もしかするとあなたは、「エンパスとは何だろう?」「自分はエンパスなのではないか?」と考えているのではないでしょうか?
エンパスとは一言でいうと、共感する能力(エンパシー能力)の高い人を指します。ここでは、エンパスは共感能力の高い人、エンパシー能力は高い共感能力と覚えてください。
「エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう」の著者であり、エンパスに関する第一人者であるローズ・ローズトゥリー氏によると、日本人の5人に1人はエンパスであると言います。
エンパスは、よく悲観的であったり誤解をされがちです。ですが、エンパスは本来、素晴らしい才能の持ち主なのです。
しかし、それを自覚しオン/オフするコントロールが出来ていないと、
- 人付き合いが上手くできない
- 集団生活に上手く適用出来ない
- 感情のバランスが上手くとれない
など、日常生活を普通に送れなかったり、劣等感を抱いてしまいがちです。それは、とても残念な事であり、もったいない事です。
そこで、この記事ではエンパスについて理解を深め、オン/オフする方法を学ぶことで、より自分らしくいられるようになる方法をお伝えしていきます。自分らしくなれたと感じたとき、あなたはきっと、エンパスである自分を祝福できるようになるでしょう。
目次
1.エンパスとエンパシー能力
1-1エンパスが影響を受けてしまう症状
1-2エンパス診断
2.エンパスのタイプや特徴
2-1エンパスの基本6タイプ
①身体直感型
②身体ワンネス型
③感情直感型
④感情ワンネス型
⑤知的変容型
⑥スピリチュアル・ワンネス型
2-2特殊なエンパス
①動物エンパシー
②メディカル・エンパシー
③ガーデニング・エンパシー
④クリスタル・エンパシー
3.自分の意識を取り戻す意識トレーニング
3-1 エンパスの意識
3-2 エンパシー能力をオフにする
3-3 アファメーションを活用する
3-4 波動写真を活用する
4.エンパスに効果的なエネルギーワーク
①サイキック・プロテクション・フレイム
②マザーアースのゴールドレイ
③シルバーバイオレットフレイム
まとめ
1.エンパスとエンパシー能力
エンパスとは、共感能力が非常に高い人の事を指します。一般的な共感とは違い、特殊な能力で人の痛みや悩みが分かる、などの特徴が見られます。その特殊な能力のことを、エンパシー能力と言います。
また、エンパスの中でも、自覚しエンパシー能力を制御出来ているエンパスと、無自覚ゆえにエンパシー能力に振り回されているエンパスに分けることが出来ます。なお、ここでは前者を熟練したエンパス、後者を未熟なエンパスと呼びます。
熟練したエンパスは、エンパシー能力を意図して活用でき、人の役に立てます。ですが、未熟なエンパスはそれが出来ず、絶えず周りからの影響を受けてしまいます。
1-1 エンパスが影響をうけてしまう症状
- 人ごみでとても疲れる、気分が悪くなる
- 怒りなどネガティブな感情を必要以上に受け取ってしまう
- 感情のバランスが上手くとれず、気分が落ち込んでしまう
などが挙げられるでしょう。
熟練したエンパスであれば対処できる症状でも、未熟なエンパスではダイレクトにその影響を受けてしまいます。
ちなみに、エンパスのほとんどは自覚のない、未熟なエンパスであると言われています。未熟なエンパスが熟練していく為には、まず訓練が重要であり、その前提として自己認識をする事が必要です。
自己認識をする意味でも、まずは簡単な診断をしてみましょう。
1-2 エンパス診断
これからあなたがエンパスかどうかを調べるために、簡単な10の質問をします。リラックスをして、YESかNOかを答えてください。
- 自分だけでなく、人に対しても過敏である
- 魅力的な人に会うと、その人になりたいと感じる
- 本心ではない行動や表現を見たり聞いたりすると、イライラする
- 「あなたは良き理解者」などと褒められると、いつも以上に嬉しい
- 病気や具合の悪い人が近くにいると、気分が悪くなったり痛みを感じたりする
- 人と話をする時、相手が何を考えているか何となく分かる
- 相手に合わせてしまい、自分を出せなくなってしまう
- 相手に強い態度に出られると、頭が真っ白になってしまう
- その場の雰囲気に何となく流されてしまう
- 疲れやすく、体調が悪くなりやすい
いかがでしたか?この質問に一つでも当てはまったあなたは、エンパスの可能性が非常に高いと言えます。
もしエンパスであったならば、熟練したエンパスになるよう訓練をしていきましょう。熟練したエンパスになる事で、上記のような状態を改善していく事が出来るので、楽しみにしていて下さい。
2.エンパスの基本6タイプ
エンパスと一言でいっても、大きく分けて6つのタイプに分類されます。なお、このタイプは一つだけに該当する人もいれば、複数該当する人も珍しくはありません。
まずは、自分がどのタイプに該当するか確認してみてください。それによって、より自分のエンパシー能力を理解する事が出来るでしょう。
①身体直感型
このタイプのエンパスは、他の人の体に起きている事を察知するのが得意です。
例えば、
- その人の表情や素振りを見なくても、体調が悪いのが分かる
- その人が知覚していなくても、痛む箇所が分かる
など、人の体に起きていることを外から感じ取る能力に長けているのが特徴です。このタイプのエンパスは、能力の熟練度が上げることで、高度のひらめきにあふれた母親や父親、セラピスト、ヒーラー、施術者になれる可能性を秘めています。
②身体ワンネス型
ワンネスとは、ひとつであるとか一体であるという意味です。このタイプのエンパスは、他人の体に起きている事を同じく自分の体で体験するのが得意です。
その一方で、コントロール出来ていない段階では、勝手に他人の不調などを体験してしまうため、普通に生活することが難しい場合もあります。
このタイプは、
- お腹が痛い人が近くにいると、それを知らなくてもお腹が痛くなってしまう
- 体調が悪い人がいると、自分も体調が悪くなってしまう
- 腰を痛めている人がいると、突然腰が痛くなってしまう
など、他の人と同じような体験をする事が特徴です。
このタイプは特に、熟練したエンパスになるまでは、苦労をすることが多いでしょう。その理由として、それがエンパシー能力だと自覚していない段階では、自分は体が弱いとか、原因不明な不調の理由を鬱に見てしまうなど、自分を責めてしまうケースが多く見られるからです。
しかし、エンパシー能力をオン/オフ出来るようになればそれらは改善しますし、自分の体は優れた情報の宝庫であると理解するでしょう。
③感情直感型
このタイプのエンパスは、他の人の感情を察知する事が得意です。
例えば、
- 声の調子
- 話し方のスピード
- 発音
- 顔の皮膚の微妙な振動
など、たったそれだけの情報だけで、たとえ相手が正反対の感情を演じていたとしても、どのような感情を抱いているのかが分かるのが特徴です。
このタイプは特に、心理学的な解釈や説明は必要ありません。なぜなら、分析などしなくても、相手の感情に触れることが出来るからです。
④感情ワンネス型
このタイプのエンパスは、他の人の感情をまるで自分のものであるように感じる事が得意です。
その一方で、コントロール出来ていない段階では、勝手に他人の負の感情などを体験してしまうため、普通に生活することが難しい場合もあります。
例えば、未熟なエンパスが人ごみにいると
- 疲れ切ったサラリーマン
- 喧嘩をしている若者
- 株価の動きを呆然と眺めている投資家
- 幸せなカップルを恨めしそうに見ている人
など、他人の感情を意図せず勝手に、自分の感情であるかのように感じてしまいます。このような体験を続けていては体が持ちませんよね。
このエンパスも特に、エンパシー能力のオン/オフが出来るようになる必要があるでしょう。ですが、このタイプが熟練すると、自分の目標とする人や師と意図して一体化する事で、その人の学びを体験し得られるようになるなど、素晴らしい経験を出来るようになります。
⑤知的変容型
このタイプのエンパスは、人の考え方や思考プロセスを、まるで自分のもののように体験し理解する事が得意です。それはまるで、クラウドのデータを一時的に共有するようなイメージです。
例えば、他の人が思考の迷路に迷い込んでしまい、何をすべきか分からなくなってしまっているとします。このタイプは、その人の思考プロセスを自分で体験をした上で理解をし、出口までの道のりを導いてあげられるような、そんな才能を持っています。
自分が知的変容型か知りたい場合は、以下の質問に答えてみてください。
- 音楽や数学、オセロやコンピューターなど、専門性のあるものが好きですか?
- 知的な人といると、強い反応(困難、喜び、放心など)が現れますか?
- 複雑な作業を、その方法を知っている人と一緒にいるだけで、簡単に学ぶことが出来ますか?
- テクニックよりも本質を追求しますか?
- 比喩をよく用いたり、抽象的な事が好きですか?
一つでも該当するのであれば、知的変容型である可能性があります。知的変容型は主に、思考の構造に興味を持つからです。
このタイプは、物事を二つ以上の観点から見る能力が優れていますが、未熟な段階においては、優柔不断に陥りがちです。訓練を重ねる事で、バランスを取り戻すことが出来るでしょう。
⑥スピリチュアル・ワンネス型
このタイプのエンパスは、人の内面をそのまま体験できる能力に優れています。
例えば、
- ある人のスピリットと一体となることで、自分にない資質を体験してみる
- 過去の偉人や聖人のスピリットと一体となれる
など、私たち人間の本質であるスピリットと一体となり、様々な霊的体験や経験をすることが可能です。
また、スピリチュアル・ワンネス型は、今までの5つのエンパスと異なり、誰にでも備わっているエンパシー能力でもあります。身体、感情、知的タイプのエンパシー能力は、生まれ持ったギフトでもあるので、望んで能力開発をすることは出来ません。
しかし、スピリチュアル・ワンネス型のエンパシー能力は、望み訓練をする事で誰でもその才能を目覚めさせることが出来るのです。熟練したエンパスとなることで、その能力を意図して活性化する事が出来るようになります。
2-1 特殊なエンパシー能力
これまでお伝えしたように、エンパスのタイプやエンパシー能力は基本的に6つのタイプに分類出来るのですが、中には特殊なエンパシー能力も存在します。これまでのタイプには該当しないエンパスの方もいらっしゃるかも知れませんので、ここではその中から4つご紹介します。
①動物エンパシー
動物エンパシーは、動物の知性と一体化し、彼らの恐れや好奇心、意識を含むすべてを知ることが出来ます。
しかし、テレパシーやサイキック能力を使って動物の立場を理解しようとすることは、このエンパシー能力には該当はしません。通常、動物エンパスは、人よりも犬やネコなどのペットや動物と会話する方を好みます。
②メディカル・エンパシー
メディカル・エンパシーは、体レベルで相手と結合する能力で、相手の病気を自ら体験し、診断します。
例えば、自らの意識を相手の体内入り込ませることで、それら内面の情報を得て診断するといった事が出来ます。テレパシーやサイキック能力を活用したメディカルリーディングは、相手とのエネルギーの境界線を維持したまま客観的に症状を読み取るのに対し、このエンパシー能力は相手のエネルギーと融合して症状を読み取る点で異なります。
③ガーデニング・エンパシー
ガーデニング・エンパシーは、植物と一体化することで、自分の内面で植物の感覚を感じることが出来ます。
それは、花や観葉植物など、特定の種類にのみ働くこともありますし、全ての植物と同化できる稀有な人もいます。このエンパシー能力も、テレパシーにて植物とコミュニケーションを取ることと違い、エネルギーレベルで植物と同化しそのものになれる点で異なります。
④クリスタル・エンパシー
クリスタル・エンパシーは、クリスタルなどの鉱物の世界を共感する能力です。それは、鉱物のエネルギーや特徴を調べるリーディング能力とは異なり、鉱物の意識を旅する特殊な能力です。
クリスタルや鉱物には、特定の役割があり、その中でも稀に高い意識次元につながっているものも存在します。それらを世の人に紹介したり、ヒーリングアイテムとして活用したりすることなどが、このエンパスの特徴と言えるでしょう。
3.自分の意識を取り戻す意識トレーニング
未熟なエンパスが苦労する理由として、エンパシー能力の制御を出来ていない事が挙げられます。その為、他人と不意につながってしまい、大抵ネガティブな影響を受けてしまうのです。
その状態は、知らない間に意識の遊園地に迷い込んでいるようなものです。その遊園地の乗り物は他人の意識であり、
- 怒り狂っている人の意識である、今にも壊れそうなジェットコースター
- 強い不安を抱えている人の意識である、不規則に回転するコーヒーカップ
など、好ましくない乗り物も多く存在します。
エンパスの場合、意図しなくとも、たとえ気が付かなかったとしても、日常的に他人の意識の乗り物に乗っているようなものなので、いつの間にか気分が悪くなるなど、不調を感じてしまうのです。その状態を改善していく為には、自分の意志で乗り物に乗ったり降りたり出来るようになる必要があります。
それは、自分自身の意識を取り戻したときに可能となるのです。ここでは、自分の意識を取り戻すトレーニング方法についてお伝えしていきます。
3-1 自分の意識を確認する
まず、自分の意識とはどういうものか、本当の自分に目覚めるとはどういう感覚であるのかを体験するために、以下の実験をしてみましょう。
- 目を閉じて楽な姿勢で座ります。自分の内側に意識を向けてください。
- 鼻から息を吸って口から吐く、深呼吸を数回繰り返します。
- 1分程度気持ちを深めて、それから質問をします。「私は今、何に気づいているのだろう?」さまざまな思考が浮かんだり、人によっては何かしらの体感を伴うかもしれません。
- 1分程度、それがどんな体験であれ、ただ感じていてください。
- 自分の意識を外に向け、目を開きましょう。この体験を説明する言葉を見つけてください。
例:沈黙、何か音が聞こえた、何もない暗闇、まばゆい光、など - 本当の自分とはどのような体験だったか、言葉で説明をしてみましょう。
いかがでしたか?
最初の内は、何も感じられなかったり、体験したことを言葉にする事が難しく感じるかも知れません。ですが、繰り返すことで上手く出来るようになりますし、より意識を表面的に捉えられるようになります。
意識とは何か?を感じる事、または体験することが重要であると認識しておくと良いでしょう。
3-2 エンパシー能力をオフにする
意識を認識出来るようになったら、次に自分自身の意識を取り戻す練習をしましょう。
自分自身を取り戻す為には、まずエンパシー能力をオフにする必要があります。何故ならば、未熟なエンパスの段階においては、ランダムにエンパシー能力がオンになってしまっているからです。
エンパシー能力をオフにするテクニックとして、自分の好きなものに意識をフォーカスする方法があります。このテクニックを活用することで、エンパシー能力によって他者と同化していたとしても、自分の意識に戻る事ができます。
では、やり方を見ていきましょう。
- リラックスができて邪魔のされない場所に座るか立ってください。
時間は1,2分程度で結構です。 - まわりを見渡して、一番好きな色を見つけてください。
- その色を好きな理由を声に出して言ってください。
「私は○○の色が好きです。なぜなら○○だからです」
例:私は「赤」が好きです。なぜなら「情熱的」だからです。 - 次は好きな音を探してみてください。
「今、聞こえる音で一番好きな音はなんだろう?」
と、目を閉じて問いかけてみると気づきやすくなるでしょう。 - 目を開いて、その音が好きな理由を声に出して言ってください。
「私は○○の音が好きです。なぜなら○○だからです」
例:私は「音楽の重低音」が好きです。なぜなら「響きが心地よい」からです。 - 最後は一番好きな触感を探してみてください。
目を閉じて色々と触り、感触を確かめてみてみましょう。 - 目を開いて、その感触が好きな理由を声に出して言ってください。
「私は○○の感触が好きです。なぜなら○○だからです」
例:私は「シルク」の感触が好きです。なぜなら「滑らかで肌触りがいい」からです。
いかがでしたか?
人によっては、
- 好きなものを中々探せない
- 子供っぽく感じてしまう
- 言葉に発するのに抵抗を感じる
など、感じるかも知れませんね。
しかし、このテクニックを正しく活用する事で、自分自身に集中し、自分の感覚を取り戻すことが出来ます。
それによって、
- エンパシー能力をオフにすることが出来る
- 言葉で表現する事で、顕在意識と潜在意識のパイプを強化出来る
- エンパシーで受け取った感覚の表現に役立つ
など、エンパスにとって様々な恩恵をもたらせてくれるでしょう。
1日3回程度繰り返すと効果的です。
また、何かいつもと違うな、感情に乱れがあるな、など気が付いたときにこのテクニックを活用すると、それが自分の感覚かどうか分かるようになるのでオススメです。
3-3 アファメーションを活用する
次は、アファメーションを活用したエンパシー能力の制御にチャレンジしてみましょう。ちなみにアファメーションとは、肯定的宣言文を指します。
肯定的な内容を繰り返し宣言する事で、潜在意識に肯定的な意識を定着させ、顕在意識を変えていく方法です。現実は違ったとしても、肯定的な気持ちで宣言をするとより効果的です。
下記の例文全てを唱えてみましょう。一日に何回唱えても結構ですので、余裕をみて試してみてください。
- 私は、自分のエンパシーをコントロールしています。私が、スイッチをオン、オフにする選択をしています。
- 私のハートは聖域です。人のハートの前に、まず自分のハートを訪れます。
- 内なる真実の声を聴いたとき、私は内なる神聖な魂を敬い、その言葉に従います。
- エンパシーを完全に体験する事は安全です。呼吸を通して、私は生きる事への恐怖を解放します。神聖なる魂と良識が私を守ってくれます。
- 私の体は健康で、生命力にあふれています。
- 私は、体に関する誤った観念を手放します。私の体は、完全な霊的存在です。
- 私は、自分の心を知っています。私は、もう人に気に入られる為に、自分の真実を無視しません。過去の偽りの自分を捨て去り、今の自分に目覚めます。
- 私は、自分の知性を尊重します。過去を手放し、どの瞬間も賢明に生きています。
- 私は、真実を知ることを選びます。真実を生きる事を選びます。人に気に入られる為に、もう嘘をつきません。スピリチュアルな勇気を行使します。
- 私は、自分が敏感すぎるという思い込みを解放します。私は、繊細さと強さのバランスを取っています。
3-4 波動写真を活用する
スピラボに来て頂いた方の為に、エンパスのオン/オフのコントロールに効果的な調整波動を、新たに上記写真へと封入しました。この画像をクリックし、大きい画像を表示してください。見たり触れたり、表示するだけでも好影響を得る事が出来ます。ちなみに、トップ画像ではなく、上記画像にのみ波動を封入していますので、分かる方は比べてみても面白いかも知れません。
この波動は、自分と他者の間に快適な境界線を引き、自他共に対する強さをサポートするなど、様々な効果が期待できます。サプリメントのように、プラスアルファの感覚で活用してみてください。
活用アイデアとしては、
- トレーニングの際に表示をして併用する
- 外部からの影響を強く受けていると感じる時に表示をする
- 日々気が付いた時に表示をする
などがオススメです。
余裕があれば、「この写真からエンパスのコントロールに効果的な波動を受取る」と口に出すか心の中で宣言をしても効果的ですので、必要な時に活用してみてください。
波動写真はダウンロードして利用していただいても結構ですが、スピラボ上で見ることが最も効果的です。その理由として、スピラボは、定期的に浄化・エネルギー供給が行われており、それによって効果が保たれているからです。写真に限らず動画なども、スピラボのURLから離れるとエネルギー供給がされませんので、その点はご注意ください。
4.エンパスに効果的なエネルギーワーク
エンパスは、通常の人以上にエネルギーに敏感であり、影響を受けています。肯定的な良いエネルギーであれば喜ばしいのですが、未熟な段階においては、邪気などの悪いエネルギーの方が、強く影響を受けてしまいます。
その理由として、喜びなどのポジティブな感情よりも、悲しみなどのネガティブな感情の方が強く印象に残る心理現象が挙げられます。その為、エンパスは自身のエネルギーについて、人一倍ケアをする必要があります。
ここでは、エンパスにとって効果的なエネルギーワークをお伝えしていきます。念のためエネルギーワークとは、目に見えないエネルギーを活用した、自己を高める方法です。
エンパスであれば、多少練習をする事で、問題なくエネルギーを活用する事が出来るはずです。心身共に楽になる実感を得られますので、ぜひ試してみてください。
① サイキック・プロテクション・フレイム
サイキック・プロテクション・フレイムとは、サイキックアタックや邪気などのネガティブなエネルギーに対して、バリアや浄化を促すエネルギーです。サイキックアタックとは、怒りやいらだち、嫉妬、恨みといった他者からの負の感情によって、自分のエネルギーが攻撃されることを指します。
サイキックアタックを受けると、
- 体調が悪い、だるくなる
- 不安になるなど精神的に不安定になる
- 何をやっても上手くいかなくなる
など、ネガティブな現象が起こります。
この影響は、エンパス、特にワンネスタイプであれば強く受けてしまいます。それを意識的に防御したり、影響を排除する事が出来れば、今までよりも楽に日常生活を送る事が出来るはずです。
それでは早速、やり方について見ていきましょう。
○エネルギーの設定方法
エネルギーの設定は、祈りの言葉を唱え、瞑想をする事で行います。30分程度、瞑想を出来る時間とスペースを確保してください。
その時間の過ごし方として、虹色の炎に自分が包まれている(守られている)ようにイメージをしながら瞑想をすると、より効果が高まりますのでオススメです。
では、次のように祈りの言葉を唱えてください。
「聖ミカエル、私をサイキック・プロテクション・フレイムに同調させてください」
(原文:St. Michael, please attune me to the Psychic Protection Flame.)
上記祈りの言葉を唱える事で、エネルギーを受け取り、設定をする事が出来ます。なお、この設定は1度だけで大丈夫です。
○エネルギーの使用方法
一旦エネルギーを受け取り、設定をすれば、あなたは自分自身の回りに虹色の炎をしたサイキック・プロテクション・フレイムを呼び出すことが出来ます。使用をする際は、次のように祈ってください。
「聖ミカエル、サイキック・プロテクション・フレイムで、私を囲んでください」
(原文:St. Michael, please surround me with the Psychic Protection Flame.)
この祈りは、変更を加える事が出来ますが、『聖ミカエル』と、『サイキック・プロテクション・フレイム』を含まなければなりません。また、サイキック・プロテクション・フレイムは、自分だけでなく、物や場所、状況に対しても使用する事が出来ます。
具体的には、 下記のように祈ります。
・聖ミカエル、サイキック・プロテクション・フレイムで、私の○○を囲んでください
○○を、自宅、職場、車、プロジェクト、資産など、自由に変えて唱えてみましょう。
サイキック・プロテクション・フレイムを活用し、
- サイキックアタックによる悪影響の軽減
- 邪気やネガティブエネルギーに対する防御
- 自分の意識をクリアに保つ
ことで、安全にエンパシー能力を活用していきましょう。
② マザーアースのゴールドレイ
次にご紹介するのは、グラウンディングのエネルギーです。
エンパスは、スピリチュアルな意識が強いため、意識が上に上がりやすいもの。その為、グラウンディングが出来ていないと、フワフワとしてしまいがちです。
ちなみにグラウンディングとは、「地に足をつけて現実を生きる」という意味ですが、スピリチュアル的には、「地球と自分がエネルギーでしっかりと繋がっていて、ブレのない状態」という意味です。
マザーアースのゴールドレイは、マザーアースのサポートのもと、大地にしっかりと根を張りブレない状態をつくります。それでは早速、やり方を見ていきましょう。
○エネルギーの設定方法
エネルギーの設定は、祈りの言葉を唱え、瞑想をすることで行います。5分程度瞑想が出来る時間とスペースを確保してください。
瞑想の際は、自分が大木になったイメージで、根が地球全体に張り巡らされていくようにイメージをします。地球全体に根を張ることができたら、金色のオーラや光が降り注ぎ、自分の周りを覆うようなイメージをしてみましょう。
では、次のように祈りの言葉を唱えてください。
「ただ今から、マザーアースよりゴールドレイの伝授を受け取ります。自分に必要な物しか受け取りません」
エネルギーは好きなだけ感じていてOKなので、瞑想が得意な方は5分以上エネルギーを感じて見てください。
○エネルギーの使用方法(二度目以降)
一度エネルギーを設定すれば、後はイメージをするだけでグラウンディングを出来るようになります。やり方は、自分が大木になったイメージで、根が地球全体に張り巡らされていくようにイメージをします。
地球全体に根を張ることができたら、金色のオーラや光が降り注ぎ、自分の周りを覆うのをイメージし、さらに、それらが根を含む大木全体に広がっていくようにイメージしてみましょう。
最初は上手く出来ないかもしれませんが、練習を重ねる事で誰でもイメージ出来るようになります。エンパスに必要な、現実的な安定感を手に入れましょう。
③シルバーバイオレットフレイム
エンパスでなくとも、ネガティブな影響は受けてしまうものです。
しかし、意図的にネガティブなエネルギーを消すことが出来るとしたら、素晴らしいと思いませんか?
次にご紹介するのは、それを可能とする、ネガティブなエネルギーを燃やして浄化をする紫と銀色の炎のエネルギーです。シルバーバイオレットフレイムは、アセンデットマスターであるセントジャーメインと、慈愛と慈悲をつかさどる大天使ザドキエルによって管理されている、聖なる浄化のエネルギーです。
シルバーバイオレットフレイムは、
- 肉体、感情、精神を含むあらゆるレベルでの浄化
- トラウマやカルマへのアプローチ
- チャクラやオーラをクリアにする
- 空間や飲食物に対する浄化
など、対象は幅広く、この聖なる浄化のエネルギーはパワフルです。それではやり方を見ていきましょう。
○エネルギーの設定方法
エネルギーの設定は、下記祈りの言葉を唱えることで行います。
「I AM a Being of Silver Violet Fire. I AM the purity God desires.」
この文章を3回繰り返し唱えます。
I AM の部分が重要なので、強調して唱えてください。
ポイントとしては、紫と銀色の炎や光が、その空間に広がっていくようにイメージすると良いでしょう。
○エネルギーの使用方法
一度エネルギーを設定すれば、下記祈りの言葉を唱えるだけで、エネルギーを活用できるようになります。
「I AM a Being of Silver Violet Fire. I AM the purity God desires.」
もしくは、
「セントジャーメイン、大天使ザドキエルよ。私は今ここに、シルバーバイオレットフレームを召喚します。」
どちらでも、自分に合った方を3回唱えます。なお、慣れてきたら1回唱えるだけで大丈夫です。
使用する際のポイントは、浄化をしたい対象を紫と銀色の炎や光で包み込むように、イメージするといいでしょう。更に効果を高めたい場合は、ネガティブなエネルギーが燃えて無くなっていくようにイメージをし、余裕があればその情景(ジュッなどの効果音をつけるなど)もイメージ出来るとなお良いです。
なお、気が付いた時で構いませんので、セントジャーメインと大天使ザドキエルへ感謝の気持ちを向けてください。
安全な空間を確保する事は、エンパスの心身に安定をもたらします。また、日常を普通に送れるようになることで、より自由を感じられるようになるでしょう。
なお、エンパスにも効果的なプロテクションや結界について、より詳しい内容を知りたい方は、下記を参照してください。
この記事を正しく理解し、実践する事で、エンパス能力を意図的にコントロールする方法を学ぶ事が出来ますが、熟練したエンパスになるまでにはある程度の期間が必要です。次の章も同様ですが、エンパス能力をコントロール出来るようになるまでの間でも、活用できる実践的な対処方法もあります。具体的な内容については、「エンパシー(共感力)が強くて辛い方に送る効果的な5つの対策」の記事をあわせて参照し、実践をしてみてください。
まとめ
エンパスは、エンパスであることを認識し、エンパシー能力を制御できるようになれば、良き理解者やカウンセラー、ヒーラーなど、素晴らしい奉仕者になる事が出来ます。それこそが、エンパスにとっての喜びであり、本来の自分であるはずです。
ここでお伝えした内容である
- エンパスとエンパシー能力
- エンパスのタイプと特徴
- 自分の意識トレーニング
- エンパスに効果的なエネルギーワーク
を正しく理解し繰り返し行う事で、それを実感して頂けるでしょう。
なお、より熟練したエンパスを目指す方は、ローズ・ローズトゥリー氏の書籍「エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう」を参照する事をオススメします。エンパシー能力を制御する事で、短所であると思っていた才能を長所に変えていきましょう。