間に強いショックやトラウマを経験した
- 自分の願望が現実になっているイメージが想像できない
- 直観が冴えないと感じている
上位のチャクラになると、第三の目のチャクラに問題があるというよりは、未発達であるケースの方が多く見られます。もちろん、第三の目が開いていて問題を抱えている場合もありますので、見極めが必要です。
質問に対し半数以上YESである場合は、何かしらの改善をする必要があるでしょう。ですが、第三の目のチャクラは、20代になって初めて発達することが一般的ですので、あなたがそれよりも若い場合は焦らないでください。
3.第三の目の特徴
第三の目のチャクラは、肉体的には松果体と脳下垂体に対応しており、成長、代謝、身体で起こる化学反応全般に影響を及ぼします。
精神的には、直観と魂の知識の場所です。ここで言う「直観」とは、推理を用いず、直接に対象を捉えることであり、哲学で物事を捉える事であると言えます。霊感も直観の一つである、という考えもあります。一方、「直感」は感覚で物事を捉えることですので、違いに注意してください。
第三の目のチャクラのテーマとしては、
- 暮らしの中で直観を育て信頼する事
- 魂の知識を解放する事
- 高度な感覚を磨き生活上の技術として応用する事
などを扱います。
第三の目が開き活性化すると「今まで分からなかった事が、言葉や説明を必要とせずに分かる」ようになります。このことが、よく耳にする「アイデアがおりてきた」「天から啓示を受けた」などの現象の真実です。
このように、第三の目のチャクラは、ビジネスマンやアーティストなど、スピリチュアルと関わりのない人たちにとっても重要なチャクラである、と言えます。
4.第三の目のチャクラのバランス
サードアイのチャクラは、開いていれば何でも良いのではなく、他のチャクラとのバランスが重要です。開きすぎている、滞っている等バランスが崩れていると、様々な問題が生じてしまいます。
第三の目のチャクラが開きすぎている場合
非常に理論的、独断的、権威主義者、傲慢
第三の目のチャクラが滞っている場合
無規律、成功を恐れる、分裂気味、目標設定が低い
第三の目のチャクラが整っている場合
カリスマ性がある、直感が鋭い、物質的なものへは執着しない、超常現象を経験する
第三の目のチャクラにストレスやブロックなど問題が生じていると、
・絶えずストレスを感じ、頭痛を感じる
・不眠症や悪夢を見るなど、睡眠障害が起こる
・セロトニンの産生に問題が生じ、うつ病など精神疾患に陥る
・現実と幻想の区別がつかなくなる
・霊媒体質になる
など、場合によっては深刻な症状に陥ってしまいます。
第三の目を安全に開き活用する為には、第一チャクラから第五チャクラまでのチャクラが開き、活性化していることが重要です。その準備が整う事で、大きなエネルギーを発生させたとしても、安全にグラウンディングをする事が出来るでしょう。
5.第三の目のチャクラを開き強化する方法
5-1 852Hzのソルフェジオ周波数で癒す
ソルフェジオ周波数とは、グレゴリアン聖歌などにも使われていた、古代の癒しの音階です。その音階ごとに、様々な癒しをもたらします。
第三の目のチャクラに対応する音階は852Hzで、癒しのテーマは「 直観力の覚醒、目覚め」です。
サードアイに限らず、チャクラは癒されていないとその機能を発揮出来ず、いびつになったり閉じてしまいます。その状態では、いくら強化しようとしても、望む効果は得られないでしょう。
まずは、癒しを行う事で第三の目のチャクラを開き、正常化させることで、強化・活性化をしていく、という流れを覚えておいてください。
5-2 ヨガのアーサナで強化する
第三の目のチャクラを開き、覚醒するのに役に立つヨガのアーサナを2つご紹介します。
アドー・ムカ・アヴァナ・アーサナ(ダウンドック)
最初の動画で重要なのが、アドー・ムカ・アヴァナ・アーサナ(ダウンドック)です。このポーズは、頭部への血流が一挙に増えることに慣れるために、2番目にご紹介するハラ・アーサナの準備として、ゆっくりと行うとより効果的です。
出来るだけ長くポーズを維持し、第三の目に意識を集中させます。その際に、藍色の光を思い浮かべて視覚化するとより効果的です。
ハラ・アーサナ(スキのポーズ)
次のポーズは、ハラ・アーサナ(スキのポーズ)です。若返りのポーズとも呼ばれており、
- 甲状腺、副甲状腺の機能改善
- 腸の働きが活発になる
- 脊椎が柔軟になる
- 血流が良くなり、内蔵機能が活性化する
- ダイエットにも効果がある
など、身体に与えるメリットが非常に多いアーサナです。
また、エネルギーの観点から見ても、すべてのチャクラを同時に整える、最高の働きをします。安全に十分注意を払いながら行う必要はありますが、出来るようになる事で得られるメリットが非常に多いのが、このハラアーサナです。
ハラアーサナのポイント
ポイントしては肩立ちのポーズの際、以下のように行ってください。
- 第一チャクラから順にエネルギーをおろしていく
- 第三の目のチャクラにエネルギーを移動させる
- エネルギーを第三の目にとどめるよう意識をする
こうすることで、素晴らしい光景やビジョンを見ることが出来るようになるなど、第三の目を開き覚醒をする為の、強力な助けとなるでしょう。
5-3 第三の目のチャクラの活性化方法
イメージワークを活用した、チャクラの活性化するやり方についてご紹介します。
チャクラの活性化を行う際は、リラックスした環境で行う事でより効果を得る事が出来ます。最低でも5分以上ゆったりと過ごせる時間を確保してください。
- 第三の目のチャクラである、眉間に意識をおきます。
- きれいな藍色のエネルギーをイメージし、腹式呼吸でそれをゆっくり吸います。肺の中に藍色のエネルギーが満たされたら、そこから体全体に充満されるようにします。体全体が藍色に輝くようにイメージすると良いでしょう。
- 次にゆっくりと息を吐き、それと同時に第三の目からも息を吐くように、藍色のエネルギーを勢いよく放出します。第三の目のチャクラは、ラッパ型のように開いているようイメージすると良いでしょう。この呼吸を3から10回程度繰り返し行います。
- この作業が終わった後は、第三の目のチャクラがキラキラと藍色に輝いているとイメージしましょう。
藍色のエネルギーを吸収して、何か感じる事はありましたか?何も感じられなくても問題はありませんが、反応が得られるようになる方が良いでしょう。
感じる反応の一例としては、
- 眉間がムズムズする
- 眉間に圧を感じる
- 静寂感に包まれていく
- 浮遊感がある
- 悟りの境地に近づいた
など、どのような感覚であれ、それを否定せずに受け入れ、楽しみましょう。そうすることでより、第三の目のチャクラを活性化する事が出来るでしょう。
5-4 第三の目のチャクラに効果的な瞑想方法
瞑想をする事で、第三の目のチャクラを癒し浄化をする事ができます。ここでは、リズ・シンプソン女史が提唱する第三の目のチャクラの瞑想方法をご紹介します。
チャクラ瞑想をするにあたり、十分にイメージをしながら瞑想をする為に、最低でも10分以上ゆったりと過ごせる時間を確保してください。後で紹介するヤントラとマントラを併用する事で、より効率的にサードアイを活性化する事が出来ます。
①気持ちの良い姿勢を取り、鼻でゆっくりと息をします。
②足から足首、首と頭に向かって、順番に筋肉を緊張させていきます。その筋肉をゆるめながら、床や椅子に深く沈んでいくのを感じてください。
③心の眼が眉間の上にある第三の目を、肉体的に存在するもののように感じ始めます。
④アジナーのシンボルである、円の両側の2枚の白い翼に集中します。(ヤントラ参照)円の中の金色の三角形が下を向き、大地を指しているのを見ます。あなたのより高い意識を肉体的な存在と結びつけます。
⑤シンボルに藍色を流し込み、あなたの額を青紫にそめます。頭頂にある王冠のチャクラから紫色が流れ落ちてきます。そして首の付け根にある喉のチャクラから青色が上がってきます。
⑥あなたの第三の目は美しい蓮の花です。その根が額の奥深くに伸びていき、各チャクラの茎とつながるスシュムナー(脊椎を通っているエネルギー管)に届くのを感じます。
⑦サードアイのエネルギーが肉体的な目の間でなめらかに回転し、渦をつくるのを感じましょう。チャクラエネルギーが脈打つのが分かります。五感を生かして全てを感じます。サードアイのチャクラの蓮の花の香りをかぎましょう。
⑧第三の眼は肉体の目と同じく真実です。洞察力や透視力をもたらし、宇宙に関する問いに真実の答えを与えるため、そこにあるのです。肉体の目と同じく大切にしてください。毎日エクササイズを行います。毎日、直感の導きに従い、満ち足りた喜びあふれる生活をしましょう。
5-5 ヤントラを瞑想時に併用する
ヤントラとは、個々のチャクラを表すシンボルで、瞑想をする際の有効な図形(道具)であり、ヨーガの行者たちが複雑な七つの概念を、視覚的に象徴化したものです。ヤントラは、神の絵以上に強力な力を持つものと考えられています。
アージュナーチャクラの2枚の花びらは、第三の目の両側にある二つの目のようでもあり、調和して働いている右脳と左脳、目に見える世界と見えない世界という二つの側面を表しています。
瞑想にヤントラを利用する場合は、ヤントラが水平に見えて、心地よく集中できるように、ヤントラを置いてください。
チャクラ調整画像として利用する
スピラボに来て頂いた方の為に、第三の目のチャクラの状態を整える調整波動を、新たに上記画像へと封入しました。この画像をクリックし、大きい画像を表示してください。見たり触れたり、表示するだけでも好影響を得る事が出来ます。
この波動は、第三の目のチャクラの滞りを癒したり、不足しているエネルギー回復を促すなど、様々な効果が期待できます。サプリメントのように、プラスアルファの感覚で活用してみてください。
活用アイデアとしては、
- チャクラトレーニングと併用する
- 瞑想時に表示しておく
- 日々気が付いた時に表示したり触れたりする
などがオススメです。
余裕があれば、第三の目のチャクラに意識を置き、「この画像から第三の目のチャクラを整える波動を受取る」と口に出すか心の中で宣言をしても効果的です。
全チャクラに対応した調整画像は、「チャクラを開き潜在能力を引き出し人生を好転させる知識と方法」の記事にあります。合わせて活用するとより効果的ですので、確認をしてみてください。
波動写真はダウンロードして利用していただいても結構ですが、スピラボ上で見ることが最も効果的です。その理由として、スピラボは、定期的に浄化・エネルギー供給が行われており、それによって効果が保たれているからです。写真に限らず動画なども、スピラボのURLから離れるとエネルギー供給がされませんので、その点はご注意ください。
5-6 マントラで活性化する
ビージャ・マントラで活性化
KSHAM(クシャムゥ)
クシャムゥゥゥゥゥゥゥと響かせるように発音する
ビージャは、宝石もしくは種子を意味し、ビージャ・マントラは、チャクラと命を受けたあらゆる根源とに、私たちを結びつけてくれます。短いマントラながらも、スロートチャクラを活性化し、自己表現力を高める、貴重なチャクラ活性化の方法です。
ポイントとしては、KSHAMと唱える際に、第三の目あたりを振動させるようにクシャムゥゥゥゥゥゥゥと長く発音する事です。瞑想時に、ヤントラと併用して活用する事で、よりサードアイを開く事が出来ます。
聖観音の真言で活性化
おん あろりきゃ そわか
聖観音の真言は、第三の目を活性化させる音が多く含まれており、チャクラの強化に効果的なので、サードアイに意識を向け声に出して唱える事をオススメします。
まとめ
第三の目のチャクラは、精神的には、直観や叡智に対応し、現実と目に見えない世界をつなぐゲートの役割を持ち、肉体面では成長、代謝、身体で起こる化学反応全般に影響を及ぼす、心身共に重要なチャクラです。
サイキック能力を望む方の多くは、霊的な修行など集中的に第三の目を開く方法を行いますが、何事もバランスが重要です。他のチャクラ強化と合わせて実践をする事で、安全に第三の目を開き、覚醒に近づくことが出来るでしょう。