生命位相にある本人意識(純意識)、それこそがハイアーセルフの源であるとお伝えしました。
ここで言う純意識とは、我欲などの欲望を持たない意識の事を指します。
分かりやすいように、モラハラやDVを繰り返す男性を例を挙げると、生きている間はパートナーの女性に対して、日常的に苦労をかける事は想像に難しくありませんよね。
そんな性格に難のある男性でさえ、死後に本人意識とコンタクトをとると、パートナーの女性に対して、『自分の事は忘れて、早く良い人を見つけて幸せになるんだよ』と、生前の本人からは考えられないような事を言う訳です。
つまり、個人の性格と本人意識は別意識であるという事です。
では、個人の性格とは、どこと関連しているのでしょうか。
その答えは、心活動にあります。
一般的に心活動というと、胸のあたりのハートの領域の事を想像しますが、実は全く別の領域にて心活動は行われています。
その別領域について簡単に説明すると、地球には12の磁場圏が存在していますが、その12の磁場圏と重なるように、12の力場という領域が存在しています。
その力場とは、現代科学では未発見であり観測出来ない領域になりますが、実はその力場において心活動が行われているのです。
磁場とは、主に情報を保存する領域であるのに対して、力場とは、運動(光速の約400億倍の速度)に関する領域にあたります。
本質的には、まず力場が形成されて、その運動の軌道に沿って磁場が形成される、ここに宇宙的真実があります。
天体(地球)の12の力場は、巨大な集積回路としても機能しており、私たちの心活動(複雑な思考)は、その巨大な集積回路を活用して行われているのです。
12の力場はそれぞれの階層に分かれており、第一から第三階層までが『本能階』、第四から第六階層までが『知性(感情)階』、第七から第九階層までが『理性階』、第十から第十二階層までが『精神階』となっています。
私たちは、例えば、生命の危機に瀕すれば第一階層に心を移動させ、本能の赴くままに行動する時は第三階層に心を移動させ、欲求に沿った行動をする時は第四階層に心を移動させ、勉強をする時は第六階層に心を移動させ、理性的に物事を思考する時は第七階層に心を移動させ、創造的な思考を営む時は第十階層に心を移動させるように、その12の階層(半径800万km)を毎秒ごとに心を移動させながら、心活動(複雑な思考)を営んでいます。
この心活動を営む階層によって、私たちは高尚にも低俗にもなるのであり、心活動を営むからこそ退化するのであり、成長出来ると言えます。
余談ですが、膨大な運動量を必要とする心活動を行っている理由から、私たちは睡眠を必要とするのです。
それに対して、霊体や仏神、神は心活動を行っていないので、睡眠を必要としません。