思考のマトリックスについて

先日シャーマンさん(以後Aさん)のお手伝いをさせて頂き、その際のプロセスが何かしらの参考になると思い、Aさんの許可を得て記載していきます。

ちなみに、ここで言うシャーマンとは、霊的存在に対する癒しや導きを行う能力、あるいは権限を有する人の事を指しています。

細かい話になりますが、能力を有している人であれば、その能力を行使するもしないも自由意志によりますが、権限を有している場合は、それは役割であり、やるべきお仕事という事になります。

一般的には、『シャーマンは霊障にかからない』と信じられていますが、それは能力の範疇においてという前提があり、能力を超える場合や真実から目を逸らしてしまう場合はその限りではありません。

つまり、シャーマンでも霊障にかかる可能性はあるのであり、それ自体は恥ずべき事であったり問題ではありませんが、その事態を把握出来なかったり、向き合わない、放置してしまうと大きな問題へと繋がってしまいます。

幸いAさんの場合は、大きな問題へと発展する前にサポートを求めて頂いたので、良い形で問題を解決する事が出来ました。

今回のケースは、まずコンサルテーションを受けて頂き、現状や問題の把握を行った上で、必要な対処を行う流れとなりました。

ご提案した内容は、遠隔サポートと指導セッション。

遠隔サポートでは、キャパオーバーとなっているシャーマン独自の空間の整理と、拡張をする事を通して能力の底上げをお手伝いしました。

その際に、1体の悪魔のような存在だけが留まり続けていたのですが、後日指導セッションもあった事から、害にならない程度に対処して終了する事にしました。

と言うのも、シャーマンに関わらず、集まってくる霊的存在というのは、大なり小なり何かしらの縁があるケースが多く、今回のようにシャーマンサポート(シャーマンに対する特別なサポート)を行っても留まり続けるという事は、未解消の因縁があるという意味があるからです。

そのような経緯もあり、指導セッションではその存在への対処がメインテーマとなりました。

Aさんには1体の存在が留まり続けている事を伝え、その存在をどうしたいのか問う事からスタートしました。

まずはAさんに、留まり続けている存在を確認して頂いたところ、「何かいるのは分かるけどハッキリとは分からない」という事だったので、より認識出来るようにサポートを行ったところ、「悲しそうな雰囲気をしている」というところまで分かるようになりました。

次に何故悲しそうな雰囲気をしているのか、その原因を問いかけてみて頂いたのですが、そのやり取りの中で段々と輪郭がハッキリしてきたようで、「レプティリアンに見えてきた」とAさん。

なので、「Aさんにとって、レプティリアンとはどのような存在ですか?」と質問したところ、Aさんは数年前に読んだ書籍からレプティリアンの事を知り、調べていく内に爬虫類人間が地球を侵略している等の情報を得て、レプティリアンに対して嫌悪感を抱いている事が分かりました。

私はその事から、いわゆる陰謀論に該当する情報である事を理解し、多少の真実はあれども、ほとんどは想像や創作といった誤った情報である事、それは真実から目を逸らす為の洗脳としても活用されている事、そしてレプティリアンとは爬虫類人間なのではなく、冷酷無慈悲なそのあり様を『爬虫類みたいな奴らだ』という意味を込めて、ある種族の事を『レプティリアン』と呼んでいた事、そもそも爬虫類型の人間は存在しない事を伝えました。

そして気付いた事があったので、Aさんのアストラル電子袋(生命位相)を詳しく調べてみたところ、裏アカシックが存在しており、Aさん自身もそのレプティリアンと呼ばれていた種族である事が分かったのです。

レプティリアンと呼ばれていた種族はいくつかありますが、その最初となるのがアリニラム星人(オリオン系)であり、彼らは能力自体は高かったものの、能力に比べて心(感情)の発達が未成熟であった為、冷酷無慈悲な振る舞いをしていた種族として、レプティリアンと呼ばれていた訳です。

つまり、Aさんは肉体は地球人であるものの、中身(本人意識)は宇宙人だったという事です。

それらの事から、留まり続けていた存在は元はアリニラム星人であり、堕天した事で悪魔のような存在(魔界系)となり、同族であるAさんの元にやってきたものの、それに気付いてもらえず、そして爬虫類人間として憎しみを向けられて、呪縛が解けず悲しんでいたという事が分かったのです。

一連の真実を知り、洗脳という思考のマトリックスから抜けたAさんは、その存在の呪縛を解き放ち、光の存在へと導く事になりました。

そして、その存在とのサポート関係を約束し、境涯の上昇を目指していく事となりました。

ここでのポイントというのは、自分が信じている事が必ずしも真実ではないという事と、真実がどうであれ、自分が信じている概念を外部に投影してしまうという事。

それ故に、自分の信じた道を進んでいたとしても、真実からはかけ離れていってしまうという可能性が存在している、その可能性を否定する事は驕りにも繋がる、その現実の一端でも知って頂けると、何かしらのお役に立つのではと考え、記載させて頂きました。

物事を正しく捉えるとは、簡単なようで奥が深いものですね。

名誉のために補足すると、アリニラム星人(アリニラム巫女)は、日本に初めて足を踏み入れる事を許可された、優秀な宇宙人です。

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